【レスリング】関東の壁は厚く、今後の飛躍誓う

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◇平成28年度全日本学生選手権3日目◇8月27日◇金岡公園体育館◇

大会初日に行われたグレコローマンスタイルでは思うような結果を残せなかった関大。この日行われるフリースタイルは、リーグ戦でも戦うスタイルとなるため、現在の力を知る指標としては重要な大会となる。今大会を盛り上げている関東勢を相手に一つでも多くの勝ち星を挙げることができるか。

まず初めにマットに上がったのは57㌔級の加藤。日本文理大の前原を相手に6ポイントを先制され苦しい展開。だが、じわりじわりとポイント差を詰めていくと、グラウンドに持ち込みローリングからのフォールで見事な逆転勝ちを飾った。
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1回戦が不戦勝となった70㌔級・小山は2回戦で昨年の大会覇者であり高校3冠の実績を持つ山梨学院大の木下と対峙。序盤から圧倒され敗れた小山だが、学生王者との対戦に「日本一の選手とやれて楽しかった」と振り返った。
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86㌔級の脇田は天理大の濱本を相手に接戦となる。試合中盤にリードを許すものの、持ち味である粘りのレスリングを展開。直後にタックルで逆転すると、最後は確実にバックを奪い勝ち星をつかんだ。

フリースタイルではエース格の存在である65㌔級・竹本が登場。2点を先制され追いかける展開となった竹本は果敢に攻めに出るが、テイクダウンを奪いにいったところを返され場外で失点。その後、1ポイント差まで迫るが、時間を使い逃げる明大・小出を最後まで捕まえ切れずまさかの初戦敗退となった。
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70㌔級の松下は中大の小林に、1回戦を勝ち抜いた加藤は専大の山北に、74㌔級の一瀬は明大の本多にいいところなく敗れ2回戦敗退。1年生は関東の壁に跳ね返される結果となった。

続いて65㌔級の大川慧が東洋大の岡迫と対戦。1ポイントをリードされた第2ピリオド。バックを奪い逆転に成功する。しかし、場外に2度出され勝ち越されると、そのまま追いつくことができず敗戦。昨年のベスト16を超えるという目標は来年以降に持ち越された。
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74㌔級の山岡は東洋大の南條に序盤からリードを広げられていく。最後は決死の粘りを見せるも及ばずテクニカルフォール負け。2回戦に臨んだ脇田は日体大の錦戸に先制したものの、第1ピリオド途中フォール負け。このことにより、関大勢は全員敗退となってしまった。
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最終日に残ることができなかった関大。全選手が関東勢に敗れ全国のレベルを知る良いきっかけとなった。「勝ちに対する貪欲さを出していきたい」と小山主将。10月に今回と同じ舞台、金岡公園体育館で行われる西日本学生選手権では勝利をつかみ喜びを爆発させる姿に期待だ。【文:嶋健太朗/写真:吉見元太、三木勇人】

▼小山主将
「日本一の選手とやれて楽しかった。久々の個人戦で現状がわかった。いい部分も悪い部分も。今後のいいきっかけになると思う。この3日間は足りない部分が見えた。あと一歩、接戦で負けるのは悔いが残る。最終日に残りたかった。西日本学生選手権に向けて収穫があったと思う。自分自身、西日本は優勝しか見ていない。勝ちに対する貪欲さを出していきたい。簡単にポイントをやる場面があった。関東勢は接戦の末の逆転勝ちがあった。練習から各々の目指すところを目指してやっていく」