【卓球】リーグ最終戦勝利で飾れず リベンジは後輩が果たす!

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◇平成28年度関西学生秋季リーグ戦第7節対同大◇9月16日◇ベイコム総合体育館◇

【試合結果】関大3―4同大

前日に、秋季リーグ最終日を残して屈辱の2部降格が決まった関大。その中で今日のゲームが行われた。「それぞれが次につなげよう」(中村主将)と最終戦に気持ちをひとつにして挑む。ただの消化試合には終わらせない、関大の意地を見せつけるゲームが始まった。

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しかし、選手たちの思いとは裏腹に、序盤から同大にリードを許す。第1シングルスの吉見は随所に持ち味のサーブが光るも、ストレート負け。

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第2シングルス原もリズムをつかめない。今季は持ち味を出し切れない試合が続くが、この日も調子は上がらなかった。1ゲームも奪えないまま、第2シングルスも落とす。

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何としてでも一矢報いたい関大は、第3シングルスで坂根が登場。安定感抜群なプレーは、この日も健在。リーグ戦を通じ、シングルス個人で関西チャンピオンに輝いた実力を存分に見せつけた。

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3-1で勝利し、反撃ののろしを上げる。しかし、続いて行われた持田、坂根ペアで行われたダブルスで惜敗。

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「ダブルスが大事」と中村がキーマンに挙げていたが、今季は1勝止まり。2年生と1年生の若いペアだけに立て直しは急務だ。

後がなくなった関大だが、ここから意地を見せる。2面同時展開で主将の中村と増田がシングルスで登場。ここまでエースとして活躍してきた主将が最後のリーグ戦となる舞台で圧巻のプレーを見せる。

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果敢に攻めるプレーでサービスエースを連発。気迫が乗り移ったピンが次々と相手コートに突き刺さった。ベンチ、スタンドも大歓声で後押しすると、隣でプレーする1年生・増田もこの勢いに乗る。リーグ戦を通して鋭いスマッシュが安定しないのが課題だったが、この日はミスが少なかった。相手とのラリーも次々とものにする。

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第4シングルス中村が3-1、第5シングルス増田が3-2で勝利し、土壇場で逆王手をかけた。

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流れは関大、スタンドも盛り上がりを見せ、最終シングルス持田が登場。しかし、反撃もここまで。持田も食らいつくが、今季の関大を象徴するかのように競った場面でポイントが取り切れなかった。

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3-4で今季最終戦が終わり、秋リーグ全敗と悔しすぎる結果に終わった。

来春からは戦いの舞台を2部に移して、1部返り咲きを目指す関大。しかし、今季のメンバーを見てみると、1、2年生が大半で伸びしろは計り知れない。今季味わった屈辱も経験に変え、来年、再来年につなげることが大事だ。「高い目標を持って頑張ってほしい」(中村)。先輩たちの悔しさは後輩が晴らす。4年生の思いは確かに引き継がれた。【文:高橋良輔/写真:川﨑恵莉子】

▼中村主将
「降格が決まっていて、今日が今季最後のリーグ戦だったけど、それぞれが次につなげる試合にしようと言っていた。自分自身も引退試合だったので、何とか全敗は阻止したかったけど、勝てなかった。でも、一人一人が競った試合をしていたと思う。女子の流れに続いて、いい形で終わりたかったけど、結果は結果。(秋季リーグは)1、2年生中心のメンバーで経験不足が勝負どころで勝ち切れないところに結びついたと思う。でも、この経験を生かして、いいチームになると思うので、頑張ってほしい。個性が強くて今年1年大変なこともあったけど、やり切ることができた。でも、1部で戦う実力はあるだけに、最後に降格で終わってしまうことになって本当に悔しい。4年間1部と2部を行き来するリーグ戦で難しかった部分もあったけど、それを乗り越えて徐々に1部でも通用するチームになってきた。後輩には1部優勝、高い目標を持って頑張ってほしい」