【ラグビー】京産大に完敗。全国大学選手権出場に黄信号灯る

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◇2016ムロオ関西大学Aリーグ第4節対京産大◇10月23日◇宝が池球技場◇

【前半】関大14-31京産大
【後半】関大0-33 京産大
【試合終了】関大14-64京産 大

今季初白星を挙げた前節の摂南大戦から一転、悔しさが残る一戦となった。京産大の猛攻に苦しみ、前進しようにも相手のディフェンス陣が 許さなかった。前半に2トライを決めたが、50点差で敗退。関大が得意とするセットプレーでも、力の差を見せつけられた。
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序盤にペナルティーゴール(PG)で3点を先制されるも、5分にWTB久保田が相手のキック処理のミスをつきターンオーバーすると、そのまま独走し左中間にトライ。「最初に自分自身がミスをしてしまい、それを取り返そうという気持ちで成功させた」(久保田)。WTB竹中のキックも成功し逆転。
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また、11分にはFWが相手陣で起点を作ると、SH増田からパスを受けたLО野村がインゴール中央に飛び込んだ。竹中のキックで点差を広げる。
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「立ち上がりは良かった」(PR後藤ゲームキャプテン)。しかし、シンビンによりFB和仁原が10分間の退場。選手が1人欠けている中、2トライを許す。その後も、立て続けに失点し前半は14-31で終了。
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後半も試合の主導権は京産大が握った。この日9本のゴールを成功させたSO高原を中心に個の能力で上回る相手に圧倒される。終了間際には、敵陣5㍍ラインまで攻めこみチャンスを演出するが、ペナルティを犯し自滅してしまった。後半はノートライに終わり、追いすがることができずノーサイド。
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試合後、「完全にやられてしまった」と桑原監督は振り返った。セットプレーでは相手にFWの力の差を見せられた。また、この日は主将の高本が練習中の脳震とうにより欠場。「みんな大志一人に頼るわけにはいかないし、自分たちが自立していかないといけなかった」とゲームキャプテンを務めた後藤は語ったが、精神的支柱を失った代償は大きかった。次なる相手は首位を走る同大。関西一のタレント集団が相手だが、関大本来の持ち味であるセットプレーやタックルの精度を上げ、全力で勝ちに行く。【文:柴村直宏、谷 風花/写真:嶋健太朗】
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▼桑原監督
「完全にやられてしまった。精神的なダメージが強い。全体的に悪くはなかったが、セットプレーでは京産大にFWの力の差を見せつけられた。今シーズンあと3戦あるが、今日の経験を活かしFWの差を埋めたい。また、長期的にも来年の新チームに向けて、修正していきたい。ひたすら頑張るしかない。次の試合は絶対に勝つ」

▼PR後藤ゲームキャプテン
「立ち上がりは良かった。BKが展開してトライを取れた。ファーストスクラムで押されてしまって、FWが負けていた。80分間京産のFWに押された。こういうところを今後修正していかないといけない。スクラムでもモールでも力負けしてしまった。大志(高本主将)がいない分も勝ちたかった。みんな大志一人に頼るわけにはいかないし、自分たちが自立していかないといけなかった。次の試合までは3週間空くから、ダメだったところはリセットして一から詰め直していきたい。同大は強いが勝ちたいし、全力で向かっていきたい」

▼LO野村
「試合前に京産のディフェンスは内に寄っていると分かっていたから、積極的に外に出していこうと言っていた。あのトライに関しては、自分は出してもらったボールを受け取って走るだけだった。チーム全体で取ったトライだったと思う。今シーズンはメンバーに入れていなかったりした分、アピールが必要だった。自分のトライでチームの勢いを作るぞ、と思っていた。ただそこからは、相手のペースでいた時間が長かった。スクラムから京産の土俵に持ち込まれたし、モールも厳しかった。自分たちの原点であるディフェンスに立ち返るべきだった。LOはポジション争いが激しい。まずは3週間自分をアピールしたい。試合に出れたならハードワークに徹して、安定感のあるプレーとタックルを見せたい」

▼WTB久保田
「前半戦はいい形の試合だった。トライは、最初に自分自身がミスをしてしまい、それを取り返そうという気持ちで成功させた。後半では、タックルが甘く感じられた。もっと精度を上げないといけないと思っている。今日の試合の反省点としては、自分の周りのバックスの選手と連携がうまくとれていなかったこと。次の試合では、まず、タックルをきちんと決め、チームでトライできるようにしたい」