【サッカー】[FC2008]KSLカップ連覇への挑戦! 攻撃陣の修正必須

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◇2016KSLカップ1次リーグ第2節対St.Andrew’sFC◇10月29日◇桃山学院大学グラウンド◇

【前  半】関大FC2008 1―1 St.Andrew’sFC
【後  半】関大FC2008 1―1 St.Andrew’sFC
【試合終了】関大FC2008 2―2 St.Andrew’sFC

昨年、無冠の関大サッカー部が最後の最後でタイトルを手にしたKSLカップ。保手濱監督は「連覇できるのはうちだけなので、そこを意識したい」と、狙うは今年も頂点のみ。昨年のあの歓喜の再現だ。この日は、同時刻にトップチームが関関戦を戦う。選手を後押しする応援団は不在も、熱いハートで挑む関大FC2008イレブンがピッチに立った。

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関大のキックオフで試合が始まると、最初にチャンスが訪れたのは相手だった。この日対戦するSt.Andrew’sFCは夏に行われた天皇杯予選で敗れた因縁の相手。立ち上がりCKからゴール前を脅かされた。しかし、阪本ゲームキャプテンが「同じ相手に二度も負けられない」と話したように、気迫あふれるプレーが随所に見られる。全員が積極的なプレスをかけてボールを奪い、徐々に中盤を支配。FW鐘尾、FW鎌田が積極的に裏のスペースに抜け出し、攻撃陣をけん引した。

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細かい足元のパス回しも披露して完全に試合の主導権を握るも、ゴール前で合わせきれないもどかしい時間帯が続く。試合が動いたのは前半38分過ぎ、MF島田の右足から先制点は生まれた。

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相手のクリアボールを奪うと、そのままシュートコースに持ち込み、ミドルシュート。これが見事にゴールネットに突き刺さり、重い扉をようやくこじあける。これで勢いに乗りたかったがその直後、相手にセットプレーのチャンスを与えると、ゴール前で競り負けて失点。関大ペースで試合を優位に進めるも、追いつかれて前半を折り返す。

後半もボールを支配したのは関大だった。すると後半8分、ゴール前の混戦からFW大久保がこぼれ球を押し込み、勝ち越しに成功。

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しかし、「数少ないチャンスをものにされてしまった」(保手濱監督)と振り返ったように、再び失点を許す。前がかりになったところをカウンターで突かれた。その後も、優勢な状況を保つが、ゴールが遠い。何度もペナルティエリアに侵入するも、シュートシーンで迫力を欠いた。

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最後まで勝ち越しを狙ってピッチを駆け巡るも、タイムアウト。その瞬間、選手たちは天を仰ぎ、悔しさをあらわにした。

試合後、阪本は「FCの課題が出てしまった」と得点力不足を嘆いた。連覇に向けて課題を再認識させられ足踏みとなったが、まだ可能性が消えたわけではない。次節引き分け以上で次のステージでの戦いが決まる。今節のうっ憤を晴らすべく、ゴールラッシュに期待だ。【文:高橋良輔/写真:柴村直宏】

▼保手濱監督
「KSLカップを優勝しようとやっていて、負けないことに力を入れてきた。今日の相手は天皇杯予選で負けた相手で、同じことは繰り返さなかったけど勝ち切れなかった。最後の精度の低さが出てしまった。中盤でボールを持っているだけでは勝てないスポーツなので、最後に枠を捉えることができるか、決め切れることができるかが課題になる。勝てるチャンスは十分にあったけど、決め切れずに逆に相手に数少ないチャンスをものにされてしまった。いつも言ってることだけど、まだまだ集中仕切れていない選手もいるし、高いテンションを維持していかないといけない。4回生にとっては最後なので、残り全て勝って昨年の優勝の再現をしたい。連覇できるのはうちだけなので、そこを意識して頑張りたい」

▼阪本ゲームキャプテン
「前にやられた相手なので同じ相手に二度も負けられないと意識していた。チャンスはたくさんあったけど、決め切れずに逆に戻ることができなくて失点のシーンもあった。引き分けに終わってしまって悔しい。中盤で相手があまり取りにこなかったのでボールもキープできていたけど、FCの課題が出てしまった。最後を決め切ること、そこはもっと意識していかないといけない。自分もセンタリングが半分くらい相手のニアのディフェンスにクリアされる場面があって、チャンスを作ることができなかった。次は引き分け以上で次のステージが決まる。でも、しっかりと勝ちを目指してFC最後の大会を連覇できるように頑張りたい」