【サッカー】阪南大に完敗、総理大臣杯出場逃す

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◇関西学生選手権5回戦対阪南大◇5月30日◇キンチョウスタジアム◇

【前半】関大0―1阪南大
【後半】関大1―3阪南大
【試合終了】関大1―4阪南大

関西学生選手権準々決勝。勝てば総理大臣杯出場が決まる。対戦相手はリーグ戦で敗北を喫した阪南大だ。
サッカー0530-1

阪南大のキックオフで試合開始。関大は少し押され気味になるも、石井が力強いシュートを放つ。しかし、惜しくもポストに当たりゴールとはならない。10分には阪南大にコーナーキックが与えられる。関大のディフェンス陣がこれを一度はゴールから遠ざけるも、空いたコースにシュートを打たれる。そのままゴールへ吸い込まれ、関大は先制点を許してしまった。その後も攻め込まれる場面が続き、思うように攻撃に結びつかない。相手のシュートにも前川が素早く反応し、得点こそならなかったが失点を1に押さえ前半を終了する。
サッカー0530-2

後半に入ると相手のペースから徐々に抜け出し、4分にはゲームキャプテンの深尾がシュート。相手キーパーに阻まれるも、流れをつくる。だが、そこで関大に予期せぬ事態が起こった。15分、関大側のハンドで阪南大にPKが与えられる。これを決められ、状況は一気に厳しくなった。勝利のためにもまずは1点を取りたいところ。後半も半分が過ぎた30分、ペナルティエリア内で倒されPKを得る。キッカーは深尾。緊張した雰囲気の中で、勢いよく放ったシュートの先には相手のキーパーが飛び込んでいた。絶対的なチャンスをものにできず、さらにその4分後には相手に追加点を挙げられる。1点が遠く、焦りが見え始めるが、40分には途中出場の俵のパスに今季絶好調の加賀山が合わせ、念願のゴールを決めた。このゴールで流れをつかみかけるものの、全国の切符を手にするためには時間が足りなかった。試合開始91分にはダメ押しの4点目を許し大敗に終わった。
サッカー0530-3

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これにより総理大臣杯への出場権を逃した関大。「悔しさしかない」(深尾)。選手たちは夏に大きく力を付け、インカレの舞台に進むことを固く誓った。【庄田汐里】

▼島岡監督
「現時点での力の差。相手は関西でも安定した力を維持している。高い次元。点数にも出ているようにフィニッシュでの精度が高い。リーグでもチーム全体で細かい部分が鍛えられている。大雑把にしない。細かいところの差。細部にこだわる意識。関大は雑な部分が多かった。気合いと根性は大事だけど、それだけではだめ。プレーの部分や人間的な部分が雑なプレーにつながる。全体としても質を上げて、差を埋めないと。今は相当な差がある。夏に全国大会に行って、全国大会で味わえる地方のチームとの対戦の雰囲気を味わえなくなった。全国に出られるところにいないと教えられた。力をつけろ、と示された。守備の改善を意識していた。相手の攻撃力を何とかしようと構えてしまった。ボールを動かされてしんどくなった。守備を意識しすぎた。どうつないでいくのかハーフタイムに話した。アグレッシブに行こう。これからは自分自身と向き合うこと。練習の2時間はもちろん、残りの22時間も自分と向き合う時間。練習だけではうまくならない。なぜ大学でもサッカーを続けるのかも含めて考えなければいけない。そこに尽きる」

▼深尾ゲームキャプテン
「同じ相手に2回負けてしまった。悔しさしかない。冬までに切り替えて。阪南大とはリーグでもう一度あたる。みんなで切り替えてやっていきたい。阪南大戦に向けて“絶対負けへん”とミーティングをして臨めた。まとまってできた。これからも続けてやりたい。引き気味になってしまった。ボールに出ていくのが遅くてしんどい時にボールを取れる瞬間がなかった。相手は前に強い。攻撃力があるのでコンパクトに相手にスペースを与えないようにするプランだった。うまくはまらなかった時があった。運動量、みんなが走れる量を夏までにつけないと。個人で負けてしまわないように。全国に出られるのは次のインカレしかない。次の試合がとても大事。絶対に勝って勢いを付けて、インカレに出たい」

▼加賀山
「守備を意識してやってきた。最初、はまらずに自分たちの時間がなかった。消極的になってサイドに散らしたりしていた。流れが悪かったので一発(シュートを)打っておこうと思った。個人的には点を取れたことは良かった。自分の課題はバイタルエリアでボールを大切にできない時があること。チームとしてボールを生かしたい。攻撃の場面を失うことが多かった。質を改善する必要がある。守備が良い時間があった。その時間を伸ばしていきたい。総理大臣杯には行けなくなった。切り替えてリーグへ。長い戦いが始まる。インカレに出て優勝して日本一になりたい」