【野球】古川、若泉がアーチそろい踏み!単独首位浮上!

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◇平成28年度関西学生秋季リーグ第4節対京大2回戦◇9月25日◇ほっともっとフィールド神戸◇

京 大 020 000 001=3
関 大 000 022 40X=8

(京)平田、樋川、岩本、長谷川、大山、宇納―村山
(関)山本、阪本大―高橋、久米

インパクト抜群の一撃が、連日の大量点を呼び込んだ。2点を追う五回2死二塁。内角直球に反応した3番・古川のこの試合の2スイング目。「手応えは完璧」。飛距離は十分だ。「切れるな」と念じた打球は、左翼ポール際に飛び込む同点2点本塁打に。重たいムードを吹き飛ばす一発が号砲となった。
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前日の1回戦で示したように、ひとたび勢いに乗ると手が付けられない怖さが関大にはある。六回にはリーグ戦初スタメンの6番・若泉が魅せた。「いつもファーストストライクから振ろうと決めている」と積極性が実り、2ボールからの3球目を左翼席に運ぶソロ本塁打で勝ち越し。七回には5番・松島の中前適時打や、途中出場の8番・久米の左前適時打で4点を奪い、京大に引導を渡した。
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2戦2勝と好調の先発・山本はこの日も140㌔台の直球を主体に、強気の投球で押す。だが、二回に2点を先行されると、その後も走者を背負う苦しい内容。同点の六回1死から二塁打を浴びると、阪本大にマウンドを譲った。後輩の後を受けたエース右腕が後続を打ち取り、裏の勝ち越し劇につなげた。
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試合前、松山主将は「今日は野手がやろう」とナインに呼び掛けた。これに応える見事な集中打で逆転勝ち。勝ち点を3とし、単独首位に浮上した。1週間を空け、次はリーグ3連覇中の立命大と対戦する。「ここのところ立命大から3点以上取れていないので、3点目をうちが早く取れたら」と早瀬監督が話せば、松山は「立命に勝つには投打がかみ合った100パーセントの試合をしないと。もっと野手陣は(状態を)上げていきたい」と意気込む。4季ぶりのリーグ制覇へ、いよいよ天王山を迎える。【文:吉見元太/写真:松浦智】

▼早瀬監督
「2点に抑えて3点以上取るのがチームの目標。(古川の一発は)効果的な同点2ランだった。(若泉について)フリー打撃や練習で状態が良くなってきた感じが見られて、思い切って起用した。長打の期待できる打者。見事に長打を打ってくれて、勢いがついた。(次戦に向けて)立命大は底力があるので、もうちょっと状態を良くして臨まないと。(対策としては)やはり打者。レベルの高い投手が出て来る。ここのところ立命大から3点以上取れていないので、3点目をうちが早く取れたら。接戦には持ち込めているが、勝ちきれないので雪辱を果たしたい。阪本大も状態が上がってきているので期待はしている」

▼松山主将
「山本がいつも頑張っているので『今日は野手がやろう』と言っていた。自分も含めて前半で点が取れないのが課題。その反面、後半勝負であれだけ点をとれたのは集中を切らさずにできている証拠。前半で打てたらもっといい。(立命大戦まで)1週空くので、いい意味で気持ちをリセットして、しっかりとした気持ちで迎えたい。立命は投手が良くて、打線も1番から9番までしっかり振れている。うちも投手は頑張っているけど、野手がなかなか打てていない。立命に勝つには投打がかみ合った100パーセントの試合をしないと。もっと野手陣は(状態を)上げていきたい」

▼古川
「今季は調子が良くなくて全然打てていなかったし、山本もいつも頑張ってくれているので、僕が打たないといけないと思っていた。インコースの直球に反応して打てた。手応えは完璧だった。あとは『切れるな』と願って打球を見た。(今春にシーズン通して中軸を打って)パワーはついた。いいときばかりじゃないので、打てないときは守備や声で貢献したり、進塁打を打ったりというのは心掛けている。立命戦はヤマ場なので、何が何でも勝ちたい」

▼若泉
「(初スタメンだったが)緊張でふわふわしてしまって、1打席目は思うようにいかなかった。それを引きずらなかったのが良かった。打ったのはインコースの真っすぐ。体が反応できた。いつもファーストストライクから振ろうと決めている。打ったときに(スタンドまで)いったと思った。(ダイヤモンドを回った時は)夢みたいだった。打てて良かった。(立命大戦に向けて)試合に出るチャンスがあれば、自分の結果よりもチームが勝てるようにやってきたい」

▼阪本大
「先発は(吉川、山本)2人が安定しているので、僕は後ろでいつでもいけるようにしている。今日は最後までいくつもりで投げていた。肩はもう問題ない。(立命大戦は)どこで出ても、自分の投球ができれば。接戦になると思うので、相手に点を与えないようにしたい」