【コラム】新たな自分へ

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2016年4月。私は期待と不安を胸に、関西大学に入学。当初はカンスポのことなど知らなかった。小中高続けてきたソフトテニスを大学でもしたいと思い、ソフトテニスサークルに入ろうと思っていた。

入学式の次の日。どんなサークルがあるかブースを見て回っていると、「関大スポーツ編集局」という文字が目に留まった。メディアを専攻していたし、スポーツ記者という仕事に興味があった。偶然チラシを持って歩いているカンスポ部員を見かけたので、自分から話しかけてそれをもらう。見ると「スポーツ好き集まれ」と書いてあった。このままずっとテニスをしていていいのか。カンスポに入り取材を通して自分が苦手としている人とのコミュニケーションを高められるのでは。などと思い、入部することに決めた。

カンスポに入って4ヵ月になろうとしている。これまでスポーツをする側にいたので、この「伝える」という活動はなかなか大変だ。試合を見てそれを伝える、思っていること、感じたことを文章にする。今の自分にとっては相当レベルが高い。今までだと自分はただボーッと試合を観戦しているだけで、ひとつひとつのプレーに一喜一憂していた。でも記事を書くにはそれでは駄目だ。選手の動きを観察しメモを取る。一瞬も目を離せない。リラックスして見ることができない。普通の観戦している時の気持ちとまるで違う。取材をする度に難しさを感じるが、同時にもっと上達したいと思うようになる。

これから私は人に合わせるのではなく自分の意見を持った芯の強い人間になりたい。最近、自分自身の自我というものがわからないようになる。本当にやらないといけないことは何なのか?今自分自身何がしたいのだろう?という気持ちになる。今まで人に合わせてきたからだろう。そのせいで自分から考えて行動できず、ただ他人を頼っていた。カンスポの取材を通してたくさんのアスリートの方達とふれあうことで、さまざまな考えを吸収し自分にも反映させたい。そうすれば新たな自我が形成されるかもしれない。

私は意志が弱い人間だ。それゆえに何かをしようと思いついてもなかなか実行できないし、したとしても長くは続かない。少し前、ある教授が文章をうまく書くには新聞の文章を写したら良いと話していた。だから天声人語の文を紙に毎日写そうと思い、やってみても3日も続かない。結局自分は本当に文章がうまくなりたいと思っていないからだとあとで痛感した。自分で決めたことはやり通す、そして自ら考えて行動できる人間になりたい。今の自分から新たな自分へ。これから私はカンスポの活動を通して人として成長し、1日1日を大切にして自分を変えていきたい。【三木勇人】