【ラグビー】Aリーグ昇格決めた!!悔し涙を嬉し涙に変えるための1年。圧倒し続けたチーム小松原、終幕。

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◇2019関西大学ラグビーA-Bリーグ入れ替え戦◇対大体大◇12月8日◇宝ヶ池球技場◇

[後半終了]関大17ー14大体大
[後半終了]関大26ー7大体大
[試合終了]関大43ー21大体大

この瞬間のために、この1年間があった。悔し涙をうれし涙に変えるために汗を流し続けた。昨年、わずか2点差で摂南大に敗北を喫した宝ヶ池。同じ場所で今年は大体大を圧倒し、勝利をつかんだ。関大ラグビー部が1年でのAリーグ復帰を果たした。

Aリーグ7位の大体大。体格も大きく、威圧感がある。序盤は攻められる時間が続いたが、全員でディフェンスに徹した。インゴールに迫られるも、相手のオフサイドでピンチを逃れる。密集戦でも押されて劣勢となるが、必死に耐え続け、相手のペナルティを誘った。


△スタンドから割れんばかりの声援を送る

雨脚が強まり、ボールが手の上で滑る。両チームにノックオンなどの反則が見られたが、自陣でのプレーが続く関大の劣勢は変わらず。14分にはペナルティキックを許したが、ボールはポールの右側に抜け、難を逃れた。

チャンスは突然訪れる。16分、WTB大西俊一郎(商1)がインターセプト。自陣から約60メートルをターンオーバーし、インゴールに飛び込んだ。「インターセプトは狙うなと言われていた」。ハイリスクなプレーは避けていたが「感覚的にやってしまった」と大西。1年生の思い切ったプレーがチームに勢いをもたらした。すると、徐々に関大の攻撃が増える。25分にはゴール付近でのラインアウトからモールを形成。ジリジリと推し進め、最後はフッカー淡野徳蔵(人3)がトライを決めた。FB松本大吾(経3)は難しい位置からのコンバージョンゴールを確実に収め、14ー0とリードを奪った。


△大西


△淡野

しかし、そう簡単に勝たせてくれる相手ではない。30分、たくみなパス回しに対応できず、抜け出されトライを決められると、その4分後にも、同じ選手にトライを許す。ここで同点に追いつかれてしまうが、前半終了間際に関大のペナルティゴールが決まり、3点のリードで折り返した。


△松本

「もう一度自分たちのラグビーをしよう」と津田剛希BKリーダー(人4)。ハーフタイムに意思統一をし、後半に臨む。すると、ゲーム再開後まもなくしてチャンスが。松本の高く上がったキックパスをWTB勝又佑介(人3)がキャッチ。そこからパスが通り、右サイドに大西がトライを決めた。松本も絶妙な角度のコンバージョンを成功させ、点差をつける。その後も、運動量で相手を圧倒し、流れを渡さない。


△SH住吉玄丞(人4)

敵陣でのプレーが続き、インゴール付近、相手が陣地回復のためキックを試みるが、淡野が見事にカット。パスを受けたSH吉田義弘(人4)がそのままトライを奪った。さらにその4分後、ラインアウトをフランカー沢良木太平(人4)が手を伸ばしキャッチ。ここからチャンスが生まれ、左右に広くパスを展開していく。ボールは左サイドのSO小松原柚貴(経4)のもとへ。右サイドに相手はおらず、交代で入ったWTB末廣賢三(文3)が見えた。「そこしかないと思った」。小松原のキックパスは美しい放物線を描く。末廣は今シーズン初のAチーム入りで見事トライを成功させた。ピッチ、スタンドが一斉に盛り上がる。念願のAリーグ昇格へ、ラストスパートが切られた。


△吉田


△CTB奥田昂央(人4)


△沢良木


△末廣

この試合は総力戦。プロップ成宮銀次郎(人2)、フッカー淡野、プロップ不破智郎(人4)がまるごと入れ替わり、リザーブメンバーが総出場。相手の反撃をかわし続け、全員で勝ちに行った。試合終了間際、ラックから抜け出したロック福島蒼(人1)がトライ。勝負を決定づける、駄目押しのトライに、思わず胸が熱くなる。その後まもなく試合終了。1年間の思いが実った宝ヶ池の地は感動に包まれた。


△福島


△不破

「プラン通り」。選手たちは一様に話す。分析上戸智史(経4)をはじめとする、運営陣の活躍も光った。関大がついにAリーグの大舞台に舞い戻る。この1年、感じた思いや流した涙は関西学生のトップリーグで羽ばたくためのエネルギーになるはずだ。4年生の思いは、後輩へとに受け継がれる。強い関大が戻ってきた。次はどんな”IMPACT”を与えてくれるだろうか。目が離せない。【文:勝部真穂/写真:髙橋周・長尾洋祐】


△小松原主将

▼桑原久佳監督
「(今日の試合は)良かったよ。1年間必死になって練習してきて、それが結果として出てほんとに良かった。夏合宿もいっぱい走ったし、その結果が出た。僕らも学生を信じるしかなくて、学生らも自分たちの持っている力を思う存分出して、結果も残して。こんないいことはない。(試合前は)緊張どころかもう、めっちゃ白髪増えた(笑)けど、ほんとによかった。うちの戦術通りになった。走り勝ったね。やっぱり、フィットネスはうちが勝っていた。(今日は1年生の活躍もあったが)あった。あれは良かったね。大西も良かったし、途中から出た福島も良かった。将来が楽しみやね。来年Aリーグであの子たちが活躍できる。Aリーグで力を試せる。Bリーグだとどうしても100点ゲームになってしまうから。その点も、来年につながってほんとによかった。(Bリーグでの苦しい1年間は振り返って)疲れた。ほんとに不安の中でやってきたから。競技をやってる限り、この緊張を楽しむっていうのがスポーツの醍醐味なんやけど。やっぱりこの一発勝負だから、これ勝つか負けるかっていう。その楽しむっていう余裕がちょっとなかったかな。(今日でチーム小松原が終わって、寂しさもあるのでは)まあね。これは毎年のことだからね。また、新しいチームが新しい歴史を作っていくから。彼らは、今日で“Aリーグ昇格”っていう歴史を作った。それはだから大学スポーツはしょうがないね。(少し早いですが、来年への意気込みは)いいよ。すごいいい選手そろってるよ。めっちゃ楽しみ。だから、今年は絶対上がっとかなあかんかった。めっちゃうれしい。(監督から見て、戦い抜いた選手・スタンドにいる部員に向けて)ほんと、ONETEAMやね。みんなでって。今日はスタンドで見守るって感じだったけど、練習にすべて協力して、この試合のためにって。体大を想定したチーム作りをしてくれていたし。ほんと全員で勝ち取った勝利なので、ほんとにみんなで勝てて良かった。This is RUGBY!やからね」

▼SO小松原主将
「素直にうれしい。去年このグラウンドで悔しい思いをして、そこから1年間、しんどい練習をして、自信持ってやっていこうと。それで結果も出せたのでとてもうれしい。(試合は)前半ディフェンスで我慢して、チャンスがあったら点を狙っていこうと話していた。後半、相手がバテたところで走り勝とうというゲームプランでやっていたので、ゲームプラン通りになって良かった。(自分の中で一番盛り上がったシーンは)キックパスしかないですね。セットプレーで自分が抜かれて点入れられて、それを帳消しにできたかなと。(キックパスは)狙っていた。相手がいなくて、1人関大の子が残っていたので、そこしかないと思った。(試合前、熱いものが込み上げていたが)出れない4回生もロッカールームにおって、その子らの分も頑張ろうと思って気持ちが高ぶって。本当に悔し涙からうれし涙に変えれて良かった。(スタンドからの応援は)すごく力になった。しんどい時にスタンドを見たらずっと応援してくれていたので、それを見て元気つけられた。自分も体張らなという気持ちになって戦えた。(この1年生は)問題とかもいろいろあった。でも、最後にワンチームになれて、チームまとまって、こうやっていい結果出せたので本当に良かった。(4年生はどんな学年だったか)個性の塊でしかない。まとめるのが大変だった。どうやってまとめたらいいんやろ、という時もあった。でも、一人一人やる時はやるので、それには本当に助けられた。(上村選手は存在は)仲がいいので、非常に支えられた。一緒にプレーしてても、上村彰太がリーダーシップあるので、チームを引っ張っていってくれて。すごく助かった。(後輩へ)次の代が4回生になった時にしっかりAリーグで戦って欲しいとずっと言ってた。Aリーグでは関西制覇して、大学選手権に出場してほしい。(監督について)近い存在で、よくしてもらってて、心の支えだった。助けられた。(4年間を振り返って)僕は2回の時も3回の時もケガしててプレーできなかった。でも、その時にしっかり外から関大はどういうチームかということを見分けられた。そこを今年はしっかり生かして結果を出せたので本当に良かった。いい4年間になったと思う。この試合が(ラグビーを本気になってやるのは)最後。しっかりやり切って、勝てて終わったので、悔いは残らずに終われた。今日も本当に楽しくて良かった。終わってみればあっという間。この1週間、2週間もあっという間に過ぎた。1日1日が早く過ぎていった感じだった。(ワンチームでできたか)前半、しっかり関大の強みとしているディフェンスでああやって我慢して、チャンスがあった時にしっかりトライを取り切れたので、非常に良かった試合」

▼WTB大西
「今日の試合はもとから苦しい試合になるのはわかっていたし、前半から攻め込まれる場面が多かった。そこで自分がインターセプトという形になったが、チームに勢いをつけられたのは良かった。インターセプトは、監督やコーチからは狙うなと言われていた。でも、感覚的にやってしまった。それがうまいことトライにつながったので、結果オーライかなと思う。ボールを持って前が空いてたら、やっぱりウイングなので走り切ろうという思いがあった。僕は入学してからまだ半年くらいだが、この半年間ずっと、先輩たちの入れ替え戦に対する思いとか、去年の悔しい思いとかを聞いて、映像を見て、感じていた。この試合で絶対に勝ちたいという気持ちがあった。4年生は本当に、僕が入学した時から優しくしてくれた。チームに溶け込みやすい雰囲気を作ってくれた。4年生がいて、(小松原)柚貴さんを中心にチームができあがっていったと思う。感謝しています。(来年からはAリーグだが)周りも強くなってくるが、その中で自分がどれだけできるかということが楽しみ。関大をもっとAリーグの上の方に上げたいと思っているので、また来シーズンしっかり努力して活躍できるよう頑張りたい」

▼NO.8上村彰太副将(社4)
「(Aリーグ昇格を決めた今の気持ちは)試合出てる出ていないに関係なしに、率直にうれしい気持ち。チームで同じ喜びを分かち合えたというのは良かった。(Aリーグ昇格を後輩に渡すために頑張ってきたこの1年は)結果的にはAリーグ昇格できたけど、やっぱり去年Aリーグを知っているが故に、Bリーグでの戦いっていうのは上の目標がないっていうところでしんどい思いをした。けど、しっかりとその悔しい思いは自分たちだけでって。後輩たちにしっかりと(Aリーグ昇格を)つなげられたことは、この1年きつい思いもしたけど、最終的には良かったなと感じている。(副キャプテンは)最初は僕が学年リーダーしてたけど、でキャプテンを考えたときに、小松原の方がいいなってことになって。高校の時は、僕がキャプテンで、小松原が副キャプテンだった。同じ高校だったんで。高校で副キャプテンにしてほしかったことを、今度は僕がする番だと思って、しっかり柚貴のサポートをしてきた。(同点になった時も)僕はいけると思っていた。全然焦りはなかった。(今日は)相手がでかい分、こっちが動いて相手を動かして相手の体力を削ってって。でかくない分、しっかり走って相手翻弄してっていうのがゲームプランだった。(このAリーグ昇格の瞬間は)この4年間の中で1番うれしい瞬間。間違いない。(これからラグビーには)一旦やめるんですけど、またクラブチームとかで関わっていけたらいいなと。(この4年間は)終わってみれば早かった。最後の終わり方がこういういい形で終われたのが良かった。(上村副キャプテンにとって関大ラグビー部は)いい時も悪い時もあったけど、やっぱり最後は団結力がこのチームの強みだと思ってる。支えて支えられての繰り返しだったんで、そこは良かったと思う。(来年からAリーグで戦う後輩たちに向けて)いや、思いっきり頑張ってほしい」

▼SH吉田
「去年の入れ替え戦に出ていて、負けてしまった。『今年は絶対勝ちたい』っていう思いでこの1年間頑張ってきて、それが実を結んで良かったなと思う。(今日の試合は)ほんとは後半の最後らへんからの出場予定だった。急遽住吉くんがケガしてしまって、こういう形での出場になった。自分のやるべきことを40分間できたと思う。(この1年間を振り返って)正直今までの4年間の中で、精神的にも体的にも1番しんどかったかなって。でも、今考えたら、それが今日のこの結果につながったのかなって。やってよかったな、ハードワークしてよかったなと思う。(後輩にAリーグ昇格を渡すために奮闘してきた1年間だと思うが)今年1年間色んなものを犠牲にしてやってきたから、それが実を結んだ。来年、同じこの苦しい思いをしなくていいっていうのは後輩たちにとってもプラスだと思う。あくまでも、今年の目標がAリーグ昇格なんで。たぶん、来年には選手権出場とか新しい目標ができると思うから、来年は選手権出場であったり優勝したりする姿を僕たちに見せてほしいなと思う。(スタンドにはご家族など支えてくれた方たちがいたと思うが)親の影響でラグビーを5歳から始めて、その17年の競技生活も今日で最後。最後の試合で、息子が40分出ているのを見せることができて、すごくうれしい。これだけ成長したっていうのを体現できたのかなと思う。(吉田選手の大学での4年間は)しんどいことが続いたこともあった。いい同期や仲間、慕ってくれる後輩、先輩のおかげで、ここまで強く、いい人間になれたと思う。この4年間は間違ってなかったんだと思う。(ロッカールームから出てきたとき、目に涙を浮かべている選手が多いように見えたが)やっぱり4年間での思いだったり、去年のここ(宝ヶ池球技場)での悔しさであったり、僕の場合は結構それがこみあげてきて。でも、この1年間、キャプテンをはじめ、同期、後輩がAリーグっていう戦いたい舞台で戦えなかった悔しさがあったから。その気持ちが高まって、自然に出た涙なのかなと思う。(今日は関大の強みのディフェンスが出ていた試合に見えたが)今年の中のベストゲームだったと思う。相手のことも抑えられたし。(14-14と同点になった時は)全然心配はなかった。前半は負けていてもいいって感じだった。後半、僕が出たらギアを上げるっていう戦い方で。前半であれだけ競ってくれたので、後半は楽に戦えたかなと思う。途中で交代した人もそうだけど、前半に出ていたみんなが体を張ってプレーしてくれたおかげで、この点数になったと思う。(吉田選手にとってのラグビーとは)こうやって成長させてくれたものでもあり、いろんな出会い、いい仲間を作らせてくれた、僕の人生の土台かな。(関大ラグビー部に向けて)最後に僕らが(Aリーグの)ステージは用意したから、後輩には来年そのステージで大暴れしてほしい。同期には、もうみんな思い残すことはないと思うから、残り3カ月笑って卒業しようと思ってる。」

▼フランカー沢良木
「(Aリーグ昇格を果たした今の気持ちは)この試合に向けて1年間苦しい日々も、チーム一丸となって頑張ってきた。それが今日報われたっていう思いで、僕たち4回生はもう気持ちよく今日で引退できるなっていう気持ち。(ロッカールームから出てきたとき、目に涙を浮かべていた選手がたくさんいたのは)試合前のモチベーションビデオで、『ケガでできない選手たちの分まで頑張れ、ほんまはここで出るはずやった選手たちの分まで頑張れ』っていう言葉があって、その時にみんな涙流して、みんなの気持ちが一つになって、みんなで試合に臨めたと思う。(相手にトライを決められたときは)全然焦ってなくて、相手チームにアタックで崩されてトライを取られたっていうのじゃなくて、一発でトライをされただけだった。そこは焦らず、いつも通りにって。僕らがディフェンスして、アタックしたらまた逆転できると思っていた。あまり焦りはなかった。(強みの)ディフェンスで、ダブルタックルで相手を止めることができたので、それで相手に流れを作らせずに止めることができたことが勝利につながったと思う。(この4年間は)ラグビー漬けの毎日で、遊ぶことが全然できてなかった。だから、せっかく引退したから遊びたいと思う。(これからラグビーは)社会人リーグの1部リーグの島津ブレカーズ(京都府)で。(この4回生の1年間は)3年間Aリーグでやらしてもらってて、それで4年生の時にAリーグでプレーできないっていうのはとても悔しくて、ずっと悔しい気持ちの中、春シーズンとか過ごしてきた。けど、夏合宿くらいからは、その悔しい気持ちも全部捨てて、今年は絶対頑張って後輩たちにこんな思いさせへんぞっていう思いだった。しっかりAリーグ上がろうって、チーム一丸となって頑張ってきた。(来年からAリーグでのプレーとなる後輩たちに向けて)僕が3回生の時にAリーグで1勝もできなくてとても悔しい思いをしたから、今年入れ替え戦勝って、来年からまたAリーグでの戦いとなるから、来年こそは1勝とかじゃなくて、関西優勝を目指してぜひ頑張ってください。(スタンドにいる今まで支えてくれた方たちへの)今まで支えてくれてありがとうございました。みんなの応援であったり、支えっていうのがほんまに僕の力になって、しんどい時もみんなの応援であったり、親のサポートがあったから、頑張れたので、頑張れた。ありがとうございました。(沢良木選手にとっての関大ラグビー部は)一生の思い出」

▼WTB津田
「(今の気持ち)最高にうれしい。このために1年間しんどい練習をやってきて、やっとみんなで喜べる、悔し涙からうれし涙になって今は最高にうれしい気持ち。(試合を振り返って)点を取られても自分たちのやりたいことを明確にして次何をするか、円陣を組んでしっかり話せてたので、修正できた。(ハーフタイムの話は)もう一回キック使って自分たちのやりたいラグビーをして後半20相手が体でかいので疲れてくるところをしっかり自分たちは走ってトライ取ろうと話した。自分たちが相手より多くトライできて大量得点できて勝利につながった。(メンバーの活躍)1年生ながら大西君とかは自分に自信を持ったプレーができてた。4回生の熱い気持ちも下級生はわかっていたので、それがプレーに表れていたと思う。(この1年を振り返って)去年、入れ替え戦で2点差で負けてしまって、そこからしんどい練習をしてきた。この日をずっと待ってたので、やっと肩の荷が下りたというか、僕たちの責任が果たせたと思う。(後輩へ)僕たちはAリーグに戻ったので、後輩にはAリーグの大きな舞台でしっかり関大ラグビーを見せて活躍してほしいなと思う」

▼PR井之上悠(人4)
「(Aリーグ昇格を果たした今の気持ちは)去年(の入れ替え戦)は摂南大とここ(宝ヶ池球技場)でやって負けて、その時僕出てたんですけど、その時めちゃくちゃ悔しくて、自分たちの代であげれたらなと。今回勝てたからよかったけど、これもし負けて下の学年の後輩たちにまた同じ気持ちをさせてしまったことになっていた。だから、そこは絶対勝ちたいと思って頑張ってたけど、ケガしてしまった。まあだから僕は託すことしかできなかったけど、Aリーグ昇格できたってことは今後のチームの未来にとっても大きい勝利だったと思う。(やっぱりケガでの欠場は)めちゃめちゃ出たかった。たぶん、(けがをしなかったら)メンバー的に出られたと思う。入れ替え戦を迎えるまでは、まあいつ終わってもいいかなと思ってたけど、いざケガしてしまってってなると、日に日に試合に出たかったって気持ちが強くなってきた。今日とか見ながらめちゃめちゃ出たかった。(井之上選手みたいなケガで欠場してしまった選手の分も頑張るっていう選手もいたことに関して)同期の仲はたぶんめちゃくちゃ仲良かったと思っている。全員で仲が良かったと思う。こいつ(CTB奥田)とは中2からずっと一緒。高校も一緒。僕の人生の唯一の汚点です、こいつと出会ったのが。これ絶対載せといてください!ほんまに!(笑)井之上と奥田の関係を!(笑)中学校が隣同士でお互いキャプテンだった。そこから仲良くて、で高校も大学も一緒。(この4年間は)周りがサークルとかでやってる時に、ずっとほとんどの時間をラグビーに注いできた。だから、このチームにもものすごく思い入れがある。楽しかった。(Aリーグ昇格を渡すために頑張ってきたこの1年間苦しかったのでは)そう。たぶん去年よりもフィットネス、ウェイトにも力を入れて、絶対入れ替え戦勝つぞって頑張ってきた。(来年Aリーグで活躍する後輩たちに)来年絶対Aリーグで1位になってくださいって感じ。Aリーグでちゃんと戦い抜いてくださいと。(井之上選手にとってラグビーとは)僕の人の源、核を作ってくれたものかな。僕は小学校からラグビーしてて、ラグビーから得たものがほとんどで、今までラグビーと歩んできた人間だから。ラグビーがなかったら、こういう人間性もできてないし。出会った仲間とかもそうだし。だから、僕っていう人間を作ってくれたのがラグビーやなと思う。(最後に一言)このチームでよかったなと、関大でプレーできてほんとによかった。ほんとにこのチームでよかった」

▼CTB奥田
「(Aリーグ昇格できた今の気持ちは)去年のシーズンの最後らへんから、Aのメンバーに入れるようになってきて、最後負けてしまった入れ替え戦の時も、Aスコットには入ってた。けど、入れ替え戦のジャージ渡しの日にAから外れて、去年の入れ替え戦はスタンドから見ていた。負けてしまって、すごく悔しくて。だから、今年は何としてでも絶対(Aリーグに)上がるって思ってた。まず試合に出ることができて、それと結果もついてきて、最高の終わり方ができたと思う。(14-14で同点になった時は)相手チームは体が大きくて、前半しっかり我慢したら、後半は自分たちのほうが走れるっていうプランを最初から持っていた。その通りになってたから全然焦りとかはなかった。僕たち体が小さいから、どれだけ走れるかが鍵になってくる中で、後半あんな風に突き放せたのは良かった。(Bリーグで過ごしたこの1年は)リーグ戦でもほとんどの試合が圧勝で、なかなか競った試合がなかった。Aリーグで戦えていたら全試合で作戦練って、拮抗(きっこう)した試合ができてるであろうっていう中で、ずっと圧勝が続いてた。けど、今日の試合を目標にみんな頑張ってきたから。去年負けてから、この試合に懸けている思いがみんなにあったから、1年間頑張ってきて、関大でラグビーできて良かったなって思う。(Aリーグ昇格を渡した後輩たちに向けて)今日も14番(WTB勝又)・15番(FB松本)とか後輩が出てて、しかも活躍していた。今日の試合でも助けられた。来年はAリーグで絶対やってくれるって思っている。まあ、4回生として最後こんな結果で終われて良かった。(同期には)ケガして出られなかったりだとか、Aスコットでずっとやってきたのに去年の僕みたいに外れてしまったりした4回生がいる中で、試合に出ていないメンバーの分まで頑張って、今日は絶対勝ちたかった。勝ててよかったなという気持ちでいっぱい。(4年間振り返って)あっという間だった。基本、生活の中心にラグビーがあった。ずっと先輩にかわいがってもらっていたのに、気づけば自分たちが1番上になっていて。それで、もう今日が最後の日なんかあって。早かった、とにかく。この日のためにずっとやってきたから、最高の結果で終われたから、関大に入ってラグビーして良かったなってすごく思う。(今日で終わってしまうのは)やっぱりさみしい。いつも何をしてもラグビーが中心にあった。それがなくなってしまってさみしい思いもあるけど、まあ来年から社会人になるから、しっかりと後輩のためにも関大の卒業生としてしっかり頑張っていきたいなっていう思いがある。(奥田選手にとってのラグビーとは)常に生活の中心にあって、今日で終わってしまうのはさみしいけど、やっぱり中学・高校とたくさんのいい仲間に巡り合えた。みんなと出会えて良かったし、ラグビーしてなかったらみんなと出会えてないから。だから、ラグビーして良かったと思ってる」

▼フランカー井戸健二(人4)
「(今の気持ちは)最高です。1年間これだけにかけてきたので。去年の入れ替え戦で最後抜かれたのが自分だったこともあって、思い残すところがあったので、救われた気持ちになった。(この試合にかける思い)初めて2部を経験して、環境とか対戦相手が全然違って、それを後輩にはつなげたくなかったので今日勝ててめゃくちゃうれしい。(試合を振り返って)前半、相手のフィジカルが強いので、いかに守りを固くして試合を作れるかがポイントだった。フォワードがしっかり体をはって相手のトライを抑えたというところが勝因につながったと思う。(後輩へ)僕たちは(Aに)上げただけなので、目標の(全日本)選手権に向けて後輩たちはしっかりはばたいてほしい」

▼HO生駒大地(人4)
「前半出てたメンバーがいい試合をして、いい点差で、僕は後半から出ることができたので良かった。入りやすかった。リザーブメンバーも全員勝てると信じていたので、非常にいいゲームの運びを先発メンバーができていた。トライのシーン全てリザーブメンバーは盛り上がっていた。準備の時点から勝てると確信していたので、トライを決めた時はめちゃくちゃうれしかった。(1年を振り返って)はじめBリーグの試合出てて、途中教育実習で抜けてしまって、3週間くらいプレーできなかったから、自分がまた試合に出ることはできないと思っていた。でも、なんとか体力とか戻して、試合に出ることができた。正直しんどかった時もあったが、支えてくれるメンバーやチームメイトのためにも絶対に勝たないといけないと思った。しんどいシーズンだったがやりがいがあったシーズンだった。(4年生は)去年(Bリーグに)落ちてしまって、腐るやつもいるかなと思っていたが、全員が後輩のために、チームのためにAリーグに上がるという思いを持ってやっていた。僕自身も、一緒にやっていこうという強い思いになった。(4年間で)厳しさを学んだ。そんなに甘くない場所だった。その厳しさから成長できた。(ラグビーは)10年やってきた。寂しいが、全て出し切って終われたので良かった。(後輩へ)今までありがとうと伝えたい。今年Aリーグに上がって、後輩にはAリーグで戦う力もあると思うので後輩にはAリーグで優勝してほしい」

▼トレーナー/主務・岸昌一郎(政策4)
「ほっとしました。(試合前)緊張はあったけど、最後まで全力でサポートしたいという気持ちでずっといた。(試合を見ていて)最後の試合は今までで一番良かったのでは。最後の龍谷戦あたりからけっこういい勝ち方ができたので絶対いけるなと確信していた。ここまで点差をあけて勝てたのはうれしかったしびっくりした。(1年間振り返って)僕自身、ミスもあってチームに迷惑をかけたこともあったけど、みんなが、特に同期が声をかけてくれて、ここまでこれた。最後こういう結果に終わって良かった。(同期へ)「ありがとう」しかない。すごい感謝しています。(関大ラグビー部のいいところ)先輩後輩関係なく、フレンドリーな感じ。そういう雰囲気の中でチームが一つになったなと。ずっといいチームだったけれど、今年が一番いいチームになったと感じてます。(小松原主将について)ケガで出られない時期があったりして、言葉で引っ張っていくというよりプレーを見せて引っ張るタイプなので、難しい時期もあった。最後は体をはって、一番頑張っていた。(後輩へ)Aリーグで頑張って、選手権で勝利というところに向けて、活躍して頑張ってほしい」

▼ロック大田洋平(商4)
「4回生を中心に、今年は(Aに)上がらないといけないという思いがあったので、4回生が体をはってくれていて、スタンドでも安心して見れました。(この試合にかける思い)この1年、リーグでできなくてつらかった。後輩たちに同じくやしい思いをさせないためにも、頑張りたいという思いがあったので、勝てて良かった。(この1年は)夏合宿のころから、しんどい練習をしてきたので、Bリーグの試合にも活かせて、シーズン通していい形で試合ができていて良かった。(4年間振り返って)練習だけではなく、部室などでしゃべっているのもおもしろかったし、4回生の仲間がいたから楽しかった。(この代は)仲良くて、楽しむときは楽しんで、練習もしっかり取り組むところがいいところだと思う。(成長したところは)4回になって人の上に立つ立場として練習中も練習以外でも引っ張っていくことを意識した。(後輩へ)上のレベルで戦えるので、そこで頑張ってほしい」

▼フランカー老田佑介(人4)
「みんないつもより頑張っているのが見えたし、このシーズンで一番いい試合をしてくれたと思う。(試合前)今日は応援するだけでも緊張した。(盛り上がったシーンは)最初のトライですかね。(この1年)AリーグとBリーグは、けっこう力の差があるんで、上がることだけを目標に、しんどい、つらい思いをしてた。(4年間)自分はAチームで活躍するということはなかったが、去年(Bリーグに)落ちて、最後上がって終わって良かった。(後輩へ)Aリーグでも上を目指してください」

▼フランカー山田竜寛(商4)
「(今日の試合)1人1人の熱い思いが試合に表れていたと感じた。どのシーンも魂がこもってて感動したので一番は選べない。僕はフォワードのポジションでスクラムでペナルティとったシーンはむちゃくちゃ感動した。(1年間)僕自身はケガが多く一線でプレーすることができなかったけど、チーム全員でAに上がるという目標でやってきた中で試合に出てる子たちが体はってくれてこういう結果が出て本当にうれしく思う。(関大は)自己犠牲の精神。みんなチームが好きでチームのため、仲間のために体張ってるところが好きなところ。(4回生は)一人一人キャラも強く、チームが好きで、絆がある代。(後輩へ)チームのため仲間のために体を張る、考えて動くという関大のいいところ、伝統を守っていってほしい」

▼プロップ山路可恋(法4)
「(この試合にかける思い)前々から気合が入っていて、近づいてくるとピリピリした空気、みんなのやる気が伝わってきて楽しみにしていた。(ラグビーは)小さいときに少しやっていて、高校からまたスタートして大学まで続けている。(今後は)7人制の試合に出たり子どもへの普及活動などをしたい。(女子部員は)私とあと一人。(4年間)みんなと比べると下手なので、申し訳ないという気持ちと、一緒にやってもらった感謝の思いがある。感謝でいっぱいです。(後輩の女子に)男の子の中でやるのは大変だと思うけれど、私がやり切れたので大丈夫」

▼プロップ不破
「ゲームプランが用意されていて、全員が一丸となって遂行することで勝ちにつながった。前半耐えて相手を疲れさせることができたので、後半引き離すことができた。作戦通り。自分はプロップというスクラムに携わるポジションなので、スクラムで勝ってペナルティをとれたシーンが自分の中で一番盛り上がった。(1年を振り返って)本当につらい1年だった。つらかったけど、入れ替え戦昇格という明確な目標があったので、つらい中でも楽しく一致団結してできたすてきな1年だった。(4年生は)例年に比べて仲がいい。1、2年のときにトラブルもあったので、壁を乗り越えて一致団結できた。同期どうし仲がいいというところが関大ラグビー部に入って良かったと思うところ。さみしいし、みんなともっとラグビーしたいという思いはあるが、みんな別々の道に行っても頑張ろう、また集まろうという話をしてるので、そういう思いで今後も頑張っていきたい」

▼分析・上戸
「僕らの準備が勝ったのと気持ちが勝った。熱いプレーを見せてくれて、関大ラグビーを見事に体現してくれた。(プレーヤーからは作戦通りという声が多く上がるが)そう言ってくれるのはありがたい。でも、戦ってるみんなの気持ちが強かったのかなという風に思う。そこが一番。(この1年は)始まった時からしんどくて。でも、みんな(Bリーグに)落ちた瞬間から沈むというわけではなく、上がるために頑張ろうという風にやってきて、やり切った1年間だった。一つのチームになれたかなと思う。笑顔で終われて最高だった。(4年生は)最初からみんな仲良くて、ただただ仲良かった。みんなやるときはやるし、切り替えがしっかりできていた。(一番やりがいを感じた瞬間は)今ですね。みんなが勝たせてくれたので、最高でした。(関大に入って)最高の4年間だった。大学院に入るので、ラグビー部に所属するつもり。(後輩へ)みんなだったら勝てると思うので、しっかり来年1年間戦い続けて、関西制覇して全国選手権に出てほしい」

▼SH住吉
「(今の気持ちは)嬉しいです。(試合は)楽しかった。(盛り上がったシーンは)大西のインターセプト。(1年間は)一つの目標に向けてやってきたので、今日はその集大成だった。(関大のいいところは)決まりがゆるいというか、自由というか。のびのびできる。仲がいいところ。(後輩へ)後輩を大事にしてほしい」

▼プロップ菅原
「(今日の試合は)しびれた。特にトライのたびにワンチームになってみんな喜んでいるところが応援していても楽しかった。最後出たかったが、けがとかがあって出れなかった。でも、後輩が頑張ってくれたので後悔はない。(4年生は)みんな仲良くて、部室にいても楽しかった。仲のいい学年だった。居やすかった。(関大ラグビー部は)ファミリー。家族。コーチや監督にも恵まれて、本当に良かった。(後輩へ)勉強だけはしとけよ」

▼CTB西之園友諒(法4)
「良かった。感動した。しんどいことも多くて、『辞めたろう』って思ったこともあったし、(本部長と)どっちを頑張ったらいいかと悩んだことも多かった。でも最後勝ててうれしい。(終わった瞬間は)『終わったな…』って感じで。とりあえず良かった。応援団だったり、野球部も来てくれたし、そこは感謝しかない。いろんな人にラグビーのよさを知ってほしいし、全体としての期待に応えたいなと思っていた。(同期へ)本当に『ありがとう』の一言です!」