【卓球】意地見せるも遠い白星 残留に向け、残り2戦正念場

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◇平成28年度関西学生秋季リーグ戦第5節対京産大◇9月14日◇ベイコム総合体育館◇

【試合結果】関大2―5京産大

春に4年ぶりに1部残留を決め、この秋はさらなる上位進出を目指した関大。しかし、ふたを開けてみればここまで4戦全敗と、厳しい戦いを強いられている。接戦で勝ち切れないシーンが続き、1部残留へ正念場を迎えた。勝負の秋季リーグ後半戦、京産大との試合が幕を開ける。

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第1シングルスに登場したのは1年生増田。第1ゲームから持ち味の攻める卓球を存分に発揮する。スマッシュが次々と決まり、11―7で先取。この勢いに乗りたいところだが、互いに譲らない。絶対に落とせない一戦に臨むチームの思いを体現するかのように、第1シングルスから白熱した展開となった。

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勝負の最終ゲーム、8-8と一進一退の攻防を繰り広げるも、ラストで離された。最後は、不運なジャッジに泣いて試合終了。攻め続けていただけに、痛すぎる敗戦となってしまった。この流れを第2シングルス原も変えることができない。追い込まれた状態から2ゲームを取り返すも、またもやファイナルゲームの末に敗れた。

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「勝負どころで勝ち切れないシーンが続いている」と中村主将が振り返ったように、善戦しているだけに悔しい戦いが続く。第3シングルスの各務も必死に食らいつくが、一歩及ばず。早くも相手に王手をかけられた。

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しかし、ここから関大の逆襲が始まる。反撃ののろしを上げたのは、持田、坂根の二人だ。今季まだ勝ち星がないダブルスでは、息の合ったプレーで相手を翻弄(ほんろう)。

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チームメートの悔しさを晴らすかのように、積極的に攻めた。ミスも少なく、終始相手を圧倒。息を吹き返すには十分なストレート勝ちで流れを変える。

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この後から2面同時展開となり、ダブルスで活躍した坂根と持田がシングルスで出場。坂根が変幻自在なサーブ、粘り強く返すプレーを披露した。

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ベンチ、スタンドも大逆転劇へ声援で後押し。

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坂根が3-1で勝利をつかむと、さらに関大は勢いを増した。持田もバックハンドでの強烈なスマッシュなど、果敢に攻めて相手に立ち向かう。

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1-2で迎えた第4ゲームは1ポイントごとに場内が固唾をのんで見守った。しかし、関大の反撃もここまで。12―14でこのゲームを惜しくも落とし、関大の負けが決まった。最終シングルスには主将の中村が挑むも、1―3で試合終了。

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接戦をものにできず、今季5敗目が決まった。

リーグ戦も残すところあと2戦。勝利を収めなければ、2部降格が現実味を帯びてくる。中村は「まずは1勝したい」と必死に前を向いた。厳しい状況が続くが、まだ望みは消えていない。選手全員がもう一度一丸となって、1部残留を目指す。【文:高橋良輔/写真:三木勇人】

▼中村主将
「前半に0ー3だったので、厳しい戦いになってしまった。後半、ダブルスで勝って流れを変えたけど、やはり1、2試合目の接戦をどちらか勝ちたかった。(リーグ前半の)反省点を生かして練習してきたけど、リーグ戦を通じて勝負どころで勝てないシーンが続いている。自分も勝てなかったし、どんな内容でも負けは負けなので、切り換えてプラスに考えてやってきたい。残り2戦、残留に向けて本当に山場になる。でも、最初の近大戦より、雰囲気も良くチーム全体で戦えている。まだまだ上がってくると思うので、まずは明日1勝したい」