【コラム】陸上競技に魅せられて

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カンスポに入部してあっという間に2年7カ月が経った。2年生で担当競技を持ち、これまで数多く試合会場に足を運んできた。カレッジスポーツの代表格であるアメリカンフットボール。今年、ルーキーが目覚ましい活躍を見せた射撃。全日本インカレ団体で活躍したソフトテニス。どの競技にもそれぞれ思い出のシーンがあり、数多くの喜び、悔しさを味わってきた。ただ、陸上競技に関しては他とは違う特別な思いがある。

カンスポで最上級生となり、先輩から陸上競技班長の座を受け継いだ。会場に足を運び、選手の姿をカメラに収め、メモ帳にペンを走らせ、選手の思いを記事にする。やるべきことは、他の競技と何ら変わりない。だが、中学と高校で6年間やってきたからこそ聞けることがあるし、分かることもある。違った視点から競技を見られる。そして何より、ベストが出たときは自分までうれしい。この感覚がたまらなく好きだった。

関西インカレ、全日本学生個人選手権では男子100㍍で坂井隆一郎(人4)が優勝。杜の都駅伝では、2年ぶりにシード権を奪還した。他にも数多くのシーンを収められたことを、心から誇りに思う。現役最後の取材は、12月30日の富士山女子駅伝。「班長をやっていてよかった」。最後の最後にそう思えたら、それ以上にうれしいことはない。【長尾洋祐】