【サッカー】首位・阪南大相手に善戦も逆転優勝遠のく痛恨のドロー。次節・京産大戦で再び勝利を!

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◇第94回関西学生リーグ(後期)第7節対阪南大◇10月16日◇西京極総合運動公園補助競技場◇

【前  半】関大 0-0 阪南大
【後  半】関大 1-1 阪南大
【試合終了】関大 1-1 阪南大

現在3連勝中と優勝へ向け、いい流れに乗っている関大。今節は強力な攻撃陣が揃う首位・阪南大との一戦だ。勝てば首位との差が縮まるチャンス、負ければ優勝が厳しくなるという重要な試合に臨んだ。

 

 

試合は関大のキックオフでスタート。右サイドに大きくボールを蹴ると、FW加賀山に渡りシュート。枠を捉えることはできなかったが、気持ちの入った試合の入りとなった。直後には初出場のGK安川もボールを触り、落ち着いた様子を見せる。開始から約10分間は守備の時間が続く。それでも「守備に自信を持っている」(MF石井主将)とDF鯉沼、DF荒木のセンターバック2枚を中心に粘り強くプレスをかけ、攻め込まれはするものの自由を与えず決定的なシーンは許さなかった。攻撃では13分ごろ、DF黒川から石井へと渡り浮き球で前線のFW竹下へパス。ボールを収めると、加賀山にパスを出し、シュートを打つも決めきれない。21分、一瞬のスキを突かれ、ディフェンスの裏へ抜け出されるも相手のミスもあり、難を逃れた。その後は両者チャンスを作り切れず、両者無得点のまま後半へと進んだ。

 

 

後半、先に試合を動かしたのは関大だ。15分、コート中央で竹下がドリブルを開始。相手の陣形が整わないうちにシュートを打つ。相手ディフェンスに当たるも、跳ね返りを狙い、走りこんでいたMF塩谷が再びシュート、これがネットに突き刺さり、待望の先制点となった。DF飯塚も竹下の右側を走り、おとりの動きでDFをひきつけ、チャンスを演出する。しかし、約5分後、コーナーキックから失点を許し、試合は振り出しに。その後、MF平尾、FW吉井と攻撃のカードを切り、逆転を狙うもあと1点が遠かった関大。首位相手に勝ち点を分け合う形となった。

 

 

リーグ優勝へ厳しさを増す引き分けとなったが、関西ナンバー1の攻撃力を誇る相手に関大らしい粘り強い守備を見せ、前田監督も「流れの中ではしっかりできていた」と一定の評価を示した。それでも失点シーンなどの課題もあり、さらなる成長が必要であることを実感した。次節・京産大戦で勝利し、可能性の残る優勝へ再加速させる。【文:大島涼太郎/写真:水野 真】

 

 

▼前田監督

「優勝を狙うには勝ち点3が必要だったと思うが、それは選手自身も分かっていると思うが、最低限のところで可能性は繋がっている。順位を1つ落としたので次が大切になる。(前半、右サイドへの攻めが多かったが)相手の左サイドバックが強いので、右サイドから攻めることによって相手のディフェンスを下げようとしたがうまくいかなかったりしたので、左も使うようにした。(得点シーンのカウンターは)狙っていたよりは走力は関大があると思うのでそこを生かして自分たちで取れた。4番手のGKが出たがGKに頼らずにディフェンス陣で耐えろと言っていたのでよく頑張ったが、セットプレーで点を取られた。1番強い選手に荒木をつけていたがそこも粘れてよかった。流れの中ではしっかりできていたと思う。(次節へ向け)しっかりした守備からの攻撃と京産大はここ2試合調子を上げてきていて、攻撃力もアップしているし怖い選手もいる。簡単に勝てるほど関大がずば抜けているわけではないのでしっかりした守備からしっかりした攻撃につなげたい」

 

▼石井主将

「勝ち点1取れたことはよかったこととプラスに捉えたい。でもこういうゲームを勝ちきれないのはまだまだ自分たちに甘さがあるなというのを感じている。トレーニングから積み直して何をすべきか模索して自分たちがまだまだ成長できるっていうところをプラスに捉えてやりたい。相手の攻撃力は関西でナンバー1だし、大学サッカー界でもすごい力を持っている。でも自分たちも守備に自信を持っているし、そういうところで粘り強くやれたのは良かった。相手の特徴としてセットプレーでもしっかり取ってくるのを頭に入れていたが、相手が上回って点を取られたのが反省点として改善していきたい。(個人的には)セカンドボールをしっかり拾ってその後繋ぐことを意識していたので最低限のことはできたと思う。(次節へ)自分たちがやってきたことをさらに積み重ねることと、セットプレーでやられたということを見つめ直すこと、トレーニングからもう一段階質を上げていかないと、こういう試合で勝ちきれないのでしっかりやりたい」

 

▼MF塩谷

「阪南大は首位。自分たちは3位。昨日の試合で関学大が引き分けた。自分たちが勝てば2位になれる状況だった。でも、そこは意識せずに取り組もうと考えていた。首位の阪南大相手にうまくできないことが多かった。ピッチ内で改善しようと話はしたもののうまくいかないことも多かった。前半は風下でやられる場面もあったが、初先発のGK安川中心に粘り強く守備ができた。得点シーンについては(竹下)玲王くんがいい形で持ってシュートを打ってこぼれたのを狙っていた。自分のところにうまく来たので落ち着いて決められた。次も苦しい戦いになると思うが一丸となってゴールを決められるようにも頑張っていきたい」