【漕艇】西日本選手権初日、全クルーが予選突破!

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◇第1回西日本選手権大会1日目◇6月11日◇大阪府立漕艇センター◇

【女子シングルスカル予選1組】
1着 甲田 8:55.47→準決勝進出

【女子シングルスカル予選2組】
2着 山本 8:54.96→準決勝進出

【男子舵手つきフォア予選2組】
4着 7:21.64→敗者復活戦

【男子舵手つきフォア敗者復活2組】
1着 7:43.93→準決勝進出

【女子舵手つきクォドルプル予選1組】
2着 7:41.18→決勝進出

【男子エイト予選1組】
3着 6:46.70→敗者復活戦

【男子エイト敗者復活1組】
2着 7:05.51→決勝進出

今年から始まった西日本選手権。2000㍍で争われ、種目によっては社会人チームのエントリーも見られた。予選を中心に行われた初日は関大勢が次々と先のステージへと駒を進めていった。

まずは、甲田と山本が挑んだ女子シングルスカル。甲田はシングルスカルで初の試合となった。苦手のスタートで前の艇との差を最小限に抑え、がむしゃらな漕ぎで中盤以降で逆転に成功。そのまま逃げ切り1着でゴールした。続くレースには公式戦初出場の山本が登場。初レースながらも好スタートで首位争いを繰り広げる。「最後はしんどくてばててしまった」と振り返ったが、それでも2着で準決勝進出を決め笑顔を見せた。

甲田

山本

男子舵手つきフォアでは敗者復活からの勝ち上がりを見せた。予選ではスタートで出ることができたが、速いクルーに対して引き離されてしまった。その部分を敗者復活では修正。予選に続きスタートを成功させた上、「相手が上げたらこっちも上げる理想的なレースができた」と八尾。練習から整調が固定されずに苦労していたが、満足のいく内容で準決勝へと進んだ。

フォア蹴りだし

フォア

女子舵手つきクォドルプルも急造のクルーだった。しかし、「意外と乗り合わせた感じが良かった」(中山)。予選でも練習通りで伸びのある漕ぎを見せる。ただ、中盤の伸びが今一つで、2着でゴール。決勝に向けてタイムで負けている大学を負かし、メダル獲得を誓った。

クォド

男子エイトも短い期間でのクルー完成を強いられた。そういった中でもセカンドクルーながら決勝進出を決めた。予選では緊張から思うようなレースができず、敗者復活にまわる。落ち着いたスタートが切れた敗者復活は1000㍍までリードを奪う展開に。しかし、そこからペースを上げた神戸大に食らいつくことができずに2着でのフィニッシュとなったが、決勝進出をつかんだ。丸尾は「粘りが重要になってくる」と課題を挙げ、メダルへの意欲を見せた。

エイト蹴りだし

エイト

関大がエントリーした全5種目で準決勝や決勝へと進んだ。ここからは、負けたら終わりの一発勝負。初代チャンピオンとなり歴史に名を刻めるか。【文:林 亮佑/写真:柴村直宏】

▼女子シングルスカル・甲田
「シングルで出るのは初めてだった。どこまで行けるか分からなかった。スタートが苦手で出られるかなと思っていたが、意外と差が出なかった。一番速い人に追い付こうという気持ちだった。どんどん差が縮まっていった。追い付きたい気持ちでいっぱいで必死だった。(準決勝では)スタートで出れるのがいいが、出られても1本1本漕ぐだけ」

▼女子シングルスカル・山本
「いつでも勝とうという気持ち。初めてのレースだったが、スタートした瞬間に前のレースが止まって、緊張がほぐれた。逃げ切ろうと思ったが、レートを落として大きく漕いだ。スタートで出れて、1艇は横に感じていた。1500㍍でみんなの声が聞こえて力になった。最後はしんどくてばててしまったが、準決勝に進めて良かった。横の艇に迷惑をかけず、力を出しきって、感謝の気持ちを持って2艇には入って決勝進出を目指したい」

▼男子舵手つきフォア・八尾
「次の関西選手権につなげられるようなレースをしたい。整調が何回か変わってリズムが違うのが難しかった。関関戦の2週間前から組んでいるクルーで、だんだんとリズムをつかめている。予選、敗者復活ともに最初が出ることができた。予選ではそこから引き離されたが、敗者復活では相手が上げたらこっちも上げる理想的なレースができた。水をつかんで押していくことと声調のリズムを再確認することを意識してできた。敗者復活の理想的なレースをしっかりと準決勝から生かせるようにしたい」

▼女子舵手つきクォドルプル・中山
「2週間前からのクルー。意外と乗り合わせた感じが良かった。大きくずれることもなく、思っていたよりは良かった。練習通りでのびがあった。今日はいつもより他の艇に出られなかった。横にいるから落ち着いて漕げた。スタートはバランスが良かったが、中盤の伸びがいまいち。(明日の決勝は)2戦目で場馴れしてると思うので、中盤の粘りを出して 、着いていって抜きたい。富山国際やデンソーにどれだけついていけるか。また、府大にも勝って、メダルが取れるように頑張りたい」

▼男子エイト・丸尾
「セカンドクルーで3週間ほど前からのクルーだった。体力をつけることとどれだけ短い期間で合わせられるかを意識して練習に取り組んできた。中盤から疲れたらばてばてになる。予選では緊張して力が入ってしまった。また、伸ばせるところを伸ばせなかった。ただ敗者復活では落ち着いてスタートできた。予定通りだった。最初に出てそのリードをキープするのがプランだったが、1000㍍で相手が上げてきたときに粘れなかった。粘り勝ちされたので、明日もそこの粘りが重要になってくる。ラストスパートで崩してしまったのももったいなかった。でも、1位でスタートできたのは良かった。次は決勝なので、挑戦者のつもりでまずメダルを目指して気合を入れていきたい」