【ソフトボール】黒田が劇的サヨナラ弾!3位でリーグを終える

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◇平成28年度関西学生秋季リーグ最終節対神院大◇10月22日◇サザンスタジアム◇

神院大 030 00 =3
関 大 002 03x=5

ダブルヘッダーの1戦目で四天大に快勝を収め、勢いに乗る関大。この試合に敗れると入れ替え戦の可能性も出てくるため、何としても勝ちたいところだ。
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先発したのは高桒。だが、二回に神院大打線に捕まる。先頭が左前打で出塁。さらに、盗塁と暴投で無死三塁のピンチを招くと、次打者にあっさりと右前適時打を許してしまう。踏ん張りどころだが、6番・藤原に一発を浴び3点目を献上。ここで、関大ベンチは高桒を諦め、松田にスイッチした。松田は一人走者を背負ったものの、後続を抑え得点を与えない。
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早く追いつきたい関大は三回裏。2つの死球と9番・前田のバントヒットで1死満塁の好機を演出する。ここで、打席には3番・川添。しっかりと捉えた打球は左前へ。この間に、2人の走者が生還し1点差。主将が反撃ののろしを上げた。
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四回表の守備では、2死一、二塁の場面。松田が丁寧な投球で1番・末武を投ゴロに打ち取ると、エースは気迫全開の雄たけびを上げた。
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100分タイムオーバー制により、五回裏の攻撃が最終回となることが濃厚。だが、ここで関大戦士が本領を発揮した。先頭の前田が死球で塁に出る。続くは、今季好調の1番・高城。きれいな流し打ちで右前に運ぶと、相手の守備のほころびもあり、無死一、三塁とする。「決めてこい」。打席に入る2番・黒田に川添主将は一言そう伝えた。この期待に左のスラッガーが見事に応える。快音を残した打球はライトフェンスを越えて着弾。本塁打を確信した黒田はガッツポーズをしながらダイヤモンドを一周する。ホームイン後は、ヒーローをたたえるメンバーの笑顔で歓喜の輪ができた。
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劇的なサヨナラ弾でリーグを3位で終えた関大。しかし、ここ2年の戦いぶりと比べると物足りなさを感じる。川添主将も「各自課題が顕著に表れた」とリーグ戦を振り返った。今秋に味わった悔しさは、関西の覇権奪還と創部初の日本一という結果で晴らす。来春には、勝負の夏に向けてレベルアップした姿に期待だ。【文/写真:嶋健太朗】
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▼川添主将
「2部降格の可能性があった。勝つしかない状況で2つとも勝ち切れたのは大きい。黒田には打席に立つ前に『決めてこい』と伝えていた。やってくれるだろうと気楽に見守れた。こ
のリーグは各自課題が顕著に表れたと思う。このままでは、夏に勝つのは厳しい。結果を真摯に受け止めて自覚を持っていきたい。チームとしてもバッターとしても成長したいと思っていて、京産戦は満塁で打てなかった。今日チャンスで打てたのは成長かなと感じる。秋は期待に応えられなかった。インカレで絶対に上位で勝てるように。悔しい思いをバネに春に向かって本気で臨みたい」

▼松田
「2つとも勝ててすごくよかった。自分の役割を果たせたと思う。最近状態自体はよくなくて、緩急とコース、上下左右を意識して丁寧に何とか抑えようと投げられた。(自身の本塁打について)上がりすぎたと思った。いい感じに風に乗ってくれた。全員誰が出ても勝ち切れるようにしていかないといけない。大久保と高桒はここからの部分もある。春に向けて自分も含めて投手陣が頑張っていかないと。最後の年になる。明日から夏に向けてのスタート。自分が投げたら絶対に勝つくらいの信頼を得らるように、大事な場面で任されるようにしたい。日本一取れるように、上を向いてトレーニングしていきたい」

▼黒田
「キャプテンから『決めてこい』と言われた。自然と振り抜けた。四天大戦は、関大ペースで試合ができていた。神院大戦は先制されて、正直厳しい試合だったが、何か起こりそうな雰囲気があった。最後は運もよかったと思う。リーグ通して率が低かった、今日は打てたが、上位を打たせてもらっているので、もっと鍛えていかないといけない。チームとしては勝てる試合を落としてしまった。一人一人頑張ってチームとして成長できるようにしていきたい」