【野球】多田4安打の活躍!吉川、阪本大の完封リレーで勝利!

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◇平成28年度関西学生秋季リーグ第3節対同大1回戦◇9月17日◇南港中央球場◇

関 大 000 011 000 =2
同 大 000 000 000 =0

(関)吉川、阪本大―久米
(同)福島、溝田、平尾拓―山岸

関大が接戦をものにした。前節からの連勝を3に伸ばし、同大戦の初戦を白星で飾る。「粘り強くやってくれた」と早瀬監督はバッテリーを称賛した。

関大の先発は吉川。立ち上がりこそ不安を見せたものの、二、三回は三者凡退に打ち取り得点を許さない。だが、打線はチャンスをつくるも、あと1本が出ない。三回は1死から多田と土井の連打で一、二塁とするが、3番・古川が併殺に倒れた。もどかしい攻撃が続く中、四回は三者凡退に打ち取られる。

その裏、吉川の最大のピンチとなった。1死から連打を浴び一、二塁。5番には8球粘られ四球を与えてしまい、満塁とされる。しかし、6番を一飛に打ち取り、7番は空振り三振に切って取り、本塁を明け渡さない。

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ピンチを脱した直後の五回。先頭の松山が初球を捉え左前安打で出塁する。犠打と二ゴロで走者を進め、2死三塁とすると、1番・多田が初球を左前に落とす。松山が先制のホームを踏んだ。

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六回、1死から4番・安井と5番・松島の連打でチャンスをつくる。その後2死一、二塁となり、打席には松山。「初球から何がきても打つ」。その言葉通り、またもや初球を捉え打球は中前へ。貴重な2点目となった。

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七回からは阪本大がマウンドに上がる。毎回走者を出すが3回を無失点に抑え、完封リレーで勝利を収めた。

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多田は先制打を含む4安打と絶好調だ。しかし、チーム全体で11安打も放ったがわずか2得点だったことは課題に挙げられる。「3、4点取って投手を楽にしてやりたい」と早瀬監督は話す。「明日も何が何でも勝つ」(松山主将)。連勝でリーグ優勝へさらに勢いをつけたいところだ。【文:新潟瑞葵/写真:松浦 智】

▼早瀬監督
「粘り強くやってくれた。バッテリーは春も良かったけど。0で抑えるのは難しいから、よく粘ってくれた。(4安打の)多田はとても良い感じ。1番で出てくれるから勢いがつく。今日は最高の働きをしてくれた。攻撃は3、4点取れていたら。得点が少なかったのは課題。チャンスはつくれているから悪くはないけど。狙い球をしぼって甘い球を見逃さないように。古川とかももっとどっしり構えていたら、チャンスで打てたかも。阪本大は状態よくなっているから大事なところを任せた。2番手に阪本を使いたいと思っていたから、そこまで吉川に投げてもらいたいと思っていた。明日も継投で勝っていきたい」

▼松山主将
「(四回のピンチの場面)満塁を0で切り抜けたら、次の攻撃の先頭が自分だから絶対に出れると思っていた。ピンチのあとにチャンスありと言うように。左前安打で自分が出塁して、アウトでランナーを進めて、1本でかえすという野球ができた。多田が好調で、1番で出てくれる。打たないと困る場面で打ってくれる。(五回の適時打について)初球から何がきても打とうと思っていた。詰まりながらもいいところに落ちてくれた。気持ちで打った。古川が打てていないが、春あれだけ打っていて周囲の期待も高いからプレッシャーを感じているんだと思う。勝ちに貪欲な選手だから、気持ちが前に出すぎていてついてきていないのかもしれない。だが、遊撃手というポジションで守備の要になってくれている。今日も声を出していて、無失策で相手に流れを渡さなかったのが勝ちにつながっていると思う。投手陣は、吉川は前節少し良くなかったけど、気持ちが入っていて粘りの投球をしてくれた。その吉川の気持ちをしっかり受け取って、阪本大も投げてくれた。エースらしい投球だった。チームの雰囲気も、接戦をものにできているからすごく良い。集中切らさず、明日勝って2タテで勢いつけたい。チャンスでもう1本打って点を取れるように。何が何でも勝つ」

▼多田
「(打順が)1番に上がり、最初の打席は固かったが、セーフティバントが決まり気持ちが楽になった。そこから盗塁も決まり自分らしいプレーができて良かった。調子が上がらず、9番になった時に、開き直って小技を使うようになった。さらに、コーチに言われてタイミングの取り方を変えたことが今の結果につながっていると思う。目標はリーグ優勝。4年生はこのリーグが最後なので、出してもらっている分少しでも貢献したい」

▼吉川
「相手はベンチからの盛り上げが良く、第1節で近大に勝っている勢いのあるチーム。押し負けないように、自分が中心となってしていった。立ち上がりが課題で、少しそれが出てしまった。レベルのより高い相手だとこのままではまずい。しかし今日は、尻上がりの粘りのピッチングができたと思う。(日本代表について)まわりが上なので、参考になった。イメージをもらったり、刺激が湧いた。関東のトッププレーヤーを見れて良かった。これ以上ない経験ができたし、自信がついた。新しい変化球を周りと話したけど参考にするだけ。(代表に選ばれて)光栄だった。そこから天狗にならずにしていきたい。(代表チームは)全員仲が良く、お互いの名前を下で呼び合うくらい。その中で思ったことをチームの中で共有した。そのこともあり結束が強くなったと思う」