【サッカー】インカレ出場決定!関大は関西第4代表として『全員サッカーで日本一』を目指す!

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◇第94回関西学生リーグ(後期)最終節対びわこ大◇11月12日◇ヤンマーフィールド長居◇

【前  半】関大 0-0 びわこ大
【後  半】関大 0-0 びわこ大
【試合終了】関大 0-0 びわこ大

この試合に引き分け以上でインカレ出場が決まるという大切なびわこ大戦。この一戦は伝統の関関戦で勝利を果たしたヤンマーフィールド長居で開かれた。最終節ということもあり、両校の部員がスタンドに詰めかけ熱いプレーに歓声を送った。

 

 

試合開始わずか36秒でびわこ大に攻め込まれシュートを打たせてしまう。これは入らなかったもののびわこ大の得点への意識がうかがえる。3分にも速攻でロングシュートを打たせてしまう。しかし、やられてばかりの関大ではない。12分にはコーナーキックを獲得。MF清永の精度の高いボールはゴール前に落ち、MF石井がシュート。しかし、相手GKに弾かれ得点とはならない。その後もびわこ大から石井がボールを奪い取ると左サイドの清永へと渡り、最後にはMF塩谷がシュート。地面に打ち付ける形となり得点にはつながらない。11分後にも清永とDF黒川の連携が奏功し、FW竹下にパスが通る。竹下はシュートを放つも右にそれる。関大の懸命なプレーにスタンドの応援も一喜一憂するが、前半での得点には至らなかった。

 

 

後半は一進一退が続く。15分には石井が負傷交代でMF中井が出場。4月以来のリーグ戦出場に「やるしかないという気持ちだった」と振り返る。その中井が29分にびわこ大DF2人を抜く縦へのパスが通る。これを受けた清永がペナルティエリア内からシュートを放つ。しかし、これは枠外左へと流れる。35分からはびわこ大の攻撃に一時押されるも守り切り0-0。貴重な勝ち点1をつかんだ。

 

 

この勝ち点1で関大はインカレ出場の関西第4代表の座を獲得。『全員サッカーで日本一』を今年最後のチャンスであるインカレに滑り込みで出場を決めた。初戦の相手は東海学園大。総得点だけを見ると東海学生リーグ優勝校の静岡産業大のおよそ2倍。中部大戦では14-0という異例の圧勝を遂げている。要注意間違いなしの相手に関大はどう立ち向かうのか。試合までの期間をいかにサッカーに注げるか、に期待がかかる。【文:水野 真/写真:川﨑恵莉子・西井奈帆】

 

 

▼前田監督
「(これでインカレが決まるというのもあり)固かった。身体に緊張感があった。昨年、関大はこれで負けてインカレを逃している。だからこそ、余計に緊張しているし手堅くというところはあったのではないか。0でとにかくいきたい。1失点はあると思うので、その時は取り返す。バランスを崩さずに1点、2点ということは考えていた。インカレに関西第4代表で出場が決まった。今後は昨年の関学大を見ても、今年の明大を見てもスタート11人で決勝までは難しそう。15人ぐらいがスタメンとほぼ同じレベルにいないといけない。Aチームの選手たちが切磋琢磨してその15人の中に入るということをしないといけない。ハードな日程で誰かが変わっても、チーム力が落ちないということは重要」

▼石井主将
「大院大戦に負けてからやれることをやるしかないということは言っていた。自力でインカレを決めれるということがあった。(今季を現時点までで振り返って)僕自身は自分一人が引っ張っているイメージはない。『お前ら俺についてこい』というキャプテンではない。みんなのサポートがあって主将を務めることができている。それは、諸石や(前川)黛也、(山下)智大であったり、支えてくれるメンバーがいるおかげ。そして、4回生の中でもチームを良くしていこうという考えを持った選手がたくさんいる。他のカテゴリーでもチームを良くするということを念頭に置いていた。今年はそれが主に出ているのかなと考えている。インカレに向けて、自分たちのやってきたハードワークや全員で攻撃、全員で守備というのをしっかりとやっていかないといけない。さらに質をあげていってレベルアップを図りたい」

▼FW竹下
「大阪学院に負けて、結構情けない試合をしてしまった。今日のびわこ戦で勝ち点1を取ればインカレに行けることはわかっていたので、関大らしく一体感を持って、自覚と責任を持ってやっていこうと話をしていた。試合前もそういう話をして意識していた。めちゃめちゃ決定的な場面はなかったけど、チームとして勝つことしか考えていなかった。シュートチャンスはあったし、後半も打てるところでパス出したりもしている。もっとゴールへの意識は必要。失点0は嬉しいけど、得点も0なのは悔しい。インカレは1年、2年と出ることができなかったし、すごい出たい気持ちは強かった。関東のチームより関西の方が強いということを証明したい。関大がどの大学よりも良いチームというのは自負があるので、それを証明にするためにも出たかった。新しいことをするのではなくて、質の向上に努めて、全員サッカーというのを出していきたい」

▼FW加賀山
「自分たちの結果次第でインカレが決まる試合だったので、やることははっきりしていた。欲を言えば勝ちがよかったが、まずは全国を決めなければ話にならない。前半や後半の立ち上がりに点を取れればよかったが、残り10分からは引き分けでもいいという全員の理解があった。(リーグを振り返って)リーグ序盤は関大のスタイルである前からの守備が徹底出来ていなかった。4節目の初勝利からは自分たちの形でできて、関西選手権優勝にもつながった。でも攻撃面はまだまだ未熟。インカレまでの残り1ヶ月は、攻撃のバリエーションにこだわっていきたい。第4代表で1試合多くなったが、そこで勝てば勢いに乗れる。前向きに考えていきたい。最近は応援に来てくれる人も増え、野球も頑張っている。自分たちが全国で結果を残すことで他の部にも影響を与えられると思う。でも、まずは1勝。強いチームを作っていきたい」

▼MF森主
「最悪のことを考えると4回生にとっては最後の試合になるかもしれない。過ごしてきた1年間で激しくもあり、みんなで言い合えた1週間になったのではないか。(試合を振り返って)もちろん勝ちたかったのが本音。数多くの試合をする中でこういう試合もある。無失点で終えることができたのはよかった。びわこ大は自分たちの得意な相手ではなかった。もう少し自分たちのペースに引き込めるようにしないといけない。個人としては自分のやれることは走ることなので、とりあえず走っていた。後期に出た課題を克服して東京に行ければベスト。また、4回生のいいところをどれだけ盗むことができるかということは個人として取り組んでいきたいところ。個人としてインカレは昨年行けなくて悔しい思い出がある。素直にうれしい。総理大臣杯で自分たちは全国ではまだまだ通じないということはわかっているので、日本一へのスタートラインに立てたと感じている」

▼MF清永
「自分たちの目標は全国大会に出て、日本一になること。あくまでも通過点。一応、自力で決めるためには引き分け以上に持ち込まないといけないというプレッシャーというのが若干あった。0点で抑える。無失点、守備をしっかりとやるということを念頭に試合に臨んだ。自分は全然で、みんなで抜けたところをカバーしたり声を掛け合っていた。それが無失点に繋がったように感じている。(インカレ決定を振り返って)自分が1年生の時に出場はしたけど、スタンドで応援をしている形。今度は4年生で、ピッチに立てる資格をもらえた。少しでも長く過ごしていきたいので、そして最後喜べるようにやっていきたい。それまでの期間は今までやってきたことを練習の中で続けて、初戦へとつなげていきたい」

▼MF塩谷
「『全員サッカーで日本一』を掲げていて夏も悔しい思いを持っているので、冬は何としても日本一を達成したい。引き分けでもいけるということだったが、あくまで勝ち点3を狙っていた。その中で、ラストプレーとかはチームとしてインカレを狙うためだった。4回生とサッカーをやるのが今日で最後にならないようにという思いはあった。自分がイメージしていたプレーはできなかった。今年は(ポジションが変わり)守備はもちろん得点は取れているし常に狙っている。ペナルティエリアに入ったりシュートを狙うのはもっとやってもいいかなと思う。今のチーム状態では日本一になれるか分からない。関大の持ち味の前線からのプレスに磨きをかけ、それを90分通してやれれば上に行けるポテンシャルはある」

▼MF金沢
「インカレに行くのが1つの目標だった。今日の内容は良くなかったが、失点もなく目標が達成できた。今年のリーグは後期に初めて出場して、出場時間は少なかったが使ってもらえた。最近は納得いかないことも多かったが、今日は良いプレーが出来たと思う。チームとしては練習から自分たちでやっていこうという声かけ増えてきて、良い雰囲気のなかで試合を想定してやれている。でも、今日のような試合も多いのでインカレまでに修正したい。(インカレに向けて)『全員サッカーで日本一』という目標を達成するために、自分に出来ることをしたいと思う。まだメンバーに入るか分からないが、ピッチに立てない仲間の分も頑張りたい」

▼DF諸石
「この1週間は、自分もチームのみんなもストレスを感じていて、正直きつかった。だから今はとりあえずインカレが決まって安心している。今日はあわよくば点を取って勝ちたかった。点を取らないといけない時に取れなかった。でも、その中で失点がなかったのは、ポジティブに考えている。1点を取るためのトレーニングをインカレまでの1か月でやっていきたい。びわこ大は1部残留が決まっていて、相手の4回生が最後だから勢いがあってやりづらくて、最初は圧倒された。リーグ最初の3連敗があったけどうまく上昇気流に乗れた。みんなで考えて取り組んだ結果がそこからの連勝につながった。もちろん最初から勝てればよかったけど、今思えば最初の3連敗があってよかったとも思う。『全員サッカーで日本一』を達成できるのはトップだけであって、インカレは僕自身もサッカー人生最後の試合だから、全力で全員で勝っていきたい」

▼DF池端
「まずは0でいこうと。最低条件は無失点でインカレが決まるということを話していた。点は取ることができなかったが、失点せずに終われてよかった。今日のプレーは100点満点でいうと40点。自分のところを狙われていて、(ポジション的に)対峙する相手はプロが決まっていてうまかった。対人のところはできたけどやられたところもあった。でも、総合的に考えると40点。次で100点を出せるようにインカレに向けて準備をしたい。立ち上がりの部分であまりいけなかった。(インカレに向けて)チームとしては新しいことをするよりはハードワークをしていく。関大の良さを関東でしっかりと発揮できるようにということは思っている」

▼DF黒川
「『全員サッカーで日本一』を目指して、引き分けだったが、決められて良かった。これから改善していかないところはたくさんあるが、とりあえずインカレを決めれてほっとしている。守備は前から行くのは良くなってきているが、もっと質を高くしていかないといけない。攻撃でも良くない。このサッカーでは全国で通用しないので、精度を高めないといけない。今日は勝ち点1でいけると監督からも言われていた。まだまだぬるいところはあるが、0で抑えれたのが良かったところ。(上級生は)見ているだけでインカレに行きたいという思いが強い。自分もそれに負けないように気持ちを強く持った。個人としては課題だらけ。攻撃で自分の特徴出せるように、そのためにも守備からしっかりやっていきたい」

▼DF荒木
「チーム全体だと引き分けでインカレに行ける。先週は失点をされた。だからこそ、今週は失点しないように考えていた。自分たちのやろうとした最低限のことはできた。ただ、今日のゲーム内容には全然納得がいっていない。今日勝ち点を取れたことは次には繋がった。それだけはよかった。個人としてはそこまでいい感じはなかったけど、悪い感じもない。後ろからの配球を増やせればと思った。1年越しのインカレは嬉しいし楽しみ。今日の課題や精度やクオリティを高めていかないといけない。去年と違ってタフになってきている。これはいいところだと思う。インカレは休み期間が短い。もっともっといい練習をして、短期間で戦えるようにしていきたい」

▼DF中井
「(途中出場するときにスタッフから)守備を意識するように言われていた。でも、緊張してあんまり覚えていない。久しぶりに前期第2節以来ベンチだったので、かなり緊張した。ミドルシュートを意識ということや色々言われた記憶があるが、あまり覚えていない。やるしかないという気持ちだった。球際を強くやっていこうとは思っていた。(石井)光輝くんはセカンドボールを拾えるけど、自分にはまだない。インカレで一緒にできるので、見て吸収をして、来年、再来年でそれを活かせるようにしないといけない。試合では1本良い縦パスを出せた。自分の持ち味を出せた。自分がバタバタしていると落ち着きないと思われるので冷静にやれたのではないか。課題は守備の部分。練習ではやっているけど、技術が高い選手と対戦することでやはり課題が見えてくる。感度をあげた練習をしていきたい」

▼DF畑中
「練習から引き分け狙いとかではなく、勝ってインカレに。勝ち点3を目指していくという目標の中で練習をしていた。チームの特徴である前からプレスであったり、いろいろと突き詰めてやっていこうという話があった。試合では気持ちを全面に出したプレーは、短い時間だったけどできたかなと。ロスタイムの時間しか出ることができなかったというのではなく、3分出ることができたと捉えて次にどうすればいいかということを考えていきたい。前後半やることをしっかりと試合でできるようになっていかないといけない。インカレが決まったことはめちゃめちゃ嬉しい。1年生の時にインカレには出たけど、自分はスタンドから見ていた。でも、今回は所属しているチームで決まった。これは良かったと思っている」

▼GK前川
「長らくインカレに出れていなかった。自分の代で力を合わせれたのはでかい。勝ちたかったですが、勝ち点1をどれだけのは良かった。ディフェンダーとは失点しないような守備をしようと話していた。勝ち点1を考えながらの試合展開にしていこうと思っていた。点を取れなかったのは改善点だが、0で終われたのは良かった。『全員サッカーで日本一』にするために短所ではなく、長所を徹底して伸ばしていけるようにやっていきたい」