【空手道】西日本の壁に阻まれるも関関戦勝利に向け、手応えつかむ。

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◇第54回西日本大学選手権大会◇5月29日◇近畿大学記念会館◇

【女子団体組手】(3人制)
1回戦 関大1―2阪南大

【男子団体組手】(5人制)
2回戦 関大5―0神大
3回戦 関大0―3京産大

4月に行われた関西個人では入賞者を多く出した今年の空手道部。新体制になって初の団体戦、西日本相手にどこまで戦えるか。

女子

まずは女子組手だ。最初は片岡が出場する。「先鋒で勝負しきれなかった」(奈須監督)。一本を決められるも、すぐに突きを返す。しかし、上段蹴りで点差を離され敗北した。続いて中堅・玉置。女子は3人制のため、ここで勝たないと負けが確定してしまう。だが、開始直後に左足を痛め、一時試合中断。相手に警告が入って再開後、思うように動けずポイントを入れられていく。残り10秒で攻めに行くが敗退となった。勝負はついてしまったが、最後は大将・長谷川。突きで着実に点を重ねる。残り2秒で上段突きを押し込み、安定して勝ちを収めた。

▼先鋒・片岡
片岡

▼中堅・玉置
玉置

▼大将・長谷川
長谷川2

次は男子組手。1回戦はシードのため、2回戦からの登場となった。先鋒の谷口は上段突きを決めていき、4-0まで持っていくと、倒れた相手への突きで一本。一気に3ポイントが入り、7-0となる。6点以上差をつけると、試合終了となるため、まずは1勝を勝ち取る。

▼先鋒・谷口
谷口2

次鋒は川島。開始5秒の上段突きで流れを持っていく。中段突きを決めた直後の4-1の場面で上段蹴りを入れ、7-1。残り時間1分も残しての勝利となった。続いて中堅・松本。蹴りを狙うが、相手の攻めにバランスを崩してしまう。危うく一本取られるところだったが、何とか避けて突きを決め、時間を残しての勝ちとなった。男子は5人制のため、ここで3回戦進出が決まった。

▼次鋒・川島
川島

副将・木村は開始4秒で上段突きを放つと、相手がコート外に出るほどの力強い攻めを見せ、1分残して勝利。大将・髙橋主将は開始10秒で一本を決める。最後は上段蹴りが入り、30秒で勝負あり。全員が時間を残しての勝利に、「ストレートで勝てたのはいい流れだった」と髙橋は振り返った。

3回戦は昨年準優勝している優勝候補の京産大。ここからは5人中3人の勝利が決まった時点で試合終了となる。「4回生を前に置いて勝負しに行った」(奈須監督)。強豪相手に先鋒は髙橋で挑む。忠告を取られてしまうが相手にポイントは奪わせない。しかし、残り20秒で突きを入れられてから、技ありを決められる。最後の10秒で果敢に蹴りを狙いに行くが、0-3で敗北となった。

▼先鋒・髙橋主将
髙橋

次鋒は松本。序盤から攻めていき、相手を圧倒する。蹴りも何本も放ち、決めたと思われた技に応援も盛り上がったが、審判の旗がなかなか動かない。終了直前に突きを入れられ、惜しくも勝つことができなかった。

▼次鋒・松本
松本

勝負を託されたのは木村。相手は4月の関西個人決勝で髙橋が勝負した釜口だ。初めに1ポイント取られてからは、にらみ合いの時間が続く。沈黙を破ったのは木村。蹴りを放つが悔しくも認められない。最後まで攻めに行くが0-2となり、関大の敗退となった。

▼中堅・木村
木村

男子は強豪・京産大相手に敗北したものの、ポイントは僅差であり、手応えをつかんだ試合となった。女子も課題が見つかり、まずは関関戦勝利に向けて持ち前のチームワークで戦っていきたい。【文:谷満梨奈/写真:大島涼太郎】

男子

▼奈須監督
「女子は負ける相手ではない。先鋒が勝負しきれなかった。長谷川はよくやった。下級生がそれに続けられるように、関関戦に向けてやっていって欲しい。男子は大差で負けたわけじゃなく、手応えを感じた試合。京産大戦は4回生を前に置いて勝負しに行った。京産大戦の松本の蹴りを取ってもらっていたら、また変わっていたと思う」

▼長谷川
「練習試合などでは普通に勝てる相手。新チームで初めての団体戦だったから、プレッシャーがかかってしまった。もう少し後輩に声も掛けるようにして、次につなげていきたい」

▼髙橋主将
「2回戦は気を抜かず、ストレートで勝てたのはいい流れだった。(京産大は)思った通り強かった。中に入れないように前で構えていたが、そこも崩されたのは練習不足。でもみんな大差で負けたわけじゃないから、手ごたえはつかんだ。次は関関戦、そして秋の全日本。チームワークで次につなげることを忘れずに、誰が見ても勝っていると思うような試合をしていきたい」