【野球】リーグ開幕、エースの完投で白星発進!

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◇平成27年度関西学生春季リーグ第1節対京大1回戦◇4月4日◇わかさスタジアム京都◇

関大 101 101 010=5
京大 000 001 000=1

(関)石田―久米
(京)小林、岩本、井口―奥山

昨年の秋、リーグ優勝を果たした野球部。2年目となる早瀬監督率いる野球部は、スタメンに1回生が2人入るなど一新された。創部100周年の伝統を背負って、秋春連覇へ向けての戦いに挑む。

初回の攻撃から早速試合が動く。1番・塩田が左前安打を放つと、すかさず盗塁を決めた。2番・多田の右飛により三塁へタッチアップし、3番・永岡の中前適時打でホームイン。理想的な得点の仕方で、1点を先制した。

初回に二盗を決める塩田

△初回に二盗を決める塩田

3回に先頭打者の石田が左前安打で出塁すると、1番・塩田が犠打を試みる。これが結果安打となり、無死一、二塁とチャンスが広がった。2番・多田の右飛で二塁走者・石田が三塁を陥れ、1死一、三塁。3番・永岡に2打席連続でチャンスが回ってくる。この永岡の打席で、塩田が2個目の盗塁を決める。二、三塁とし、永岡の左前適時打で1点を追加した。4回にも、相手の2つの失策が絡み、9番・石田の犠飛で1点を入れた。

適時打を放ち、2打点の活躍をした永岡

△適時打を放ち、2打点の活躍をした永岡

一方、関大の先発を任されたのは自身5度目となる開幕投手の石田。「去年よりは緊張が少なく、自然な感じで投げられた」と、エースとして、副将として、最上級生として落ち着いていた。5回まで京大打線を2安打に抑える。

打線は、6回に2死から9番・石田が中越え三塁打を放ち、1番・塩田の中前適時打で4点目を奪った。

安定したピッチングを披露し、このまま完封ペースかと思われた石田だったが、6回に一死から、二塁手・永岡の失策で走者を背負ってしまう。2、3番打者に連打を浴び、1点を返された。
完封は逃してしまったが、8回にも7番・松山の中越え三塁打から、9番・石田の左翼線への二塁打で1点を追加し、京大を突き放した。

3安打の活躍を見せた9番・石田

△3安打の活躍を見せた石田

石田は内野ゴロの山を築き、9回5安打1失点の好投でリーグ通算20勝目を挙げた。エースは、3安打2打点と打撃でもチームを盛り立てた。「投手陣は今年も石田が軸になっていく」(早瀬監督)。新体制でまず1勝を挙げた野球部。盗塁数が合計4個と、機動力も光る試合となった。監督の期待を背負うエースと共に、チームの進化はまだまだ続く。【新潟瑞葵】

▼早瀬監督
「チーム状態は落ちかけていたけどよくなった。打線はもっとつながってほしかった。しっかり自分たちのスイングができていない。(3番・永岡、5番西田尚について)西田尚は勝負強いバッティングをしてくれるから5番に置いた。永岡は状態がとてもよく、守りの面でまだ少しという感じだがこのまま使う。阪本将は初めて4番にして、今日はあまり打てなかったが、ずっと状態が良かったので使った。(1回生の多田と西田友は)2人もずっと状態がよく使った。西田友は今日はらしくなかったが、多田はそれなりだと思う。石田は丁寧に投げていた。三振がほぼ取れていないが、それほど不安はない。100球くらいで石田らしいピッチング。投手陣は石田が軸になっていく。期待できる。あとはいかに点を取るか。明日連勝しなければならない」

▼石丸主将
「(主将として迎えた開幕戦について)緊張するのでいつも通りやるようにと呼びかけた。打線はもっと点を取れたのでそこは反省点。チャンスは作れた。石田は粘り強く投げた。(主将として試合中は)試合に出る選手たちが集中できる環境作りを心がけた。明日以降も3得点以上、2失点以内で勝てるように野球部全員で戦っていく」

▼石田
「開幕戦は去年より緊張が少なく、自然な感じで投げられた。2回生の春からリーグ開幕投手は5回目。去年の京大戦ではスライダーの割合が多かったので、スライダーの割合を減らし、ツーシームなどを使って内野ゴロを打たせていく投球をした。去年の秋が1番良かったけど、リーグ開幕前に社会人との試合で投げたときそこまで悪くなかったのでいけると思った。ツーシームは去年は確率よく投げられなかったけど、神宮大会くらいから安定して投げられるようになった。まっすぐかスライダーでは打たれてしまうので、投球の中に組み込んだ。リーグ一戦一戦戦っていくことが大事。リーグ20勝目だったが17敗もしているので、負けを少なく負けないように、それなりのピッチングをしていかなければならない。(猛打賞だったことについて)打つ方はたまたま。振ったら当たっただけ」

▼永岡
「(先制打について)打ったのはたぶんまっすぐ。狙いは絞っていなかった。『ボールを見よう、甘い球なら打とう』と思っていた。球数を見れて、センターにうまく打ち返せたので良かった。(2打席目について)ラッキー。つっこんで打ってしまったがうまいところに飛んだ。(開幕戦は3番二塁でスタメン)打つ方も守る方もチームの中心。打撃は調子が悪かったが、今日は試合が始まると調子が良かった。(3回の好守は)たまたまです。守備のミスは減らし、攻守でチームに貢献したい」