【アイススケート】フィギュア西カレAクラス、団体で男女共に表彰台

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◇第10回西日本学生フィギュアスケート選手権大会◇10月23日◇大阪府立臨海スポーツセンター◇

【男子Aクラス】
3位 中村 126.33
4位 吉野 123.78
8位 湯浅 102.63
12位 市橋 96.07

【男子Aクラス団体】
1位 関大

【女子Aクラス】
5位 細田 98.04
6位 上野 93.46
8位 髙木 87.76
12位 安原 75.60

【女子Aクラス団体】
2位 関大

前日に引き続く西日本学生フィギュアスケート選手権大会、最終日は男女Aクラスの競技が行われた。中京大や倉敷芸術科学大などフィギュアスケートの強豪もひしめく中、インカレの出場枠獲得にも期待がかかる。

男子Aクラス、関大最初に登場したのは、2番滑走の市橋。途中、ジャンプの回転が抜けてしまうミスが出たものの、ステップなどで魅せ、近畿選手権大会の78.84を上回る得点をマーク。ペアスケーティングの選手でもある市橋だが、男子シングルでもさらなる飛躍が期待される。

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第1グループ6番目には湯浅が登場した。冒頭のトリプルループ+ダブルトゥーループのコンビネーションを着氷。その後は滑らかなスケーティングや柔らかいステップを見せたが、回転の抜けやコンビネーションジャンプを規定より1回多く跳んでしまうなどジャンプにミスが相次ぐ。上質な表現が光った湯浅だったが、前年を下回る8位に留まった。

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第2グループ最初の7番滑走は中村。近畿選手権大会では決まったトリプルアクセルは、この日はオーバーターンしてしまう。それでも、「気持ちを切らさずに集中できた」と、そこからはジャンプだけでなく、上半身を大きく使ったステップでも魅せる。腕の表情も存在感を増す中村の演技に、会場中が引き込まれた。

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関大男子最後は、中村に続いて8番目の登場となった吉野。最初に高さのあるトリプルルッツを決めると、そこからは波に乗りジャンプの要素をまとめあげる。ジャンプだけでなく、エッジを大きく倒した雄大なイーグル、ステップなど、魅力たっぷりの演技に会場が湧いた。

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女子は4番目に安原が登場した。両足着氷やオーバーターンのジャンプもあったが、回転抜けや転倒などのミスはなく、まとまった印象。明るく華やかなステップでは会場の手拍子を誘っていた。
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6番滑走は細田。ダブルアクセル+トリプルトゥーループなど目の覚めるような、思い切りのよい鮮やかなジャンプを次々に決める。スピードのある華麗なステップも見せ、総合力の高さを見せつけた。「課題が残る演技だった」と振り返るものの、近畿選手権大会から大きくステップアップ。演技後は笑顔がこぼれた。

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第2グループに登場した上野は、滑り出しから気品に溢れた演技を披露。スピンでの腕の動きの美しさには息をのむ。美麗なスパイラルには客席から拍手が沸き起こった。後半のサルコウの回転が抜けてしまったが、柔らかで優美な演技で会場を魅了した。

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関大最後のスケーターは27番滑走の髙木。ステップでは手拍子が起こり、ジャンプも決めていく。演技後にはガッツポーズも見せた。

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今大会の結果を受け、男女ともにインカレ出場枠3を獲得した関大。次なる舞台でも活躍が期待される。【文:宮西美紅/写真:庄田汐里】

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▼中村
「今日はそんなに良くもなく、特別悪いところもなかったが、全体的にスピンやステップのほうで取りこぼしが多かったかなと思う。トリプルアクセルはオーバーターンしてしまって、点数的には2点くらい引かれてしまったので、そこは結構痛かったが、その後もしっかり気持ちを切らさずに集中してできた。インカレに向けては今回見つかった課題をしっかり修正していって、本戦までにはアクセルも決められるように練習していきたいと思う」

▼吉野
「今日の演技全体としてジャンプの質などはよくまとめられていたなと思う。最後の西カレだという実感は今はまだ湧かないが、やはりこれが全日インカレなどになると、最後だということを実感できるのかなと思う。今年度の全日インカレでは団体総合優勝を狙える位置にいると思うので、しっかり3人それぞれがやることをやって、団体優勝を目指して頑張りたい」

▼細田
「課題が残る演技だったが、近畿ブロックとは違って失敗を少なくできたので、進歩したかなと思う。インカレには(関大女子から)3人出るが、1人1人がいい演技をしたいというのはみんな思っているので、その中でも結果に執着しすぎず、自分が今できる最高の演技ができたら結果はついてくるかなと思う。インカレまでまだまだ日にちがあるが、日々努力して今回の演技よりも、もっともっと成長した自分を見せられたらなと思う」

▼上野
「今日の演技は全体的にはまとめられたかなとは思うが、まだまだだなという印象はある。(インカレがかかる中)あまりそういう意識はなかった。自分の中で今この時期に、どれくらいのことができるんだろうというという気持ちで挑んだ。インカレまではまだまだ時間があるので、今日見つかった反省点や、まだ自分の中で納得していないことを埋めて、自分の納得する演技ができればいいなと思う」