【準硬式野球】完封負けも、2勝目へ前進

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◇関西六大学秋季リーグ戦第3節対阪大2回戦◇9月30日◇南港中央野球場◇

阪 大 002 011 000=4
関 大 000 000 000=0

(阪)上川―相澤
(関)北野、能塚、池本、横谷―瀧上

今季初の完封負けにも、明るい材料が見えた。成長を見せたのは2度目の先発マウンドに上がった2年生右腕の北野だ。

初先発は開幕2戦目の同大戦。劇的勝利の翌日で「自分が試合を作らないとと気負ってしまった」。緊張とプレッシャーから本来の力を発揮できず、二回途中6失点で降板。その後はベンチメンバーから外れた。

再びめぐってきたチャンスを手放すまいと、懸命に腕を振った。一回、先頭打者をツーシームで空振り三振に仕留めると、白い歯がこぼれる。次打者からも三振を奪うと、3番打者は追い込んでからシュートで芯を外して三ゴロに。勝負どころでは帽子が飛ぶほど力をこめ、4試合続いていた初回の失点を防いだ。
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二回もテンポよく投げて三者凡退。三回は2死から走者を背負い2点を失う。裏の打席で代打を送られ、大山主将が「想定内」とする継投で能塚にマウンドを譲った。「一、二回を抑えてくれただけで合格点。ストライク先行でいけたのが良かった」と能塚も北野の成長をたたえた。
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だが、この日は打線が沈黙。阪大の先発・上川に散発5安打に封じられ、完封負けを喫した。守備でも五回、六回に失策絡みで追加点を許し、まだまだ課題はある。それでも、序盤の失点で崩れたこれまでの敗戦から進歩を感じさせた。今季2勝目へ着実に近づいている。【文/写真:吉見元太】

▼大山主将
「序盤の失点という課題は解消されつつあるけど、点を取らないと勝てない。(北野について)ストライク先行の投球をすると言っていて、その気持ちがすごく表れていた。前回より落ち着いて投げていた。内野もいい声掛けをして、リズムよくいけた。(早めの)継投は想定内だった。(阪大先発・上川について)右打者のインコースと左打者のアウトコースへのシュートが多いというのは意識していたが、その中でカウントを取りに来るカーブを打ち切れなかった。そこを早い段階で捉え切れたら。(神大戦に向けて)課題がいっぱいあるので、一つずつつぶしていく。良くなっているところもあるので、そこも生かしながら勝ちたい」

▼能塚
「プレッシャーを感じることなく、いつも通りマウンドに上がった。捕手の構えたところにしっかり投げれば、それなりの結果が出る。それだけ意識している。(北野について)今までの試合は初回に点を取られて流れを呼べなかったので、試合前から『とにかく初回を3人で抑えて帰ってくることだけを考えて調整してくれ』と言っていた。一、二回を抑えてくれただけで合格点。ストライク先行でいけたのが良かった。前回より気持ちに余裕を持てていた」

▼北野
「前回は緊張していたし、開幕戦がすごくいい試合だったので、自分が試合を作らないとと気負ってしまった。今日は考え込み過ぎず、しっかり腕を振ることを心掛けた。初回を三者凡退で抑えようと意識して、しっかり準備ができたのが良かった。(帽子が飛んでいたが)今思うと高校時代から調子が良い時ほど帽子が飛んでいた。今日は腕が良く振れていたのかなと思う。得意のシュートとツーシームでカウントを取れて、インコースも突けていた。走者を背負ってからが課題。後ろで守ってくれて、声もかけてくれる4年生がいて心強い。気持ちを楽にできた一つの要因。先発で投げられるかわからないが、次はもっとゲームを作れるように。五回までは0点で抑えることを目指したい」