【ラグビー】FW陣が躍動!ラグビー部が総合関関戦前哨戦の勝ち越しを決めた!

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◇第39回総合関関戦前哨戦◇6月12日◇関西大学中央グラウンド◇

【前半】関大 20-5 関学大
【後半】関大 7-0 関学大
【試合終了】関大 27-5 関学大

まさに完勝と言える内容で、雨が降りしきる中行われた総合関関戦をものにした。関大のホームである中央グラウンドには応援団をはじめ、KAISERSの仲間がスタンドに駆けつけラグビー部を後押しする。「声援がすごくありがたかった」と増田ゲームキャプテン。多くの声援を背に、ラグビー部が総合関関戦前哨戦の勝ち越しを懸けた大一番に挑んだ。
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先制したのは関大。前半3分、相手陣ゴール前でのマイボールラインアウトをLO大橋がしっかりキャッチすると、素早くモールを形成しFL三井が右中間にトライ。FW陣を軸にインゴールへと押し込んだ。続く5分にはBK陣が魅せる。三井がターンオーバーに成功し、SH増田のパントキックを相手がハンドリングエラーすると、WTB竹中がキックパスでつなぐ。最後はSO北田がボールを収めトライを奪い、5点を追加した。関大の勢いは止まらず、9分にもトライが生まれる。相手のパントキックが乱れると、CTB渡辺が相手陣深くへとボールを蹴る。これに反応した増田が相手との競り合いに勝ち、インゴールへと飛び込んだ。その4分後には、相手のペナルティからNO8中野が素早いリスタート。WTB竹中が左サイドを突破すると右へ展開する。増田、北田とつなぎ、最後はFB和仁原がトライを決めた。34分に相手にトライを献上したものの、15点リードし前半終了。
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後半、最初にチャンスをつかんだのは関学大。関大の右サイドを突破しインゴール目前まで迫るが、和仁原が決死のタックルで相手の攻撃を食い止める。その後も、CTB永井や途中出場のFL沢良木などの低く鋭いタックルがさえ渡り得点を許さない。両校無得点で迎えた20分。ゴール前でFW陣が基点を作ると、相手陣5㍍でのマイボールスクラムから中野がボールを持って抜け出し、中央にトライ。このトライがダメ押しの得点となる。最後まで関大伝統の粘りのディフェンスで守り抜き、価値ある1勝を手にした。
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FW陣が接点の場面で負けなかった関大は、終始試合を優位に進め快勝。ラグビー部は4年ぶりの総合関関戦勝利となった。PR後藤は「自分の代で負けたくなかった。絶対勝とうと思っていた」と語り、関大としての意地が勝利に直結する。10年ぶりの総合関関戦前哨戦の勝ち越しはKAISERS全員でつかんだ賜物だ。「今年の4年生はすごく意識が高く、これからチームを引っ張ってくれると思う」(桑原監督)。2年連続の大学選手権出場を目指すチームは4年生がカギとなってくる。勝負の秋シーズンへとラグビー部の躍進は止まらない。【文:嶋健太朗/写真:吉見元太・谷 風花・柴村直宏・宮西実紅】
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▼桑原監督
「関大として4年ぶりの勝利となる一戦は、内容も悪くなく、詰めが少し甘いと感じられるところもあったが、良かったと思う。雨の中での試合であったが、ノックオンもあまり出ず、また風もあまり吹いておらず、雨による影響は少なかった。BK陣についても安定しており、気持ちが入ったタックルも何度か決まっていた。特にFWの中でも三井が頑張ってくれ、かなり身体を張り、ミスも少なく良かった。来週の摂南戦に向けて、今回できなかったことを分析し、修正しようと思う。春なので相手メンバーについては詳しくはわからないが、しっかり勝ちに行きたい。まだ1月から始まったばかりのチーム。今日は良かったが、昨日の試合は精度が悪かったので、底上げをしていかないといけない。主将不在の中で、副将はよくまとめてくれ、抜けた穴をカバーしてくれたと思う。そして三井をはじめとしたメンバーはすごく頑張ってくれた。今年の4年生はすごく意識が高く、これからチームを引っ張ってくれると思う」

▼増田ゲームキャプテン
「関大の前哨戦が勝ち越しでいくのは10年ぶりというのを聞いて、僕らも気合も入っていましたし、今、キャプテンがいない状況で僕たちは気持ちの面がすごく課題になっているので、そこで思いっきり前面に気持ちを出していこうと決めていました。今日は前半から気持ちの入ったいいタックルをしたので、それが勝ちにつながったんじゃないかなと思います。相手の方がでかかったんですけど、関大の方が気持ちも上回っていたと思いますし、関関戦というものに特別な思いが僕たちにあるので、関大の代表として、関大の看板を背負って戦うということをこの一週間、チームメイトにずっと言い続けて、それがよかったと思います。声援はすごくありがたかった。KAISERSというものにすごく誇りを感じました。今段々と関大のラグビー部は強くなってきているので、ここで体育会の中でも先頭に立ってやっていくチームになりたいと思っているので、関関戦の勝ち越しに貢献できたことはよかったと思います。1年生の沢良木くんはすごくよかったと思いますけど、まだ関東の強いチームや関西でも相手の本気が出ていないと思うので、まだまだ通用しない部分もあると思います。それはもう、1年生とかではなくて、全学年の個々の実力が、まだまだこのままだったら通用しないかなと思います。チーム力で勝っているだけなので。雨の中での試合ということで、ボールの扱いづらさはありました。話し合いで、キックを使っていこうというのと、前半は風上をとっていたので、キックを使って優位的にエリアにつめていこうということで決めていました。あとは一歩だけ、浅くなるのではなくて、ためて、ボールをもらおうというのは決めていました。この1勝はまだ通過点にすぎないので、この1勝で喜ぶ、喜ばないではなくて、これを次につなげられるようにしたいので、この試合を勝ったからといって浮かれている場合ではない。自分たちの目標は秋なので、そこに向けて、この勝ちをつなげていきたいと思います。摂南戦は絶対勝ちます」

▼後藤
「関関戦は3連敗中だったが、自分の代で負けたくなかった。出られるのは25人だけで、今日は応援もいっぱい来てくれた。だから、絶対勝とうと思っていた。前半は最初の10分が良く意識できていた。ディフェンスも良かった。ただ、後半のしんどい場面。ディフェンスが少し甘かったのと、雨の中でのプレーが厳しかった。あとは、試合全体を通してセットプレーが悪い。ラインアウトなどで、関学のプレッシャーが大きかった。セットプレーで負けないようにというのは、これから秋に向けて改善していきたいところ。昨年、選手権に出て勝ったから、今年も出場して勝ちたい。ここから、どんどんしんどい練習が続いていく。ただ、諦めずに秋につながると思って、しっかり取り組んでいきたい」

▼三井
「主将不在の間にこれだけいいゲームができたことは来週につながる。最高学年が引っ張るという意識は絶対固い。(課題としていた立ち上がりで、先手を取ったことについて)ディフェンスから流れに乗ってきて、相手ボールを奪ってそのままトライにつながった。理想的な形。(10年ぶりの総合関関戦前哨戦勝ち越しを決めて)貢献できて良かった。雨なのに去年より応援にきてくれる人がめっちゃ多くて、めっちゃ助かった。試合に出ていないメンバーも必死になって応援してくれた。来週の摂南戦に向けて頑張っていく」