【サッカー】次節、関関戦に向け不安が残る試合に。勝たなくてはいけない京産大戦に引き分ける。

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◇第94回関西学生リーグ(後期)第8節対京産大◇10月22日◇J-GREEN堺S12フィールド◇

 

【前  半】関大 0-1 京産大

【後  半】関大 1-0 京産大

【試合終了】関大 1-1 京産大

 

インカレ出場を確実なものにするために1戦1戦を大切にしたい関大。今節の相手はリーグ9位の京産大だ。4位の関大は勝ち点3を収め、上位チームの激しさを極める順位争いから差をつけられないようにしたい。会場はJ-GREEN堺の人工芝フィールド。いつものリーグ戦とは少し違った条件だが関大の試合は始まった。

 

 

前半2分にはコーナーキック(CK)を獲得。これをMF藤村が放つもこのシーンでは先制はできない。12分にはMF森主が相手DF2人の間へとボールを出し、FW加賀山へと繋ぐ。これをシュートもキーパーに弾かれ得点にはならない。自分たちの流れへとうまく引き込めない関大。15分には注意していた京産大MF久保に右サイドを突かれ失点され、さらに流れをつかめない。それでも29分にはDF黒川が左サイドを駆け上がり、加賀山にボールが渡る。一度は京産大ボールになるもこれをDF池端やMF塩谷らが対応し、最後には森主がシュート。これは右にそれ枠を捉えられない。42分には右サイドからMF藤村がセンターにボールを出すと、DF荒木がシュート。惜しくもキーパーにブロックされ得点は入らない。

 

 

後半は関大が流れをつかむ。早々の4分には塩谷が左サイドへ回り込み放つも枠外。7分には左サイドから森主、次に塩谷と重ねて得点を狙うが入らない。焦れる時間を打ち破ったのは竹下だ。26分に中盤の黒川からループパスが通り、竹下がヘディングで合わせる。これがシュート阻止に京産大GKが走るも間に合わず得点へとつながる。後半は果敢な攻めを見せた関大。それは数値にも現れた。シュート本数は後半京産大が3本に対し、関大は13本。この姿勢が得点に結びついた。

 

 

次節の相手は関学大。昨季、全国王者だ。このチームに勝つには今節の後半のような攻める姿勢を最初から最後まで発揮しなければならない。前期リーグでは関学大に勝利したものの今の状況はその時とは違う。関大にとってはインカレ出場への瀬戸際、関学大に勝つことは非常に大きい勝ち点3になる。ヤンマーフィールド長居で大感動を再び演出することができるのか、期待が大いにかかる。

 

 

また、関大は応援にも期待がかかる。「全員サッカーで日本一」を掲げるチームとして選手のみならず、応援も主役だ。1人1人が主人公の関大は部員約230の力を結集して伝統の一戦・関関戦に挑む。天皇杯大阪府代表として出場し、清水エスパルスのホーム・IAIスタジアム日本平で関大のチャントを鳴り響かせてから早2カ月。この試合を越える応援を関学大に見せつけることができるのか。ここにも注目だ。

4年生にとっては最後の関関戦。いろいろな意味を持つ伝統の一戦までは1週間を切った。時間は刻一刻と過ぎていく。「勝つ」ための準備を整えた選手たちの熱いプレーは会場で見るしかない。【文:水野 真/写真:林 亮佑】

 

【試合情報】

10月29日土曜日

14時00分キックオフ

@ヤンマーフィールド長居

関西学生リーグ後期第9節対関学大

 

▼前田監督

「相手の12番(久保)を警戒していた。前にチャレンジしやすい環境を作るところやもうちょっと後ろを安定させるところをハーフタイムに言った。数回チャンスを作れていたし、その点についてはできたと思う。得点を取るためにフレッシュな選手を入れて切れが出た。前半の終わりもだったが、後半あたりからはペースがつかめていた。横からのボールの質は低かった。縦へは、うまく相手の背後には行けていた。反省材料が増えた試合だった。関学は強い。しっかりとした守備がある。相手の攻撃は枚数が多くて個人のレベルも高いので警戒しないといけない」

 

▼石井主将

「前半の入り方から悪くて後半に修正した。前半が悪かった。警戒していたけども甘さがあったから失点した。後半のときのレベルを最初から最後までやらないといけない。個人としてはボールを散らすことの意識が高くて向かう姿勢が足りなかった。ミスも多かったので修正は必要だと感じている。次の関関戦はリーグ戦の1つとは言え、伝統ある関学とできることは嬉しい。関学は昨年4冠を取っている。はるかにレベルは高く良いサッカーをする。だからこそ、出来る準備をすべてしたい。勝つための準備に限界はない」

▼竹下

「京産大は勢いがあることはわかっていた。12番に気を付けようと言われていた。しかし、立ち上がりでやられて、前半はいまいちだった。後半のようなサッカーを前半からやっていかないといけない。後半の得点シーンはクロ(DF黒川)がいい形でボールを持ってくれて走るスペースもあったし、蹴った瞬間にキーパーが出てきたのはわかったからよかった。ただ、FWとして決定的なのがいっぱいあって仕事をしないといけない。他大を見ても決めきれるFWはたくさんいる。自分も関大のそういう存在にならないといけないと再認識した。次は伝統の一戦、関関戦は前期に勝っている。インカレに行くためには前期の勝ちとかは意識せずに、勝ち点3が必要。いろいろな意味で勝たないといけない。絶対に勝ちたい」