【ラグビー】こぼれ落ちた初勝利

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇2016ムロオ関西大学Aリーグ第2節対近大◇10月2日◇東大阪市花園ラグビー場第2グラウンド◇

【前半】関大7-19近大
【後半】関大14-5近大
【試合終了】関大21-24近大

関大の今季初白星は目前で逃げていった。前半の劣勢を跳ね返し、後半は粘り強い試合運びで一度は逆転したが、踏ん張り続けたディフェンスが最終盤で破られた。

前半、立ち上がりに敵陣の深い位置まで攻め込んだが、トライまであと一歩のところでミスが出た。徐々に流れは相手に傾き、2トライを許す。35分にFL二上のトライとFB竹中のゴールで7点を返したが、直後のキックオフを痛恨のノックオン。大きく陣地を失うと、さらに1トライを献上し7-19で試合を折り返した。
dsc_1562
勝負の後半は「武器であるスクラムが完全に上回った」と主将のNO8高本。関大のセットプレーが安定し、息を吹き返す。ハンドリングのミスが減り、攻撃にリズムが生まれた9分。SO北田が相手のタックルを振り払って前に出ると、ラックから二上が持ち出して右中間にトライ。21分にはゴール前でのスクラムから高本が左サイドを突き、最後はLO中野がねじ込んで同点に。竹中のゴールも決まり、21-19と逆転した。
dsc_1685
dsc_1731
dsc_1769
dsc_1774
ここからは関大の持ち味の粘りのディフェンスが機能する。しぶとく相手の膝下に食らいついた。しかし、終了間際の41分。平均体重が5㌔上回る相手FWにBKも加わった執念のラインアウトモールに押され、再逆転のトライを許した。
dsc_1900
悔しい連敗にも桑原監督は「やっとうちらしさが後半に出た」と、手応えを口にした。次節は同じく2敗の摂南大とぶつかる。高本は「後半でこれだけ戦えるのが分かったから、前半でどれだけ相手の体力を奪って、後半でいかに爆発できるかを考えながらいいゲームメイクをしたい」。初勝利へ向け、表情を引き締めた。【文:吉見元太/写真:林亮佑】

▼桑原監督
「やっとうちらしさが後半に出た。前半からああいう試合運びができればよかった。後半はディフェンスが良かった。競った試合をものにできなかったけど、まだまだ大丈夫」

▼NO8高本主将
「先週に比べてステップアップしたゲームにはなったけど、結果として負けてしまったのがきつい。ミスが大きかった。後半は武器であるスクラムが完全に上回った。セットプレーの安定はチームの軸。安心する材料になった。体の大きい相手FWにモールでトライされたけど、小さい僕らでもしのぐことがこれからのテーマになる。後半でこれだけ戦えるのが分かったから、前半でどれだけ相手の体力を奪って、後半でいかに爆発できるかを考えながらいいゲームメイクをしたい」

▼FL二上
「ラスト1プレーのところで走り切れなかったので、そこがだめだった。ジャージを着れなかった人の分まで、チームで一番体を張ろうと思っている。でも、最後の1プレーまで走れなかったら意味がないので、走り切れるように次の試合は頑張りたい」