【ハンドボール】シーソーゲーム制す! 次節、ホーム関大で女王撃破だ!

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◇平成28年度関西学生秋季リーグ戦第8節対立命大◇10月2日◇大阪経済大学体育館◇

【前半】関大8―10立命大
【後半】関大13―7立命大
【試合終了】関大21―17立命大

8月に開幕した秋季リーグ戦も残り2つ。「ベスト4の壁」に挑む全日本学生選手権大会までの日数も刻一刻と迫っている。また、4年生にとっては最後のリーグ戦だ。「後悔だけしないように」(古賀主将)。チーム古賀の最終章、インカレに弾みをつける戦いが始まる。

今日の相手である立命大は、ここまで3勝3敗1分。これ以上順位を下げないためにも、取りこぼしは許されない。しかし、いきなり4連続ポイントを許し、出鼻をくじかれる。古賀、川﨑を中心に取り返すも、再びオフェンス陣が沈黙。寺内監督が「前半はやることができていなかった」と振り返ったように、11分過ぎから約10分間無得点。得点機である7㍍スローを3本すべてはずすなど、苦しい時間が続いた。絶対に落とせない一戦を8-10とリードを許して折り返す。

しかし、選手たちに焦りはなかった。後半の立ち上がりに篠崎、古賀、藤村の3連続得点ですぐさま逆転。その後は一進一退の攻防が繰り広げられるが、この日は速攻が光った。華麗なパスをつないでの速攻はもちろん、GK清水からのロングパスを得点につなげる場面が目立った。5度の機会で4得点。ここまで得点につながるシーンは少なかったが、新たな攻撃の形を、リーグを通してものにした。

勝負の行方は、残り10分で1点差。緊迫したゲームとなったが、最後に勝利の女神がほほ笑んだのは関大だった。古賀、川﨑の不動のWエースが勝負どころで得点し、突き放す。最後は、片山綾、山名の4回生がコートに立ち、試合終了を告げるブザーが鳴り響く。劣勢な状況を自分たちで立て直し、見事に逆転勝利を飾った。

試合後、恒例の写真撮影では、選手全員に笑顔の輪が広がった。次節は2週間後、学生チャンピオン大体大をホームで迎え撃つ。古賀は「関大らしく、自分たちらしく、楽しみたい」と意気込みを語った。「全員で楽しんで勝つハンドボール」。関大が誇る最大の武器で会場全体を巻き込み、女王撃破を成し遂げる。【文/写真:高橋良輔】

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▼寺内監督
「勝てて良かった。前半はやることができてなくてあのような展開になった。シュートの決定力だったり、甘い部分、雑なところがあったと思う。今日はあえて、タイムアウトをとって、うまく切り替えることができた。ここまで短期集中でやっていたけど、この1週間は逆に空きすぎて、緩みがあった。でも、勝てたことは大きいし、相手のミスに付け込んで救われた部分もあったけど、ものにすることができた。でも、こっちの力だけで打開したわけではないし、結局古賀と川﨑に頼ってしまっている。だいぶん良くはなってきているが、その二人に続く3人目が出てきてほしいし、出てこないと体大には勝てない。勝ちゲームでいい雰囲気で4年生も出て、最後に臨める。2週間時間をかけて、みんなでいい準備をするために集中してホームの関大で勝って終わりたい」

▼古賀主将
「勝ち越せたのは良かった。前半はやられていたし、ノーマークのシュートだったり、決めきれないことで苦しい展開にしてしまった。決めきれたらリードされる展開ではなかったし、ゲームメイクもできていたと思う。速攻も走れていたし、最後の得点の部分だけだったので、焦りはなかった。でも、消極的で1つ1つチャレンジできていなかったと思う。もう一度守って速攻を意識して、後半は立ち上がりから立て直せた。自分自身も前半は全然だめだったけど、後半からは厳しく狙えるところは狙って、周りも生かせることができた。次は、リーグ戦最後でホームの体大戦。3戦目のメインだし、たくさん人も見に来てくれると思うので、関大らしさ、ハンドボールの面白さを伝えていきたい。自分たちらしく楽しんで、いつものプレーができるように、練習からやっていきたい」