【野球】関関戦5季連続勝ち点奪取!覇権争いは優勝決定戦へ

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◇平成28年度関西学生秋季リーグ戦第8節対関学大3回戦◇10月23日◇わかさスタジアム京都◇

関 大 400 000 102 =7
関学大 001 000 301 =5

(関)山本、濵田、阪本大―久米
(学)佐藤、重田、後藤田、中内洸―福田、仲川

全員でつかみ取った勝利だった。5人の適時打に、3人の継投。球場には逍遥歌が響き渡り、5季連続で関学大から勝ち点を奪った。

いきなりチャンスは訪れた。初回、1死から阪本将が内野安打で8打席連続出塁をマーク。その後四球を含め2死満塁とする。6番・杉本の打球が三塁手の悪送球を誘い、2点を先制。さらに、松山、久米の適時打で、一挙に4得点を奪う。

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しかし、その後はなかなか追加点を挙げることができない。関学大2番手の重田に、5回2安打に抑えられる。

一方、先発の山本は三回に1点を失うも、6回までに4安打と関学大打線を抑える。

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だが七回、2者連続で死球を与えてしまう。適時打と犠飛により、3失点でマウンドを降りる。2死一、二塁のピンチで、リリーフの濵田が後続を断ち切り、逆転は許さない。

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七回、投手が代わり、先頭の多田が中前安打で出塁。野選と犠打により1死二、三塁とすると、打席には4番・安井。「みんながつくってくれたチャンス。1点でも取りたい」。外角のツーシームを左前に落とし、1点を追加した。

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九回も四球と内野安打で好機をつくると、若泉、そして途中から出場した土井の連続適時打で、追加点を挙げた。

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九回裏、阪本大が1点を失うもなんとか逃げ切る。九回の2得点が、勝利を大きく引き寄せた。リーグ全日程を終了し、9勝4敗、勝ち点は4となった。

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この後行われた同立戦で立命大が勝利したため、関大と立命大のプレーオフが決まった。これに勝てばリーグ優勝となる。リーグ戦では3回戦までもつれ込むも大敗した立命大相手に、リベンジを果たして2年ぶりの歓喜を呼び込みたい。【文:新潟瑞葵/写真:吉見元太】

▼早瀬監督
「競ったゲームになった。初回に4点取れたけど、追加点がとれずに前半を終えてしまった。このチームになって、後半勝てば試合に勝てると言ってきた。監督として来て3年目だが今までのチームあまりなく、後半の得点が少なかったから、このチームは成長した。しっかりつないでくれている。総合力で成長した。ベンチも最後まで諦めずに声を出している。最後までやり切るのは今までにないチーム。今日はもう1本出ればというところがあったけど、焦りはなかった。山本の2連続死球は悔やまれるから、今後の課題。プレーオフやりたい。立命大に勝てていないから、大敗した雪辱を晴らしたい。もう1度そのチャンスをもらえたら」

▼松山主将
「勝ったら望みがつながる。勝つことだけを考えて、自分たちのゲームだけに集中した。4点先制したけど、その次の1点が大事だと思っていた。なかなか点が入りにくいと思っていたけど、取られても取り返すことができたのが大きかった。(関学大2番手の重田には)完全に相手の策にはまっていたけど、なんとか粘ることができた。後半が勝負ということは、全員がしっかりわかっている。ロースコアの展開だと、後半に相手の集中が切れる時を狙って、自分たちが集中力で上回ると勝てると思う。難しいことだけど、みんなで言ってきた。どんな展開でも、全員の集中をつなげるために意識している。同立戦は祈るだけ。明日も試合したい」

▼安井
「(七回の適時打について)打ったのは外角のツーシーム。みんながつくってくれたチャンス。古川がバントで送ってくれて、なんとか1点でも取りたいと思って打席に入った。(関関戦は3試合で5打点)毎回これくらい打たないと。今回は4番の仕事ができたかなと思う。あとは祈るしかない」

▼若泉
「(九回の適時打について)安打じゃなくてもいいので、とにかく1点取るような打撃をしようと思った。打ったのは真ん中の直球。全然調子が良くなくて、タイミングも合ってなかったけどなんとかしようという気持ちだけで打った。(打球が)落ちてくれてよかった。関関戦初戦はスタメン落ちして悔しかったし、出たからには結果でアピールしよう、やってやろうという気持ちだった。調子は悪くても消極的にだけはならないように意識していた」

▼土井
「(九回の適時打について)打ったのは内寄りの直球。1死一、二塁だったので最低でも走者を進めようと右方向を意識した。もう1点が欲しかったので、狙い通り打てて良かった。今節はスタメン落ちして、正直悔しかったけどチームの勝利が優先。自分のできることをしようと準備はしていた。(今季7打点目だが)たまたま。チャンスでも平常心でいけてるのが結果につながっていると思う。自分にとって最初で最後の関関戦だったので、笑って逍遥歌を歌えたことは思い出に残る」

▼山本
「絶対に負けられない。初戦を自分で落としてしまったから、勝ち点を何としても取るために投げた。(3連投で)正直疲れは感じていた。今日は球速よりもコントロールを意識して投げた。(七回の2連続死球からの失点は)疲れが出て、まっすぐの勢いが落ちてしまっていた。濵田が代わりにいってくれて安心していた、頼むから抑えてくれと思っていた。明日も試合ができるのならチームの勝利のために投げたい」

▼濵田
「(七回での2死一、二塁の場面での登板に)緊張していた。抑えられたのはたまたま。(降板してからは)阪本さんはいつもピッチングのことを教えてもらっているから、応援していた。秋はバッターに対して逃げずに投げられるようになった。腕がしっかり振れるようになった。監督にもバッターと勝負できる投手になれと言われてきた。今の4年生にはお世話になっているから、また試合がしたい。明日試合ができるのなら絶対勝つ。勝てるように自分はしっかり0で抑える」

▼阪本大
「今季は怪我で調子が悪かったけど、今日は最後だと思って、何が何でもという気持ちで投げた。まっすぐで押していけるように、なんとか抑えられた。山本の調子が良かったからいけるかなと思っていたけど、関学大も意地を見せてきたから、終盤はいつでもいけるように準備していた。点は取られてしまったけど、勝てて良かった。今の4年生とは特に仲が良くて、よくしてもらっている。長くやれるように、神宮に行きたい。明日もあればいつでもいけるように準備する」