【アイススケート】7、8級女子は2人がフリー進出

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◇第92回日本学生氷上競技選手権大会2日目◇1月6日◇日本製紙アイスアリーナ◇

[7、8級女子SP結果]
17位 十倉日和(人3)48.07
24位 久保舞和(人1)43.58
30位 森下実咲(人2)39.08

7、8級男子ショートプログラム(SP)に続いて、7、8級女子のSPが行われた。昨年の全日本インカレで団体優勝を果たし、今年は2連覇が期待されていた関大女子。全国の舞台で各選手が全力を出し、十倉、久保舞がSPを通過した。

関大勢最初の登場は十倉。西日本選手権大会では思うような演技ができず、全日本選手権大会への出場権を逃し辛酸をなめた。しかし、今回は本来の滑りを取り戻す。

冒頭、高さ十分の3回転+2回転のコンビネーションジャンプを見事に着氷させ、会場から大きな歓声が上がる。そこから流れに乗ると、続くダブルアクセルもダイナミックに決める。「ジャンプは不安しかなかった」というが、本番で全てのジャンプを成功させた。

ステップシークエンスでは体を大きく使い、丁寧かつ気持ちを込め観客を魅了。「ノーミスができたのですごくうれしい」。ラストポーズを決めると笑顔がはじけ、ガッツポーズも見せた。


△十倉

第4グループには、全日本インカレ初出場の久保舞が出場した。本田太一(経3)とグータッチしてから最初の位置へ。静かな曲調に合わせ、なめらかに滑り出すと、コンビネーションジャンプ、3回転サルコーを流れよく着氷する。今回も表現力の高さは健在で、大人っぽく、しっとりと演じきった。

後半のダブルアクセルの着氷は乱れたものの、美しく演技をまとめる。しかし、「スピンやステップとかも多分レベルを落としているので、そこは悔いが残っています」と課題も口にした。


△久保舞

最終グループには森下が登場。6分間練習ではジャンプを何度も成功させ、調子は悪くないように見えた。しかし本番、最初のジャンプで回転が抜けてしまい、コンビネーションジャンプにできない。そこで焦りが出てしまったのか、続く3回転サルコーでは転倒してしまう。

回転の速いスピンやしっかりと音を捉えたステップを披露するも、ジャンプのミスが響き点数が伸びず、フリー進出を逃した。


△森下

明日のフリーには2人で臨む関大。団体戦としては厳しい状況にあるが、それぞれが実力を十分に発揮し、全日本インカレを笑顔で締めくくる。【文:森本明日香/写真:竹中杏有果】

▼十倉
「全体的によかったと思います。ジャンプは不安しかなかったけど、本番で決めれてたのでよかったかなと思います。年末までは、気持ちを切り替えるというのを目標にしていて、そろそろ全日本インカレが近いというときに、気合いを入れ直すためのことをいろいろやりました。(全日本インカレの雰囲気は)すごく楽しめる感じの雰囲気にしてくれてて楽しかったなと思います。とりあえずノーミスができたのですごくうれしい気持ちでした。フリーではとりあえず、全部(ジャンプを)締めるというのを目標に明日頑張りたいと思います。結果は意識せず、楽しむというのが一番の目標かなと思います」

▼久保舞
「よかったんですけど、レイバックスピンと、他のスピンやステップとかも多分レベルを落としているので、そこは悔いが残っています。正月に2日休んで、そこから練習に戻ったけど全然追い込めてなくて、調子も全然よくなくて、曲にジャンプが入るようになったのが2日前くらいだったので、本番前は不安しかなかったです。でも本番でちゃんとジャンプが入って良かったです。(全日本インカレの雰囲気は)滑る前は、(リンクサイドで応援してもらうのが)プレッシャーで緊張していたんですけど、やってみると結構楽しい感じでできたので、そこは良かったかなと思います。フリーは、ショートが24位なのでこれ以上下がることはないので、少しでも上がっていけるように、まとまった演技ができればいいなと思います」