【アイススケート】十倉、久保舞がフリーで持ち味発揮

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◇第92回日本学生氷上競技選手権大会3日目◇1月7日◇日本製紙アイスアリーナ◇

[7、8級女子結果]
16位 十倉日和(人3)134.55
22位 久保舞和(人1)117.61

[7、8級女子団体]
5位 関大 40点

全日本インカレ最終日。7、8級女子フリーには十倉、久保舞の2人が出場し、それぞれの持ち味を存分に発揮した。

初めに登場したのは久保舞。冒頭の3回転トーループを美しく決めると、会場から歓声が上がる。「(3回転)サルコーの成功する確率が低くて。今回入ったことは、すごく成長したかなと思います」と、続く3回転サルコーも、丁寧な踏み切りから見事着氷につなげる。

一方、中盤のジャンプでは転倒などのミスが出てしまう。しかし、ステップシークエンスやコレオシークエンスで久保舞らしさを見せる。曲の美しい旋律に乗せて、なめらかなスケーティングと、会場を包み込むような柔らかい雰囲気で舞い、観客を引き込んでいく。

ジャンプの得点が1.1倍になる演技後半には3連続ジャンプを成功させ、演技後に笑顔を見せる。「まとまった演技ができて自分の自信にはなったかな」。初の全日本インカレで、堂々と演じきった。


△久保舞

十倉は、第2グループの最後に登場した。6分間練習ではジャンプの転倒が見られたが、本番までにしっかりと修正。最初のコンビネーションジャンプを勢い良く跳び、続けて高さのあるダブルアクセルを成功させた。

会場は手拍子で一体となり、それに合わせて力強いステップシークエンスを披露。「よく動けていた」と、スピード感がありダイナミックな滑りを見せる。

途中、3回転ジャンプが2回転になるミスはあったものの、転倒などの大きな失敗はなく、終始笑顔で滑り切る。ハイテンションなプロブラムで、会場を巻き込み楽しませた。十倉自身も、「今季の中で一番楽しめた」と満足そうな表情を浮かべた。


△十倉

団体戦連覇は果たせなかった関大女子だが、全員が自分のベストを尽くそうと健闘した。リンクの上で戦う仲間をより近くで応援し合い、大学を背負って試合に挑んだ全日本インカレ。フィギュアスケートは個人競技であるが、仲間の大切さを感じる3日間となった。これからもお互いに励まし合いながら、それぞれが練習に励み実力を高めていく。【文:森本明日香/写真:竹中杏有果】

▼久保舞
「練習の時の状態よりは、全然まとまった演技ができて自分の自信にはなったかなと思います。1つ目の(3回転)トーループは、最近よく入ってるんですけど、(3回転)サルコーの成功する確率が低くて。今回入ったことは、すごく成長したかなと思います。でも降りた時に見たら回転が足りなくて、その他も細かいミスが出てしまったので悔いは残っていますけど。でも全体を通して見たら割と満足かなと思います。(スピンはどうだった?)頑張りました(笑)。(今後の大会の意気込みは?)今回よりもいい演技をして、よい結果で終われたらいいなと思います」

▼十倉
「よく動けていたかなというのは思います。今日はあまり緊張とかしなくて。ちょっと、(6分間練習のときに)身体の動きと軸のとり方を修正して、6分間練習が終わってからもそのことを考えながらジャンプの入り方の確認とかをアップでやって、本番もそのままの軸で臨むことができたのがよかったのかなと思います。(今日はなぜ緊張しなかった?)周りの雰囲気が楽しい感じだったので、緊張がほぐれたんだと思います。ステップシークエンスのところなどで周りが盛り上げてくれているなというのを感じていました。今季の中で一番楽しめたかなと思います。シーズン最後まで楽しんで滑れるように頑張っていきたいなと思います」