【空手道】関関戦粘り勝ち!

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◇第39回総合関関戦◇6月19日◇関西大学凱風館拳法道場◇

【試合結果】
関大4-3関学大 (1分け)

近年均衡した勝負を続けている両校空手道部。関関戦貴重な1勝を手にしたい。今回は女子3人、男子5人の8人団体制で行われる。

1

2

3

まずは先鋒、長谷川。順調に2本目の突きを決めると残り20秒、守りに入り距離をとってしまった。その隙に攻めてきた相手の中段蹴りが入り、関学側に歓声が起こる。最後の3秒で同点にされてしまい、悔しさをにじませた。

▽長谷川
5

次鋒は玉置。序盤から突きで攻めていくが、なかなか決まらない。中段蹴りで差を広げられる。ラスト10秒のブザーで相手を追い込みにかかるが、点数につなげることはできなかった。

▽玉置
玉置

「絶対に勝たないといけない」と強く意気込んだのは、女子の最後を飾る三鋒を任された片岡だ。相手の攻撃をかわしながら突きを決める。終盤では蹴りを狙いに行き、距離を取りながら最初の1点をしっかり守り切り、1勝目を挙げた。

▽片岡
10

男子の最初は四鋒・松本。開始30秒、蹴りをかわして突きを入れる。2本目の突きも相手の隙を狙って決め、残り45秒で2―0。「開始」の合図で焦った相手が攻めた瞬間、中段蹴りで技あり。そのまま逃げ切り2勝目となった。

▽松本
松本

関大の応援も盛り上がり、良い流れで五鋒の田坂。激しい蹴りで攻められ、最初は苦戦する。上段突きで1ポイント奪うが、相手の足の防具が破れるアクシデントが起こる。切り替えるよう応援からも言われるが、残り1分で突きを決められ同点に。「いつもの悪い時の自分が蘇った」と田坂。応援からの「自由にやれ」の言葉に落ち着きを取り戻し、軽快な体運びで突きを一本。初めての団体戦で結果を残し、関大の3勝目となった。

▽田坂
田坂

六鋒は谷口。序盤で1ポイント奪われ、攻め切ることができない。途中で倒され一本取られそうになるが、蹴りで守る。最後に上段蹴りが決まったかと思われたが、旗は動かず0-2となり、あと一歩及ばなかった。副将の川島は蹴りで攻める。決まったかと応援の声も上がったがその隙に突きを重ねられ、点差が開く。蹴りの瞬間に足を取られ、突きを入れられると、6ポイント差になり無念の試合終了となった。

▽谷口
谷口

▽川島
川島

3勝3敗1分け。関大、関学共にどよめきが起こり、勝負は大将戦にかけられた。「プレッシャーが凄かった」(髙橋主将)。開始から1分、にらみ合いの時間が続くなか、髙橋が突きで1ポイント。10秒後にもう1本入れ、2-0。残り数秒で勝ちが決まる。部員にも笑顔が見られた瞬間にバランスを崩し、床に倒された。ここで技を決められると関学側が逆転する。チャンスとばかりに相手が突きを決める直前に、仰向けの状態から蹴りでカバー。なんとか守り切り、試合終了のブザーで関大の勝利となった。

▽髙橋
髙橋

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下級生も活躍し、持ち前のチームワークで勝利した関大。関関戦の1勝にも見事に貢献した。今後の団体戦にも期待がかかる。【文:谷満梨奈/写真:新潟瑞葵】

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▼髙橋主将
「接戦だったので盛り上がったけど、それだけそれまでの過程が甘かったということ。勝ちという結果には喜ぶべきだけど、課題が残った試合だった。大将が決めなければならなくて、プレッシャーが凄かったけど役割は果たせた。下から腰を低く攻めれたので、自分的には前向きに次の全日につながる試合ができたと思う。前の試合からは1年生も含め、技術面を鍛えるようにした。実践というよりは、一個一個の技を試すいい機会になった。女子は追いつかれる試合があったので悔しく思っていると思う。(関関戦で空手道部が1勝挙げれたことについて)昼1番目で同点がどう動くかという試合で、関大が負け続けてる中、1勝に貢献できたのは嬉しい。今回良かったのは片岡。相手の女子が強くて、男子で勝たなければいけない状態で、下級生もよくやってくれた。これからは層を厚くするために、全員の技術アップできるようにしていきたい」

▼田坂
「今まで後半戦が良くなかったけど、今回は集中してできたから試合に勝てた。団体で試合に出たのは初めて。めちゃくちゃ緊張した。団体戦だから負けられないし、チームにも迷惑かけれなかった。やったろって想いで行った。後ろでアドバイスくれる先輩や、周りの応援を力に変えれた。いい形で勝てたので、これからは自分が出て勝って、チームが勝てるようにしていきたい」

▼片岡
「女子が引き分けか、勝てると思ってた試合だった。自分が三鋒になって引き分けと負けで回って来たので、絶対に勝たないといけないと思って勝てたので良かった。(良かったのは)距離を取りながら、1点狙いで行ってとれたこと。距離が課題だったけど、今回は距離を作れたので、自分のペースでできた。次は勝ちを意識して点数を重ねていきたい」

▼松本
「関関戦勝てたのが1番嬉しい。関学は去年の全関で負けていたので、リベンジできてよかった。自分は副将だし、4回生なので絶対勝たないといけないポジション。勝ちにこだわって、相手に合わせずに自分のペースでできたのが評価できる部分。大きな団体戦が終わった後で、関関戦だからといって手を抜かないように、チームのモチベーションを下げないようにみんなで練習してきた。7月の全日本に向けても調整していった。(これからについて)とりあえず結果が欲しい。結果にこだわって試合に勝てる組手をしていきたい」