【ソフトボール】1発に泣き、開幕戦を落とす

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◇平成28年度関西学生秋季リーグ第1節対立命大◇9月25日◇サザンスタジアム◇

立命大 100 200 =3
関 大 010 010 =2

リーグ5連覇を目指すソフトボール部の秋季リーグが開幕。1週間前に新たに歩み出したチームの主将は下級生のころから中軸を担ってきた川添だ。レギュラーだった4年生5人が抜け、スタメンもフレッシュな面々。そして、対戦相手の立命大は春季リーグで土をつけられた因縁の相手だ。気持ちも新たに偉業達成に挑む。

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一回表、関大のマウンドには絶対的エース・松田ではなく高桒。松田が体調不良のため、前日に急きょ先発を変更した。

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期待に応えたい高桒だったが、プレイボール後の2球目を捉えられると、中堅手・前田の頭を優に越え先頭打者本塁打を浴びる。盛り上がる立命大とは対照的にいきなり追いかける展開となった。

すぐに追いつきたい関大は二回裏。先頭の4番・新宮が右翼線を破る三塁打で出塁する。

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続く高城は3球で簡単に追い込まれるが、2球ファウルで粘り6球目。強く叩いた当たりは、左翼線を抜ける適時二塁打に。クリーンナップの連続長打ですぐさま追いつく。

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このまま勢いに乗りたいところだったが、落とし穴は四回表に待っていた。1死一塁の場面。迎えるは7番打者とあって併殺で切り抜けたいところだったが、快音を残した打球は左翼後方へ。そのままボールがフェンスオーバーし、本塁打となる。この一打で2点を勝ち越された。

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その裏、2本の安打などで1死一、二塁のチャンスを迎える。しかし、6番・樫原は遊ゴロに倒れ2死に。ここで、打席に代打の切り札・岩崎を送るがあえなく空振り三振。追い上げることができない。

五回の守りでは、四球と安打で2死一、二塁のピンチを迎える。この場面で、6番打者の当たりは二遊間を抜け中前へ。前田が捕球し素早く投球動作に入ると、ストライク送球で本塁タッチアウト。ビッグプレーが飛び出し、追加点を与えない。

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守備からのいい流れで迎えた五回裏。先頭の8番・井上が中前打で出塁しチャンスメイク。好機を広げたいところだったが、9番・前田の当たりはまさかの併殺打に。得点機は潰えたに思えたが、1番・黒田が執念の内野安打で塁に出る。続く、2番・黒木の打球は何でもない二ゴロ。しかし、これを二塁手がファンブルすると、黒木は必死に一塁を駆け抜けセーフにし、中軸につなぐ。同点のチャンスに沸くベンチの期待を一身に受け、3番・川添が打席に立つ。「絶対に打つ」(川添)。強く振り抜くと、打球は三遊間を抜け左前へ。この当たりで、二塁走者の黒田が一気に生還し1点差に詰め寄った。

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このまま一気に逆転したいところだったが、新宮が一飛に倒れ1点止まり。ペースを握ることができない。

六回の守備は高桒が簡単に3人で打ち取り、打撃陣を鼓舞する。100分タイムオーバー制により、この回が最終回になることが濃厚となる。だが、立命大の高森の前に三者凡退で終わりゲームセット。あと1本が出ず、開幕戦を勝利で飾ることができなかった。

試合後、川添は「前を向くしかない」と残りの4試合に目を向ける。5連覇への道のりは険しくなったが、可能性がなくなったわけではない。次戦の同大戦までは3週間の空きがある。この期間に各々のベストを高めることが急務だ。貪欲に目標達成を信じ、ソフトボール部は着実に進化する。【文:嶋健太朗/写真:谷 風花】

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▼川添主将
「新チームになって初の公式戦ということもあって、試合前に今日出せるベストがテーマと改めて確認した。ベストの結果を追い求めているが、要所要所で技術が足りていないなと感じた。ここから3週間空くので、この期間を大切にして高いベストを求めていきたい。(自身の打撃について)シビアな点差で西カレを思い出した。西カレはチャンスで凡退していたので、今日は絶対に打つという気持ちだった。松田が体調不良で高桒には急きょ先発と告げて、3点に抑えてくれて、仕事をしてくれた。それでも、1発で点を取られる経験は前にもあったので、これから修正してほしい。全勝優勝はなくなったが、前を向くしかない。5連覇期待されていると思うので、その期待に応えます」