【ホッケー】苦しい展開も耐えた! 元吉主将の劇的弾でリーグ最終戦勝利をつかむ

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◇平成28年度関西学生秋季リーグ順位決定戦対同大◇10月30日◇立命館大学大阪いばらきキャンパスOICフィールド◇

【前半】関大0―0同大
【後半】関大1―0同大
【試合終了】関大1―0同大

1点の壁に泣き、前日の試合を落とした関大。悔しい敗戦に終わったのも束の間、連戦となるこの日にリーグ最終戦が行われる。相手は同大。この1年間、新チームが発足した当初から意識し続けた相手だ。「リーグ最終戦で絶対に勝つ」(元吉主将)。チーム改革を掲げて厳しい練習を重ねてきた1年間の集大成、リーグ最終戦がスタートする。

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同大のセンターパスから試合が始まると、いきなりチャンスが訪れる。開始早々、同大の選手が反則で2分間退場。数的有利となり、畳みかけたいがパスがつながらない。攻撃の起点となる元吉、松森にボールが渡らず、相手に試合の主導権を握られる。18分過ぎには、PCを3本連続で与える劣勢。しかし、GK小谷を中心に全員が体を張って守り抜く。

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なかなかゴール前まで運べない時間帯が続き、苦しい状況を抜け出せないが、この日は最終戦。選手の思いの強さが随所に見られる。特に4年生の意地のプレーが光った。浅井は前線にロングパスを送り続け、そのパスに中野が対応。

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気迫のこもったプレーでチームを鼓舞し続けた。前半終了間際にはようやくボールが収まるようになり、反撃の糸口をつかんで折り返す。

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敗北は決して許されない。「全員やろうとしていた」と元吉が振り返ったように、連戦の疲労が残る中、選手たちは走り続けた。しかし、後半も相手のリズムを変えることはできず、防戦一方。最終ラインで守り抜いて得点は許さないものの、シュートすら放てないまま時計の針が進む。

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0-0のままSO決着が脳裏によぎる中、試合は劇的な結末を迎えた。残り2分を切り、両選手とも体力の限界が垣間見える中、元吉がこぼれ球に反応。そのまま持ち上がり、スティックを振り抜く。

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「がむしゃらに打った」という言葉通り、思いの乗り移ったボールはゴールネットに吸い込まれ、待望の先制点が生まれる。選手たちはガッツポーズで喜びを爆発させ、そのまま逃げ切り1-0で試合終了。見事に勝利を収め、最終戦に花を添えた。

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試合後、選手たちからは笑顔がこぼれた。昨日の悔しさを晴らし、全員でつかんだ白星。反省点はあったものの、最後に4年生へ勝利を届けた。「あきらめずに最後まで、やりきりたい」(元吉)。この勢いのまま、インカレの舞台でも戦い抜く。目標の1勝を挙げ、最後も笑顔で締めくくる。【文:高橋良輔/写真:柴村直宏】

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▼元吉主将
「1回勝ったチームにもう一度やった時に負けることが多くて、相手の気持ちに負けてしまうことが課題。昨日も負けてしまって、同じことを繰り返さないようにリーグの集大成で絶対に勝とうと思っていた。1年間同志社を意識し続けて、最後も戦うことになった。苦しい展開だったが、あと1分30秒でもう一回自分を奮い立たせた。(ゴールシーンを振り返って)得意なコースだったので、がむしゃらに打ったら入ってくれた。素直にうれしかったけど、全員で得点を取りたいと思っていてPCも色々なパターンを練習していたので、そこが結果につながらなかったのは悔しい。でもFW陣も昨日より良かったし、全員やろうとしていた。同志社に勝つことと、インカレ1勝を目標にやってきた。残り少ないし、練習機会もあまりないけど、あきらめずに最後までやりきりたい」