【アイスホッケー】課題残るも立命大に勝利

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◇第63回関西学生リーグ戦第4節対立命大◇10月2日◇関西大学たかつきアイスアリーナ◇

【第1P】関大0―0立命大
【第2P】関大2―0立命大
【第3P】関大3―2立命大
【試合終了】関大5―2立命大

ここ3節、順調に勝ち星を積み重ねている関大。しかし、求めるところは関西に収まらず、全国の頂点だ。立命大に快勝し、課題であった得点力の強化につなげたい。

第1Pから関大がゴール前の混戦を作り出す。ディフェンスから何度もパスを送るも、決定機は生まれない。逆に関大は後半に2度の反則で相手にチャンスを与えてしまう。ここは選手たちが体を張って守り、無失点に抑えた。

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第2P開始1分過ぎ、香田、照井、三浦のFW3人がセンターライン付近から攻撃をスタート。

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流れるようにパスがつながり、最後は三浦が待望の先制点を挙げた。

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続いて相手の反則による得点機に強烈なシュート。パックを受けたGKがゴールマウスの中に倒れ込み追加点かと思われたが、ノーゴールとなった。残り7分には立命大がペナルティと選手交代でもたつく間にDF佐藤がゴールの目の前でシュート。2-0とリードを広げた。

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第3P序盤、FW塚本が氷をたたいてパスを要求。反応したFW赤松のパスにうまく合わせるも、GKの顔に当たりゴールとはならなかった。

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しかし、7分に佐藤が攻め上がろうとする相手のパスをカット。ゴール前に詰め、塚本にラストパスを送る。今度はしっかりとゴールネットを揺らした。失点後の11分にはゴール前にこぼれたパックを何度もたたき、最後はDF木下が押し込んだ。

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しかし、1分後に取り返され相手の反撃ムードが高まる。残り2分、2点差の状況で立命大はGKを下げ6人攻撃を展開。関大もしっかりと対応し、ゴールを割らせない。最後はセンターでパックの奪い合いとなり、集団の中から佐藤がクリアしたパックがそのままゴールへ。これがダメ押しの5点目となり、5-2で勝利した。

勝ちはしたものの、大迫コーチは「勝ちたいと思う気持ちが足りない」と厳しい一言。得点率は課題としていまだ残るが、佐々木健主将が「(練習の)成果が出てうれしかった」と語ったFW陣の連係が光ったシュートも見られた。あと1か月以上続くリーグ戦期間で、課題の克服とステップアップを図る。【文:笠井奈緒 /写真:西井奈帆】

▼大迫コーチ
「調子は良くなかった。どの試合もそうだが、点を取る意識が低い。1年生がまだ足が動いているのでスコアは伸びているが、全員にチャンスはある。日体戦でシュートが決まらなかったように、ずっと課題だが、シュートが枠に入っていない。システムうんぬんよりもっと根本的なこと。シュートを枠に入れることと、勝ちたいと思う気持ちが足りない。パワープレーも4分の1。もう少し決定力がほしい。(失点シーンは)細かいところでゴール前のケアをし切れなかった。全員がパックを見ているのでゴール前での密なコミュニケーションが必要。(最後のタイムアウトでは)相手が6人攻撃を仕掛けてくるので、セットポジションの確認と、相手がどういう動きをしてくるかを踏まえての指示を出した。このレベルに6人攻撃をされているようでは、全国優勝を目標にしているチームのレベルには達していない。もう一度意識をしっかり持って、高い気持ちでやりたい」

▼佐々木健主将
「最初はちょっと仲良しすぎる部分もあったが、ここ最近練習でもハードになってきた。でもそれがまだ徹底できていなくて、試合で集中力を持続できていない。序盤は相手が自分たちのホッケーができていないのにそれに合わせてしまった。フリーのパックをしっかりとって味方を助ける動きをすることと、足を動かすことを特に意識したい。終盤点を取られて流れがあっちに行ってしまって、みんな慌ててゴール前でパックを追ってしまった。そこでまた同じように失点してしまった。関東とやった時と同じような失点なので、直さないといけない。慌てるということは普段の練習で追い込めていないということ。得点力が課題なので、攻めの迫力を意識したい。1年生とFW香田の連係での得点が一番良かった。FW3人の連係が取れていて、ああいう練習もやっているので成果が出てうれしかった。FWは足を動かして貪欲にゴールを狙うこと。ゴール前にこぼれたパックもDF木下のように取りに行ってほしい。DFは力が弱い。ゴールに届いていないのでパワーをつける。全体的に『1P2得点0失点』という目標は第2Pしかクリアできなかった。しっかり集中して持続したい」