【ハンドボール】大体大に勝利!2年ぶりリーグ制覇!

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◇平成27年度関西学生春季リーグ戦最終節対大体大◇5月10日◇関西大学中央体育館◇

【前半】関大14-10大体大
【後半】関大14-10大体大
【試合終了】関大28-20大体大

 前節は勝てば優勝というところで関学大に惜敗した関大。優勝を決める最終節はホームでの戦いとなった。相手は関西で圧倒的な強さを誇る大体大。優勝に向けて最大の壁が立ちはだかる。

 開始1分30秒、恩塚の滞空時間の長いジャンプから放たれたシュートがゴールネットを揺らし、関大が先制点をあげる。これを皮切りに6分までに4得点。さらにはGK・衣笠が好セーブを連発し、最高の立ち上がりを見せる。5点差をつけた15分15秒で大体大がタイムアウトを要求。関大に傾いた流れが途切れるかと思われたが、タイムアウト明けに立て続けに得点し、7点差に開く。しかし、反則による2分間の退場で数的不利に陥ると、大体大の反撃にあう。一時は2点差まで詰められたものの、終盤に田辺の活躍もあり14-10とリードして前半を折り返す。

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 後半は開始から相手ペースで試合が進む。ミスも重なり、徐々に点差を縮められ1点差になった9分36秒で関大がタイムアウトを取る。「気持ちで負けずに行け」という中川監督の声に選手が応えた。まずは16分にここまで何度もゴールを守ってきた衣笠が魅せる。速攻のシュートをファインセーブ。このプレーにベンチからも観客からも大歓声があがる。このビッグプレーがオフェンスを鼓舞した。熊代がパスカットでボールを奪うと、そのままゴール。さらには重岡が左サイドでディフェンスの間をくぐり抜ける。体勢を崩しながらキーパーのまた抜きとなる技ありシュートを決め、22-18とする。タイムアウトをはさみ、残り6分で23-20と3点のリード。そこから4連続ポイントをあげると、相手に焦りが見え始めた。残り30秒に田辺がゴールを決めると、この後からカウントダウンがスタート。その数字は徐々に小さくなっていき、ついに試合終了を告げるブザーが鳴り響いた。

 体大に8点差をつける勝利で優勝を決めた。「いつも慣れ親しんでいるコートでできたのが良かったし、応援も力になった」と西塚主将。中央体育館にはたくさんの人が集まり、関大の優勝を盛り上げた。44年ぶりにリーグ優勝を決めた2013年の春リーグ以来の優勝をホームで飾った。そしてリーグの優秀選手には関大から西塚、柏木、田辺の3人が選ばれ、さらに西塚が最優秀選手に選ばれた。今年最初の大会で優勝という最高のスタートを切ったハンドボール部。快進撃は始まったばかりだ。【林 亮佑】

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▼中川監督
「火曜日の試合で気持ちが弱くて自滅で負けていたので、今日は自分らの100パーセントを出そうと意識した。(後半タイムアウト時は)自分らのミスで詰められていたので、気持ちで負けずに行けと伝えた。GK・衣笠はよく止めてくれたし、気持ちが入っていた。関学戦で負けたのが逆に良かった。自分らのふがいなさや気持ちで負けていたのが分かって、すべての面において成長できた。リーグ優勝は本当に良かった。ハートが根底にあって、今日みたいな試合に技術を肉付けしていきたい。まずは西日本。関関戦も昨年負けたので頑張りたい」

▼西塚主将
「今年の目標は打倒体大でやってきた。練習してきたことをしっかり出せるように、何も考えずがむしゃらにやった。いつも通り雰囲気は良かった。ホームがでかかった。いつも慣れ親しんでいるコートでできたのが良かったし、応援も力になった。GKの衣笠は前節から調子が良くて止めてくれるなと思っていた。監督の采配が良かった。(最優秀選手について)シンプルにうれしい。リーグを通して、勝っていても負けていても負けムードになってしまうことが多かった。離せるのにムードを壊して接戦に持ち込まれることが多かったのが反省。調子が悪いと応援も負のオーラで盛り上がれない。全試合勝ちムードでいけたらもっと強くなれると思う。次は新人戦。僕は出ないけど、後輩がチャンスをつかめるように教えたい。(関関戦について)関学はリーグで負けているのでリベンジして、関大に1勝をもたらしたい。西カレではリーグの反省点を改善して、どこにも負けないようにしたい」

▼柏木
「相手がどうというより、負けたら終わりなので目の前の敵に勝とうという気持ちだった。最初からディフェンスが出来ていて、点を取られずにすすめられた。(追い上げられた場面で)点差を詰められても、一本ずつ取ったら勝てる、集中していこうと話していた。ディフェンスとGKが連動して動けたし、止めてほしいところをGKが止めてくれた。(優秀選手賞を受賞して)今日は個人的にはやらかした。でもチームメイトがフォローしてくれてよかった。やっとできた。(課題は)ミスが出ると連続で出てしまうところ。1、2本で切らないといけない。攻め込まれた時に押し返す力が必要。リーグ前半は練習中も盛り上がってなかった。練習も盛り上げて試合と同じようにいかないといけない。練習と同じようにできたら勝てる。チームとしては西カレを優勝してインカレに臨みたい。個人的にはリーグ戦と同じようにベストセブンに入れるように頑張りたい」

▼田辺
「毎年優勝を取られていたので、王者から勝ち取らないといけないという気持ちはあった。(関学大に負けて)ちょっと引き締まった。今まで勝っていて、気が緩んでいた部分があった。関学大に負けたことで、もう一回引き締められた。自分たちは打倒体大を目標としているので、逆に良かった。優勝というのは意識せず、自分たちのプレーを貫いたら勝てると思っていた。(前半は)相手のミスを誘って速攻ができた。DFが機能していた。足も動いていた。重岡が落ち着いてボールを回せていた。今日の試合で体大に勝てる自信がついた。どこのチームにも自分たちのプレーをすれば勝てる。(優秀選手に選ばれて)シュートが入った。それが自分の一番の売りなので。それがなくなったら存在意義はないくらい。シュート本数と確率はチームトップでいたい。(課題は)後半の出だしはミスが多くて、付け込まれた。60分通してしっかりしたプレーを、ミスなくしないといけない。リーグ戦はミス一本で負けてしまう。インカレはトーナメントなので、負けたら終わり。必勝でいきたい。西カレは関西じゃないチームが出てくるが、気負わずに自分らのプレーをしたい」