【射撃】日本学生選抜、八川が圧巻の個人2種目制覇!

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◇第12回日本学生選抜ライフル射撃選手権大会(2日目)◇7月3日◇能勢町国体記念スポーツセンター◇
【男子総合団体】
2位 関大 6987.7点
【女子総合団体】
3位 関大 2884.8点
【50㍍3×40ファイナル】
1位 八川 綾佑 448.0点
【10㍍S40ファイナル】
4位 堅田 みちる 163.6点
5位 奥村 美夏 140.9点
7位 阿部 美咲 99.4点
大会2日目の日本学生選抜大会、関大からは7名の選手が出場した。50㍍3×40ファイナルでは八川が2位以下に圧倒的な差をつけ、前日の10㍍S60と合わせて2冠を達成した。総合団体では男子が2位、女子が3位と好成績を収めた。

男子50㍍3×40には武田、八川、折原が出場。関大で団体メンバーを組む3人はチーム内でも最も実力がある選手たちだ。全員がファイナル(決勝)進出を目標に試合へ挑んだが、進出を果たしたのは八川ただ一人だけだった。武田、折原は自己ベストに近い得点をたたき出す射撃で奮闘するも、全国の強豪に勝つことができず悔しい予選敗退となった。
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ファイナルでは、八川が膝撃、伏撃を終えた時点で1位と0.2点差の2位につける。この時点で3位以下とは大きく差が開いており首位の小林(日大)との一騎打ちとなった。迎えた立射、「勝負を立射に持っていく」と語った通りここから脅威の射撃を披露する。他の選手の得点が伸び悩む中、八川は10点台(満点10.9点)を連発し、トップに立つ。最後まで勢いが止まらず2位と10.5点をあける圧巻の優勝を決めた。
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女子では堅田、阿部、奥村、岸本が10㍍S40に出場。ファイナル進出条件の本選上位8人に堅田、阿部、奥村が入る活躍を見せる。決勝は堅田が試合中盤までトップ争いをする見事な射撃を見せる。しかし「ふとした瞬間にちょっと気が抜けてしまった」と重要な場面でのミスが響き、順位を落としてしまう。最後まで粘りを見せ、表彰台を狙うも惜しくも4位と悔しい結果に終わった。
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約2週間前に行われた西日本大会で悔しい結果に終わった射撃部。その悔しさをばねに今大会では多くの選手がファイナルへ進出するなど全国でも戦えることを証明した。秋のインカレでの団体総合優勝へ、収穫、課題が見つかる充実した大会となった。【文:大島涼太郎/写真:柴村直宏】
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【競技説明】
立射(S)、伏射(P)、膝射(K)の3姿勢がある。男子団体は10㍍S60(立射60発競技)、50㍍P60(伏射60発競技)、3姿勢の合計点で争う50㍍3×40(3姿勢40発競技)の3種目を行い、女子団体は10㍍S40、50㍍3×20の2種目を行う。各種目3人がレギュラーとして出場し、本選の記録が団体成績に反映される。また、本選の上位8人がファイナルに進出し、個人優勝を争う。1発の満点は10.9点。

▼八川
「予選はあんまり良くなかったが、ファイナルに残ることができた。そこで気持ちを切り替えてできたので良かった。予選の点数自体は悪くないが、感覚的にはもっと撃てる感じがある。得意なのは立射。普通は膝撃と伏撃はほとんどの人が当たるので勝負を立射に持っていくが、自分の場合、膝撃が全然当たらないので、その分他の人が外す立射を武器にしてやるようにしている。そこがうまく機能したのは良かった。(6月に参加したワールドカップは)点数自体は今日と同じくらいだが環境も違うし、向こうの方が撃つのは難しかった。それでもいろんな有名選手の姿勢や撃ち方を見ることができ、今回のファイナルの打ち方などに生かせた」

▼堅田
「久しぶりにこんなに暑い大会だったので自分に負けてしまった部分があった。撃てるときはちゃんと気を付けて撃てていたが、ふとした瞬間にちょっと気が抜けて外してしまうミスがあった。それがファイナルの時に出たことが反省点。(途中にトップに立った後調子を落としてしまったが)これで勝てるかもとかではなく、暑さなどの対策ができていなくてパフォーマンスが落ちてしまった。気持ちの面では落ち着いていたけど対策ができていなかった。秋に向けて技術面は今の状態を磨いていくだけ。練習を頑張っていく」