【サッカー】加賀山の2ゴールで同大に勝利し、公式戦10連勝!

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◇第94回関西学生リーグ(前期)第9節対同大◇6月18日◇ヤンマーフィールド長居◇

【前  半】関大 1-0 同大
【後  半】関大 1-1 同大
【試合終了】関大 2-1 同大

今試合を含めて前期リーグは残り3節。前節では桃山大に逆転勝ちを収めた。連勝が続く勢いそのままにインカレ圏内まで一気に勝ち点を積み上げていきたい。

集合

主将の石井がけがから復帰し、スタメンに名を連ねた。関大は開始直後から右サイドを中心にセットプレーから何度もチャンスを作る。4分にはFW加賀山、6分にはDF荒木が頭で合わせるも、枠を捉えることができない。30分過ぎまでは常に関大がボールを支配したが無得点。流れが相手に傾いたが、危なげないディフェンスで得点は許さない。スコアレスで折り返すかと思われたアディショナルタイムに左サイドでフリーキックのチャンスを獲得する。キッカーのMF藤村が右足でカーブを描くボールを蹴ると、反応したのは加賀山。「いかに相手が油断する瞬間を作るかを考えながらポジションを取ってできた結果」(加賀山)。関大が先制点を奪い前半を終了する。

加賀山

荒木

藤村

1点目

後半は相手のペースで試合が進む。ただ、GK前川のタイミングの良い飛び出しも光り、守備からリズムをつかみ始める。29分、MF布施の浮かせたスルーパスにゴール前でFW竹下がボールをキープ。ターンしてシュートを放つも、相手にブロックされる。続くチャンスを逃すまいとゴール前の混戦から何度も波状攻撃を仕掛ける。そして最後は加賀山が押し込み、追加点を奪う。しかし、直後にまさかの失点。「得点した後のセットプレーでぬるい雰囲気があったかなと思う」と石井主将。再び1点差に迫られた。ここから同志社の反撃に遭うが、逃げ切り勝ち点3を手にした。

布施

竹下

2点目

これで公式戦10連勝を飾った。しかし、浮かれる表情は全くない。2ゴールを奪った加賀山も、「この試合には勝つという連続で結果として連勝になっている」と油断は見せない。さらに、今節からユーティリティープレイヤーの石井が戻ってきて、チーム内の競争も激化することは間違いない。前期リーグも残り2節。どちらとも勝利し、総理大臣杯へと弾みをつけたい。【文/写真:林 亮佑】

石井

▼前田監督
「うまくいかなかった部分もある。この前の桃山学院戦でも今回の同志社戦でも苦しんだ部分が多い。気持ちを修正していかないといけない。技術は1週間では身につかないが、少しでも改善できるようにしていきたい。立ち上がりは良かったが、ゴールを目指せなかった。ボールを回して終わりで相手がそれに慣れてしまった。セカンドボールを奪うように相手に意思統一された。今日の内容も納得していない。加賀山は得点を取るのは分かっている。フォワードは竹下もいるし、戦術的に途中で交代させた。石井が戻ってきて、ユーティリティーなので各ポジションで競争力が上がる。怪我なく戻ってきてくれたのでチーム内で一人一人の向上心も上がるし、危機感にもつながる。次の大阪学院も楽な試合ではない。何試合か見てだいたいは把握できている。気持ちの持ちようだと思う」

▼石井主将
「やっと復帰できたかなという感じ。ピッチでチームとしてできていなかった分、今日自分がピッチに入ってやるというプレッシャーはあるが、勝てて良かった。まだまだやれるところは多いし、課題があると感じたのでそこを改善していかないといけない。同志社はパスを回してくるというデータがあったが、いざ試合に入ったら結構蹴ってきた。そういうところで自分の特徴を出していきたかった。桃山、同志社とあまり納得する内容ではなかったが、勝てているというところはプラスに捉えたい。負け出したら負けが続くので、そこは内容も求めながら結果も求めていきたい。良い時はもっと走れるし連動できるし攻撃では複数の人数で攻めていけるが、そういった回数が少なかった。勝てるチームになっている。セットプレーで点を取れるのは大きい。練習から良いセットプレーの練習ができているから、試合になってもつながっている。加賀山は大事なところで点を取ってくれるので頼りになる存在。ただ、加賀山に頼りっぱなしではだめで、今日は(森主)麗司や諸石がいなくても勝ち切れるのは良い意味で誰が出てもというところで競争できている。さらに競争が激しくなってくるかなと思う。一人一人固定されている選手はいない。練習からもっとやっていきたい。得点した後のセットプレーでぬるい雰囲気があったかなと思う。そこの隙や甘さはこれから改善していかないといけない。残りの試合は必ず勝って良い形で終わりたい」

▼加賀山
「ゴールに向かう意識はもっと上げていきたいが、昨年に比べて得点のペースは試合出ているわりにはそれほどと感じているので、毎試合結果を出せるようにシュートの精度や意欲を高めていきたい。桃山の試合も内容は良くなかった。内容も求めていこうという中で、勝てたことは良かったが、内容ではまだまだだと感じている。得点後の失点が昨年からある。何度も言っているが、そこを耐えられないとこれからも厳しい試合が続く中でものにできない。しっかり改善していくべきだと思う。1点目のセットプレーは相手と対等に競り合ったら負けるところは分かっているのでいかに相手が油断する瞬間を作るかを考えながらポジションを取ってできた結果だった。2点目もゴール前のポジションを取り続けることでこぼれ球が転がりこんでくるのが分かっている。いかにそこに入っていくかが実った点だと思う。(石井が戻ってきて)キャプテンなのでチームを鼓舞することであったり、士気であったりという部分は上がった。複数のポジションをこなせるという面でも帰ってきたのはチームにとって大きい。前回の試合が勝てたから今回も勝てるとは決まっていない。全く違う気持ちで、この試合には勝つという連続で結果として連勝になっている。軽い意識では試合に臨まずに結果として連勝になっているのがチームとして良い方向になっていると思う。次の試合も変わらず、大阪学院大学は相性も良くないと思う。難しい相手と戦う中でいかに自分たちの良い所を出して、相手の長所を消せるかが鍵になる。リーグ戦の1試合をものにするというところを意識して、結果的にインカレに近づけるような結果になればいいと思う」