【ソフトボール】狂った歯車。2戦残し優勝逸す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇平成28年度関西学生秋季リーグ第3節対京産大◇10月16日◇サザンスタジアム◇

関 大 410 000 =5
京産大 203 01X =6

王者の姿はそこになかった。序盤のリードを守り切れず逆転負け。相手に傾いた流れを引き戻すことができなかった。
img_3544
この試合、先制したのは関大。先頭の樫原が左前打で塁に出ると、2番・黒田も左前に打球を運び中軸につなぐ。3番・川添の犠打でそれぞれ進塁すると、4番・新宮が前進守備の遊撃手の頭を越す適時打で先制点を挙げる。そして、前日に決勝打を放ち打順を一つ上げた5番・高城も流れに乗った。捉えた打球は右中間を真っ二つに破る2点適時三塁打。さらに、6番・黒木の右犠飛もあり初回から幸先よく4点を奪った。
img_3425

img_3435
先発は連投となる大久保。先行した裏の守備を慎重にいきたいところだったが、3連打にイリーガルピッチと暴投が重なり2点を返された。
img_3475

img_3472

img_3446
二回に川添の適時内野安打で1点を加える。さらに、エース・松田が三回からマウンドへ。こうなると、一気に関大の盤石のパターンに思えた。しかし、代わった回に松田が捕まる。2死一、二塁のピンチを招くと、5番・小谷の打球は右翼線方向へ伸びる。守備がもたつく間に打者走者までが本塁を踏み、同点に追いつかれた。
img_3533
打線の援護がなく迎えた五回裏。簡単に2死を奪った松田だが、小谷に左越本塁打を浴びてしまう。まさかの一発に唖然とする関大ベンチ。そこに、これまでの絶対王者の風格と、ソフトボールを楽しむ雰囲気が薄れている様相だった。
img_3632
100分タイムアップ制により、六回の攻撃が最終回になることが濃厚となる。下位打線から始まったが、2つの四球に9番・久保の左前打もあり2死満塁とする。ここで打席に入るのは、最も頼りになる川添だ。しかし、チャンスに力が入ったのか結果は無情にも三ゴロでゲームセット。この場面を川添は「実力不足」と悔いた。
img_3744
この試合の後に3連勝で首位を走る立命大が引き分けたため、関大の優勝の可能性が消滅した。「全員がもっと1プレーに入り込めるように残り2試合戦いたい」と川添主将。失った覇権を来春に取り戻すべく、実りある秋季リーグとして終えるのみだ。【文:嶋健太朗/写真:谷 風花】
img_3469
▼川添主将
「采配も含めて自分の責任かなと感じている。いい形で初回に4点取れたことで、悪い意味で安心してしまった。自分たちのいつも通りの攻めたソフトが攻守ともに出せなかった。(最後のバッターになったことについて)実力不足だと思う。誰が出ても勝つのは当たり前。全員がもっと1プレーに入り込めるように残り2試合戦いたい」