【アイスホッケー】守りに課題残るも、馬渕、浪岡が攻撃陣をけん引!

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◇第63回関西学生秋季リーグ戦第6節対立命大◇10月12日◇関西大学たかつきアイスアリーナ◇

【第1P】関大3―0立命大
【第2P】関大2―1立命大
【第3P】関大0―2立命大
【試合終了】関大5―3立命大

リーグ戦も一回りを終え、5戦負けなし。今年も強さは揺るがないが、試合後にはコーチ、主将が口をそろえて反省点を並べる。関西での戦いは、どれだけ自分たちが目指すホッケーが展開できるかが焦点だ。今日の相手は、春に行われた関西CUP、関西選手権の決勝で対戦した立命大。前回対戦でも苦戦を強いられた。

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今季は立ち上がりの悪さが課題だった。しかし、この日は第1P序盤から積極的に攻める。パック際の激しい攻防を制し、序盤からいつも以上に足が動いていた。すると3分過ぎ、FW馬渕がゴール前でパックの軌道を変えて、ゴール。貴重な先制点を挙げ、内容も試合上のスコアでも幸先のいいスタートを切った。その後もFW塚本の捨て身のディフェンスなど、一人ひとりが気迫あふれるプレーで相手を圧倒。今季初の「1P2得点」を達成すべく、第1Pから3得点を奪い、シュート数でも13―3と相手を手玉にとった。

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続く第2Pでも勢いは止まらない。一瞬の隙を突かれて失点するも、流れるようなスピード感あふれるホッケーで相手を翻弄(ほんろう)した。

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佐々木健主将も「1、2Pは自分たちのホッケーができていた」と納得顔。特に輝きを放ったのは、1セット目でチームの中心である馬渕とFW浪岡だ。息の合ったパス回しはもちろん、馬渕は2得点と気を吐いた。

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浪岡のスピードは相手ディフェンスを寄せ付けず、何度も相手ゴールに迫ってチャンスを演出。

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ここまで下級生の台頭が目立っていたが、この日は4年生がリンクで躍動した。

前回の対戦では大迫コーチから「勝ちたい気持ちが足りない」と叱咤されたが、この日の姿は別人。技術はもちろん、精神的にも成長したアイスマンたちにもう恐れるものは何もない。しかし、「油断があった」(佐々木健)と、最終Pで痛恨の2失点。GKが交代したとはいえ、流れに乗れない時間が続いた。最後は5-3で逃げ切ったものの、またしても課題が浮き彫りになった。

前半が良かっただけに、素直に喜べないゲームに悔しさが増す。大迫コーチは「いいところはなかった」と表情を曇らせた。しかし、攻撃での連動した形は確実に脅威を増している。課題は守り。関西の絶対王者としてのプライドを今こそ発揮すべきだ。1P2得点、無失点で完勝。次こそ自分たちのホッケーを60分間展開する。【文:高橋良輔/写真:三木勇人】

▼大迫コーチ
「キレがなくて、コミュニケーション不足、状況判断が悪かった。立ち上がりも得点こそあったが、前の試合と比較したら動きはあまり良くなかった。毎試合毎試合同じモチベーションでやっていかないといけない。やることをきっちりやっている選手は結果が出ているし、得点などそのような機会は増える。そこは他の選手も見習っていかないといけないところ。最終Pはコミュニケーション不足が露呈してしまった。防げる得点だったし、やることをきっちりやらないといけない。最初に得点を積み重ねることができたが、いいところはあまりないゲームだった」

▼佐々木健主将
「途中までは自分たちのホッケーができていたけど、チームとして油断があったと思う。最終Pは怠慢なプレーから失点してしまった。60分間継続して自分たちのホッケーができないのが現状だと思う。でも、今日は立ち上がりから足が動いていたし、スピードがあるホッケーはできていた。1、2Pはやりたいこともできていた。4年生がプレーでも引っ張ってくれたし、声かけやサポートの部分でも中心となってやってくれている。納得いかないのは第3Pだけなので、そこの気持ちの部分を見直していきたい。チームにもっと浸透してやっていかないといけない。攻撃はだいぶ良くなっていると思う。でも守備面は夏から向上していないので、しっかりと意識してやっていきたい」