【サッカー】[ULTRAS/REDGROW]関大対決第2弾はULTRASがREDGROWを下す!

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◇Iリーグ2016【関西】年間総合優勝チーム決定戦準々決勝関大ULTRAS対関大REDGROW◇10月23日◇関西大学千里山キャンパス中央グラウンド◇

 

【前  半】関大ULTRAS 2-0 関大REDGROW

【後  半】関大ULTRAS 2-0 関大REDGROW

【試合終了】関大ULTRAS 4-0 関大REDGROW

 

1回戦では関大SOLEOとの関大対決で5発を奪い、勝ち進んだ関大REDGROW。待ち構えるのは上のカテゴリーの関大ULTRASだ。会場は互いにホームの千里山キャンパスとあって、スタンドには他のカテゴリーの仲間が応援に駆け付けた。試合前にはフィールド、スタンドが一体となって中央グラウンドに関大の学歌をこだませた。

 

ULTRASのキックオフから試合がスタート。立ち上がりからREDGROWが果敢に攻め上がるも、得点には結びつかない。すると、流れはULTRASへと傾く。13分に右サイドからのクロスからMF下村がシュートを放つもわずかに上を超える。ただ、続く15分にゴール前左寄りの位置からFW村中が右足を振り抜くと、キーパーの手の先を超えゴールネットを揺らした。反撃に出たいREDGROWも、FW西岡がゴールへ迫るが枠を捉えることができない。36分にはMF牧野のミドルシュートをREDGROWのGK・大薄が間一髪のセーブを見せるが、直後のコーナーキック(CK)からMF山下が押し込み、ULTRASが追加点を挙げる。MF田中がカウンターからゴールを狙ったREDGROWだったが右に外れ、ULTRASが2点のリードを奪い後半を迎えた。

 

 

後半6分、REDGROWはカウンターで左サイドを駆け上がる。中の人数は十分だったが、ここはULTRASのDF永保が必死に足を伸ばしてピンチの芽をつむ。守備ではREDGROWも負けていない。GKの大薄が幾度となくファインセーブを連発。互いに好守備で次の1点が入らない。それを打開したのはULTRASのFW田上だった。30分、華麗なドリブルでディフェンダー2人を抜くと「あとは流し込むだけだった」(田上)と難なくキーパーとの1対1を制して貴重な追加点。37分には山下の強烈なミドルシュートを大薄が防いだが、そのこぼれ球に村中が反応した。「練習から意識していた形で狙っていた」というゴールでダメ押し。REDGROWも再三好機を作るも、1点が遠かった。

 

 

関大対決を制したULTRASがトーナメントを勝ち上がった。敗れたREDGROWの4年生は引退。何度も好セーブを見せ、試合を引き締めたGKの大薄(4年)は試合後、スタンドへの挨拶では悔しさで言葉を詰まらせた。「次は今まで通りサポートをして、どうやったら日本一になれるかを考えて行動していきたい」(田中・4年)。『全員サッカーで日本一』へ立場は変われど、最後まで諦めない。ULTRASの山下は「REDGROWとSOLEOの思いを背負って関大のⅠリーグ代表としてまずは全国大会出場を決めたい」と力強く語った。悲願達成まで、1戦1戦確実に勝利を積み重ねていく。【文:林 亮佑/写真:大島涼太郎・谷 風花・水野 真】

 

 

▼古橋コーチ(ULTRAS)

「SOLEOとの試合を見て、ロングボールの対策をはっきりさせてボールを拾ってコートを広く使えるように1週間やってきた。それができたので良かった。難しい試合になると思ったが、4点取って無失点だったので良かった。全体的に集中していた。(村中は)特徴として常にゴールを狙っている。フォワードとしての嗅覚が良かった。ロングボールの対応はできていたけど、前半は前から来る球に途中から考えすぎていた。ゲームの流れを読んで、自分たちで判断しないといけない。関大の思いを背負って責任を持って代表として戦っていきたい。どっちが勝ち進んできても両方とも強いチーム。コンディションを整えていきたい。日本一までは1試合1試合勝っていきたい」

 

▼ULTRAS・山下ゲームキャプテン(2点目)

「立場上ULTRASが上で勝たないといけない。また、REDGROWが勢いを持ってやってくる。そこは気を付けないといけないと感じていた。チーム的には気持ちも入り相手に試合をさせなかったのはできたのではないか。対策の効果が出たと思う。個人としては気持ちが高いあまりに逆に緊張してしまった。悔しいところ。チームが勝ったのはよかったので次に向けて切り替えていきたい。準決勝に向けてはやることは変わらない。REDGROWとSOLEOの思いを背負って関大のⅠリーグ代表としてまずは全国大会出場を決めたい」

 

▼ULTRAS・村中(1、4点目)

「向こうも負けたら引退だが、こっちも負けたら先輩が引退なので気持ちを入れて臨んだ。相手関係なくいつも通り準備して、良い結果が出た。練習前から対策を練った。ディフェンスラインが弾いてからのセカンドボールを拾えて良い形が作れた。これからも継続していきたい。(1点目は)まずシュートを打っていこうという感じで、当たりは悪かったけどゴールを決められた。2点目に関しては練習でも意識していた。ボランチがシュートを打って、こぼれ球がくることがあったので狙っていた。良い収穫になった。セカンドボールを拾ってからのイージーミスが目立った。確実につなぐと良い攻撃ができる。今日の先輩の悔しそうな顔を見たら、一生懸命やることが大事。もちろん次も勝つ」

 

▼ULTRAS・田上(3点目)

「相手がREDGROWで気持ちも入ってくる。良い感じに入れたし、得点も取れたので全体的に良かった。REDGROWの中でも同期には負けたくない。ロングボールの競った後は脅威だった。しっかり無失点でいけたので良かった。相手のミスからだったが、自分の良い位置にいけた。股抜いてゴールを決めると思っていたので、抜いてからは流し込むだけだった。今日勝ったからには関大代表として気持ちの入ったプレーを見せないといけない。プライドを持って、全員で戦って勝ちにいきたい」

 

▼東コーチ (REDGROW)

「前節の勢いがあったので、どちらかというとこっちの方が環境的にはいいかなと思っていた。お互い持ち味が出ていたと思うが、ULTRASの選手が技術的に一歩上だったかなと思う。(今年のチームは)選手が試合、練習に対して100%の準備をしてくれるチームだったので、指導はかなりしやすかった。遅刻もしない、怪我もしないそういう意識の高い中で全員が試合に出るために30人以上のメンバーがしのぎを削って毎日練習してくれるのが1年間通して続いたので、すごくいいチームだった。(4年生は)1人1人個性があって、キャプテンの大薄はチームを明るく、元気よく鼓舞してくれた。杉本は主務をしながら副キャプテンとして頑張ってくれたし、馬場、堀田もしっかりフォロワーに回って全員の話を聞いてくれながら、4年生として伝えないといけないところは伝えてくれるっていう役割。田中も試合に出ながらそういうことをしてくれた。5人が一生懸命、自分の役割を考えて動くという頭のいい4年生が多かったのですごく助かった」

 

▼REDGROW・大薄主将(4年生)

「試合前からやってきたことを全部出し切る気持ちをもって全員でやったが、早い時間で失点してしまってそこから苦しい展開になってしまったのがすごく悔しい。声を出すことが自分のいいところだと思う。スタッフからも言われていたので声はどんな状況でも絶対出すと決めていたのでやり切れたと思う。(ナイスセーブもあったが)自分のミスが多かったので、これ以上の失点はまずいという状況だった。フォワードが点を取るのを信じて、後ろは守るしかなかった。(4年間は)怪我も多くてつらいこともたくさんあったが、最後はいいチームのキャプテンとして本当にいろんな人に支えられて、応援してくれて周りに支えられた4年間だったと思う。ULTRASは自分たちが目標にしていたチームだったが今日も圧倒されたし、絶対に日本一になってほしいので、僕はもちろんプレーでもいい影響を与えたいし、応援でもULTRASが絶対日本一になれるようにできることをやっていきたい」

 

▼REDGROW・馬場 (4年生)

「最後は点を決めたかったというのがめちゃめちゃあったし、REDGROWとして東コーチを喜ばしたいというのがあったので、負けたのは悔しい。けど、ULTRASには頑張ってほしいし、終わったけど自分はまだまだ成長していきたい。ありきたりな言葉になるが本当に長かったようで短い4年だった。その中でも本当に詰まった4年で自分が成長できた4年だった。みんな個性が強いやつらで特に大薄が最後まで声を出して、(杉本)直樹は一番仲がいいが最後アシストしてもらってシュートして終わりたかったというのがある。まわりから雰囲気がいいチームと言われることが多かったが、最後まで活気のあるチームでやって行けた。REDGROWでマジでよかったと思っている。REDGROWとSOLEOの分まで絶対日本一を取ってほしい。」

 

▼REDGROW・田中(4年生)

「どっちか負けてしまう。SOLEOも負けて引退していった。その思いを持って、目標の日本一へ気持ちを持って試合に入った。カテゴリー上でも技術でも上回られていた。全部を警戒していた。運動量や切り返しの速さで勝たないといけない。相手は得点を決めきっていた。こっちもチャンスが作れていたのは良かったが、決めきれなかった。ここが試合を分けた。数的優位を作って抜かれても戻ってディフェンスできる用意を徹底していた。点を取られて攻めないといけない状況になって攻撃の割合が増えて崩れてしまった。今まで14年間サッカーをやってきて、すべてをこの試合に出して戦っていきたいと思って入った。力を発揮できたし、日本一をできなかった悔いはあるが試合の悔いはない。今まではREDGROWとしてひたむきな姿がトップとかに良い影響を与えられたらなと思っていたが、次は今まで通りサポートをして、どうやったら日本一になれるかを考えて行動していきたい」

 

▼REDGROW・杉本(4年生)

「今までずっとULTRASを見据えてトレーニングをしていたところがあったと思う。切り替えや球際の速さでは負けないようにトレーニングしていた。ゴール前に運んでそこで勝負しようという対策だったが、縦のところでボールを握られたのでできなかった。相手の高い技術や性格のパスではがされていた。出場中はできるだけクロスでゴール前にボールを運んでいこうと思っていた。1本でも2本でも運ぼうと考えていた。(4年間を振り返って)練習も朝でしんどい時期もあった。ただ、みんなで集まって朝にサッカーできることは他の大学生にはできないこと。決められたことが多い組織だけど、その中で目標を決めてやってきたからこそ、すごい充実した毎日だった。友達もたくさんできて、約230の仲間もいる。本当に良かったと感じている。(後輩に向けて)まだインカレが残っているからなんとも言えないが日本一は来年も目指してほしい。僕らの学年よりもよりまとまってくれたらなお嬉しい。大学サッカーは4年間しかない。長いようでとても短い。1日1日を大切に遊びもだし、もちろんサッカーもだし全力で過ごしてほしい」