【少林寺拳法】「主将として結果で示せた」。キャプテン竹垣、運用法で初V!

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◇2019年度関西学生新人大会◇12月7日◇於・ベイコム総合体育館

演武(本選)
【単独演武有段の部】
2位 木原愛望(文3)
5位 西出風太(経2)

立合評価法
【女子の部】
2位 木原
3位 梅本沙希(安全1)
【男子重量級の部】
優勝 竹垣友喜(シス理3)
3位 西出
【男子軽量級の部】
3位 大島尚己(経3)

全国大会から約1カ月後。今年の締めくくりとなる関西学生新人大会が行われた。昨年は木原が演武1位に輝いた同大会。それぞれがさらなる結果を追い求める中、主将の竹垣が運用法で自身初となる優勝を成し遂げた。

「やっと主将として結果で示せた。すごく嬉しい」。関大から多くの入賞者が選ばれる中、一番の輝きを放っていたのは竹垣だった。この日は「なぜかは分からないけど、勝てる気がしていた」と自信を持ってコートへ。その言葉通り初戦を確実に突破すると、2回戦でも前回の敗戦相手に連続で得点を重ね、リベンジ達成。トーナメントを順調に勝ち進んでいく。準決勝では互角の戦いが繰り広げられるが、得意の蹴りでポイントを奪いついに決勝へ駒を進めた。


△竹垣

迎えたファイナル。ここまで無失点できていた竹垣だが、「プレッシャーでやられそうになった」と先制後に得点を許し、同点に追いつかれる。それでも、「開き直って、思い切ってやった」。響きわたる応援を味方に、ここから連続で有効を奪い取るとそのまま勝利。見事自身初タイトルを獲得した。


△竹垣

一方、2連覇が懸かっていた木原は演武、運用法ともに準優勝。運用法ではストレート勝ちで決勝まで進んだものの、最後は無得点に終わった。「結果は残せてはいる」と手応えを得た反面、「やっぱり悔しい気持ちの方が大きい」。栄冠に届かなかった無念さをにじませた。


△木原

その他西出が初の単独演武で5位入賞、運用法でも3位と好結果。1年生の梅本、関大の主軸を担う大島も3位に食い込んだが、「もっと上にいきたい」(梅本)、「全然いいところがなかった」(大島)と、この結果に満足はなかった。


△西出


△梅本


△大島

多くの入賞者が出た今大会だったが、「運用法はしっかり(賞を)取ってくれたけど、演武は結果があまり出なかった」と、竹垣主将もチームとしての課題を口にする。「次の大会に向けて頑張っていきたい」。オフシーズンをはさみ、次戦は6月。約半年間の鍛練期で、さらに強い関大へと磨きをかける。【文:高木満里絵/写真:北島大翔】

▼竹垣主将
「素直に嬉しい。ずっと入賞はできていなくて、初めての入賞が優勝になったのでとても嬉しい。(優勝は見据えていた)先輩たちからもお前は勝てると言われていたが、結果は残せていなくて。主将に選んでいただいてからも伸び悩んでいたので、やっと主将として結果で示せたのはすごく嬉しい。(試合に向けては)前回負けた相手が出るということで、対策を研究したことと、筋トレをしてフィジカルをつけて挑んだ。2回戦で勝てて、しっかりリベンジを果たせた。(振り返って)慌てず、自分通りの試合はできたと思う。自分の思い描いていた通りの試合展開になったのは良かった。(苦しかった試合は)決勝がプレッシャーでやられそうになったが、ここまでこれたということで逆に開き直って、思い切ってやった。先に点を取って相手がやられそうになったところに入れる戦い方をしようと思っていたので、それ通りにはできたかな。(得意技は)逆の直蹴り。(緊張は)前回よりは緊張はなかった。今日はなぜかは分からないけど、勝てる気がしていた。(キャプテンとしてチームの結果は)運用法は同期も後輩もしっかり(賞を)取ってくれたが、演武が本選には残っていたけどこれまでに比べたら結果はあまり出なかったので、次の春の大会に向けて頑張っていきたい」

▼木原
「去年も演武、運用法と同じ部門で出させてもらっていて、2連覇したい気持ちがあってそれに向けて練習していたが、2位という結果に終わってしまった。結果は残せてはいるが悔しい気持ちの方が大きい。2連覇のために練習していたところもあったので。(この試合に向けて)コンディションは悪くはなかった。練習の中で演武の通しもたくさんやって、ベストに近い状態では挑めた。(試合は)自分の中では悪くはなかったが、1位が取れなかったのは審判の先生や他から見た評価はあまり高くなかったのかなと思っていて、そこは反省点。運用法に関してはできたかなという感じ。手応えは悪くなかった。(次は)6月の大会。オフには入るが、昇級試験や昇段試験、合宿があるのでそこで練習できたら。(具体的な課題は)今日は体力不足の部分もあるのかなと思っている。1日で演武2回、運用法4試合をするのは体的にしんどい。そういった体力不足の部分を補うために冬の間でも走り込みなどしていきたい」

▼大島
「ちょっと相手をなめすぎていた。予想していた人と違う相手が上がってきて、なめてかかってしまった。狂ってしまった。今回は予選を1位で通過して、余裕をかまして挑んでしまった。いざ試合になったら、1回戦は余裕だったけど2回戦ではギリギリで、本来の自分の動きができなくなってしまった。最後も戦っているときは、周りから見ていたらいい勝負だったけど、自分の中では勝てる気はしなかった。それは向こうの勢いとかではなく、こっちが気持ちで負けていた。相手は1回やったことのある相手で何が来るかも分かっていたけど、気持ちで負けて余裕がなかった。勝つビジョンが見えていなかった。今日は全然いいところがなかった。考え方を変えないとだめ、また1から。(次は)6月。今年優勝が目標だったが、できなかった。次が最後だと思うから優勝はもちろん、いつも負けて後悔しているので後悔ないように頑張りたいと思う」

▼梅本
「この大会でもっと上にいきたいと目標を立ていた。でも、悔いなく終わることができてとりあえず良かったかなという印象。(木原は)私にとって運用法で一番尊敬している先輩で、日々の練習の中でもたくさん教えてもらっている。いつかは追い越したいというような憧れの存在。(決勝後の声かけは)私が準決勝で負けた相手と木原さんが対戦して、すごくかっこいい試合を見せていただいてありがとうございますと声をかけた。私は結構プレッシャーに弱くて、最初から弱気になってしまっていた。なので次の大会ではもっと強く、自分が勝つという気持ちを大事にしていきたい。(新チームは)もっと関西大学少林寺拳法部という存在を兵庫県とかもっと全国へ広げていきたい。部員全員で演舞にも運用法にも力を入れてもっと上を目指していきたいと思う」

▼西出
「運用法と演舞の両方で優勝を狙っていた。運用法の場合、決勝で竹垣先輩が待っていて関大でワンツーフィニッシュを狙いたかった。でも、最後負けてしまって、悔しかったですし、次の大会ではどんどん上の方に行けたらな。(木原さんは)憧れ。この部活に入ったのが木原先輩がいることが理由で、高校の時からトップの選手だった。そんな先輩と入学して同じ部門で立たせてもらって、今回5位で入賞できたのも木原先輩のおかげだと思うので感謝でいっぱい。(運用法は)やっぱりまだ反応が遅くて、相手をしっかりと見るけど、今回も準決勝でわちゃわちゃしてしまった。これからは次の関西学生に向けてそこを強化していきたい。(新チームは)演舞も運用法もみんなが賞をとって、総合優勝を狙えるように頑張りたい」