【ホッケー】SO戦を制し、笑顔のラストゲーム

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◇2019年度関西学生秋季リーグ順位決定戦◇対大体大◇11月24日◇立命館OICフィールド◇

[第1Q]関大0ー0大体大
[第2Q]関大0ー0大体大
[第3Q]関大0ー0大体大
[第4Q]関大0ー0大体大
[SO戦]関大2ー0大体大
[試合終了]関大0(2ー0)0大体大

今シーズンの最後を飾る順位決定戦。7位の座を懸けて大体大との戦いに挑み、60分間で決着は付かずシュートアウト戦(SO戦)に突入。SO戦を苦手としていたGK北條実羽(社3)も頼もしいセービングでゼロに抑え、シュートを勝利につなげた。4年生を中心に歓喜の輪が広がり、笑顔のラストゲームとなった。

前日には関学大戦が行われこの日は連戦となった。攻められる時間が続くも、積極的な守備を続けていく。MF廣瀬有沙主将(人4)のパスカットや、FB森田彩那(文4)の頼もしい守りで粘り強く戦った。第1クオーター(Q)では相手にペナルティーコーナー(PC)を2回与えてしまうが、DF髙橋咲穂(情2)が弾き出す。さらに、FW吉井葉月(商1)は積極的な動き出しからサークル内に侵入しゴールに迫った。


△廣瀬


△森田


△髙橋

続く第2Qでは、相手とGK北條の1対1になるピンチを迎えるが、冷静な対応で相手の攻撃を阻止し。MF山本彩花(人2)はシュートを試みるが左にそれてしまう。その後は攻撃の糸口をつかめず、後半戦に突入した。第3Qからは徐々に流れが関大に傾き始めていた。DF藤重藍(情1)がPCを獲得したものの、これは決め切れず。最終Qに入ると、徐々に相手の体力も落ち、相手のセカンドボールを狙っていくが決定的なチャンスはなく、両者無得点となり結果はSO戦に委ねられる。


△山本


△藤重

1人目の山本と3人目の藤重が得点を決めると、GK北條は相手のシュートを全て阻止してゴールを守り抜いた。結果は2-0と関大に軍配が上がり、7位の座を手にした。勝利の瞬間選手たちは抱き合い、喜びを分かち合った。最下位の春から始まると、インカレ出場を逃し唇をかんだ。それでも、秋に照準を合わて昨年進めなかった順位決定戦へと駒を進め、最後の戦いで、チーム一丸となって勝利をつかみ取った。

「最終的にこのチームで勝てて良かった」とプレー面で支えてきた森田は笑顔で振り返った。さらに、大学からホッケーを始めた廣瀬主将は「年間を思い出すと涙が出てくるし寂しい。もっとこのチームでいたかった」と涙ぐんだ。次は若い選手たちが多いチームとなるが、今年果たせなかったインカレ出場へ、そして更なる高みを目指して戦い続ける。【文:野村沙永/写真:宮本晃希】

▼廣瀬主将
「最後まで点数を狙って終われたらいいなと思っていて、4Qで決着がつかなかったのは厳しかったけど、SOは1、2回生で決めてくれたので、助けられたしうれしかった。1年間通して決定力がなかったので、最後の試合でも決定力がなかったけど、みんながこのチームでやるのが最後だと思ってやっていてくれていたと思うので、気持ち的にも積極的に攻めれていたのは、相手にとっても脅威でもあるしいい攻め方だったと思う。(SO戦は)実羽(GK北條実羽)もOBさんからうまくなったって褒められていた。GKは2年目だけどうまくなっていたので助けられた。(1年間を振り返って)去年9決の体大戦で負けて順決に行かずに代替わりしたので、最下位からの出発だった。最下位から這い上がっていこうってチームでも話していたので、春で同志社に負けてインカレにいけなかったのはすごい悔しかったけど、それでも去年の秋よりは順位は上がったし秋も7位という結果だったので、徐々にではあるけど上がってこれたので、達成ではないですけど、最後に順位を上げられて良かった。(主将として)チームをまとめるのは大変だったけど、4年が2人だけだったので、すごい意見を言ってくれたり、練習中も声出しで意見出し合ってくれたのでやりやすかった。主将としてこのチームをインカレに連れていけなかったのは申し訳なかった。今まで8年連続出場を途切れさせてしまったので、すごく申し訳なくて悔しかったので、秋リーグどうやっていこうかなって思っていたけど、行けなかったからこそ秋リーグはもうこれしかないので、みんな真剣にやってくれたし、本気で取り組めたから去年より2つも順位を
上げれた。来年は同志社を倒してインカレに行ってほしい。(4年間を振り返って)初めての競技だったから楽しい時も苦しい時もあったし、けがもあったし辛かったこともあった。でも、4年間を思い出すと涙が出てくるし寂しい。もっとこのチームでいたかったなって思う。最後まで順位決定戦までこのチームでやってこれたので、うれしいしありがとうっていう気持ちでいっぱい。(後輩に向けて)実羽が3年のプレーヤーとしては1人しかいないから、実羽を中心に2回生も引っ張ってあげて、絶対に同志社を倒してインカレに行ってほしい」

▼森田
「最初から攻め切れなくて、攻められることが多くて苦しい展開が続いたのが苦しかった。でも、みんなが全力で、特に1回生の吉井が前にバッと出てきてくれていいプレーをしてくれて、それが自分たちのモチベーションにつながったかなと思う。そういう点から粘ろうっていう気持ちがみんなも芽生えていた。(最終Qは)相手も足が止まってきていて、自分たちがどれだけ見えてるかっていうのが大事になると思っていて、最後はいいところまでいったけど決めきれなかった。PCも1本取れたけどそれも決め切れなかったので、そこの課題は残ってしまったけど、最後はSOで勝ち切れたので良かった。(1年間を振り返って)部員が減ったり苦しい時期も多くて、インカレも行けなくて勝てない試合が続いたけど、1回生、2回生、3回生が最後に4回生とホッケーがしたいって言ってくれたおかげで、今日を迎えられたと思うし、勝ち切れたのは後輩がしっかりやり切ってくれたから勝てたので、後輩と同期にはとても感謝している。(4年生として)チーム運営の方はほとんど有沙(廣瀬有沙)に任せていて、その代わり私はプレーとか技術の面でどうやって攻めていくかとか、ポジションとか考えたり分担はしていたけど、2人で考えるところは2人で考えていたし、そういう点では2人だからこそできたことなのかな。お互い助け合わないとできないことなので。(4年間を振り返って)関大ホッケー部は他のチームに比べて推薦が少ない分なかなか勝てない試合が続いているけど、初心者の子がどれだけ押し上げてくれるかで経験者はもっとやらないとっていう気持ちになる。他のチームは経験者が多いけど、その分新しいことはあまり出てこないと思う。でも、関大は初心者の子がいるからこそ新しい意見とか素直な意見でチームを新しい方に導いてくれる。私自身も推薦で入ってやらないといけないことも増えていたけど、最終的にこのチームで勝てて良かった。(後輩に向けて)来年は人数がそろっている状態から始まるので、苦しいことが増える。上が少ない分、下が頑張らないといけないこともあるけど、下がどれだけ頑張れるかでその年の1年が決まる。特に1、2回生の押し上げを頑張ってほしい。3回生は少ないけど、3人でもできることはたくさんあると思うから、後輩も巻き込んでチームを運営していってほしい」