【準硬式野球】能塚巧投、北野快投!今季初の連勝!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇関西六大学秋季リーグ戦第4節対神大2回戦◇10月7日◇わかさスタジアム京都◇

神 大 100 000 001=2
関 大 003 001 00X=4

(神)長谷―村木
(関)能塚、北野―瀧上

今季8戦目で初の連勝を飾った関大。持ち味を発揮した2人の投手が、勝利への道を切り開いた。
先発したエース・能塚は最高学年らしく落ち着いていた。打者の手元で変化するツーシームを武器に内野ゴロを打たせる。三回には巧みなけん制で一塁走者を誘い出して挟殺。唯一の失点は一回2死二、三塁で不規則な回転がかかった打球を内野手がファンブルした不運なもの。「けがをしてからは一番よく腕を振れて、球も走っていた」と納得の表情を浮かべた。
img_1908
2点リードの六回からは北野が登板。ブルペンでの調子は今ひとつだったが、マウンドに上がれば「全然プレッシャーはなくて、むしろスイッチが入った」。先頭打者を三ゴロに打ち取り、続く4番・村木を2球で追い込んでからの3球目。渾身の直球を外角低めいっぱいに決めて打者に身動きさせなかった。思い切り腕を振り、この日の最速は133㌔。九回に失策絡みで1点を失ったが、4回で3つの三球三振を奪う快投に捕手の瀧上も「今日がベストなくらい球が走っていた」と唸った。
img_2207
打線は1点を追う三回2死満塁で、4番・吉良が右翼線に走者一掃の適時二塁打を放って逆転した。六回には先頭の3番・笹峰が中前打で出塁。捕逸と吉良の右飛で三塁まで進むと、暴投で4点目のホームを踏んだ。安打数は神大より2本少ない4本ながら、チャンスで効率よく得点した。
img_2095
img_2330
泥沼5連敗からの2連勝。最終節・関学大との戦いを前に、関大準硬が軌道に乗っている。【文:吉見元太/写真:谷 風花】

▼能塚
「ずっと試合で投げられるように全体練習を離れながら調整してきたので、その成果が出てきた。けがをしてからは一番よく腕を振れて、球も走っていた。自分が投げたい球を投げられて、精神的に楽だった。(今節は主将不在だったが)大山がいないからどうという話はしなかった。チームが勝つために全員が考えてやってきた。その先頭が抜けたけど、やることは変わらずいつも通りに。大山が選手として復帰することに集中できるように、俺らで最高の試合をしようとメンバーに話した」

▼吉良
「相手投手が良かったので、そんなに点は入らないかなと感じていた。少ないチャンスで点を取らないといけないと思ったので、思い切って自分の打撃をしようと、真っすぐ一本に絞って打った。(最終節へ向けて)厳しい戦いになると思うが、誰かがミスしてもカバーできるように、一人一人が役割を考えて試合に臨みたい」

▼北野
「ブルペンでは良くなかったけど、考え過ぎずに投げた。2点差でプレッシャーはあったが、それは投げる前だけ。周りからはいつも力が入っていると言われていたから、力を抜くことを意識していた。マウンドに立ったら全然プレッシャーはなくて、むしろスイッチが入った。周りには仲間も先輩もいるし大丈夫と思っていた。(3つの三球三振について)3球で決めようと思っていなかった。アウトコースに外れてもいいから、思いっ切り腕を振って投げようとしていた。最近は特に自信を持って投げることができている。(この日の最速は133キロだったが)自分は大体平均127キロだから、今日は今までで1番調子が良かったと思う。昨日は1勝できてうれしかった。だから今日自分が登板して、負けるわけにはいかなかった。やっぱり勝つと自分も仲間もうれしい。来週の関学はいい打者が多い。腕を振って投げることはもちろん、1週間しっかり練習して任されたイニングはきっちり投げ切りたい」

▼瀧上
「(能塚について)以前よりコントロールがまとまっていて、僕も強気でいけた。しっかり腕が振れていたので、僕も自信を持ってサインを出せた。経験がある分、間やメンタルの強さは改めてすごいと感じた。(北野について)今日がベストなくらい球が走っていた。走者が出てからも対応できていたのでうれしかった(三球三振について)あれは手が出ない。あそこによく投げてくれた。(残り2戦に向けて)4年生のために自分に何ができるかをこの1週間で考えて、笑って終われるようにベストを尽くしたい」