【ホッケー】底力見せつけ2部優勝決定戦へ

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◇2019年度関西学生秋季リーグ順位決定戦◇対和歌山大◇11月23日◇於・グリーンランドみずほ◇

[第1Q]関大0-0和歌山大
[第2Q]関大1-0和歌山大
[第3Q]関大0-0和歌山大
[第4Q]関大3-0和歌山大
[試合終了]関大4-0和歌山大

底力を見せつけた!2部リーグBプールを1位で通過した関大は、順位決定戦でAプール2位の和歌山大と激突。第3クオーター(Q)まで1-0とリードを奪いつつも苦しい展開が続いたが、最終Qで一挙3得点を奪う。負ければ次の日で4年生が引退、勝てば入れ替え戦進出が決まる大一番で、接戦を勝ち切り1部への道をつないだ。

スタートからボールは相手サイドを攻める関大の手にあった。1年生FW粕渕正真(人1)が積極的にゴールを狙う。このQ半分が過ぎると、ペナルティーコーナー(PC)を獲得。FB濱口達也(シス理4)からFW笹木大聖(経3)へとつながれたボールは、ゴール付近のMF森川大(人3)やMF平尾波輝(法4)らのもとへ転がるが、得点とはならない。その後も関大ペースを維持し続けるが、相手の粘り強いディフェンスに阻まれこのQを無得点で終える。


△粕渕


△濱口


△笹木

スコアが動いたのは第2Q。開始2分でPCを獲得すると、濱口が放ったシュートに対しディフェンスがGKの後ろで体で止めたという判定により、ペナルティーストローク(PS)が行われた。これを濱口が正確に決め、念願の先制点を奪うことに成功する。その後もこのQで2度のPCを獲得するも、得点には恵まれず。徐々に相手に攻められる場面が目立ち始めた関大は、なんとか追加点がほしいところだった。


△濱口

コートチェンジ後の第3Qでも貪欲にゴールを狙う。チームで意識しているという右攻めでFW山田慧人(政策3)らがボールを運んでいく。だが、相手も隙を見て攻めにくると、ついにPCのピンチに。なんとか守りたいところでGK若生知嵩(化生1)が落ち着いて止め、ディフェンスでも流れを手繰り寄せる。その後も、笹木を中心にチャンスが巡ってくるが、シュートは決まらず悔しい表情。リードこそしているものの、不安のぬぐえないまま最終Qを迎えた。


△若生


△笹木

追加点どころか緊張が走るシーンが増えた第4Q序盤。フリーでボールを手にした相手にDF五味亨介(環都2)が突破され、若生と相手の1対1に。絶体絶命のピンチとなるが、若生の威圧感と相手のミスによってここは九死に一生を得る。第2Q以来両チーム無得点の展開に終止符を打ったのは試合時間残り2分。関大の期待のルーキー・水川幹也(経1)のシュートだった。けがから復帰したMFが「ここは決めるしかない」と、笹木から出されたボールにうまく合わせゴール。「うれしくて思わずガッツポーズした」と、フレッシュな笑顔で仲間たちとハイタッチを交わした。1年生の追加点が火付け役となった関大は、その後のPCで濱口がストレートで1点、残り30秒地点で山田がはじかれたボールを押し込みダメ押しのもう1点とこのQ3点の獲得に成功。苦しい試合だったが、最後は関大の底力を見せつける結果となった。


△若生


△水川


△濱口


△山田

試合後、「展開的には少し遅かったが、なんとか」と、近藤弘明主将(環都4)も安堵(あんど)の表所を見せた。これにより、2部優勝決定戦への出場、そして入れ替え戦進出が決定した。優勝決定戦の相手は、この秋第2戦目で苦戦を強いられている京大。春にはかなわなかった2部優勝を成し遂げ、1部昇格への階段をかけ上がる。【文・写真/中西愛】

▼近藤弘主将
「展開的には少し遅かったが、なんとか。前と同様、あっちはこっちが格上と分かっているから少し引き気味で、チャンスでカウンターを狙っていた。まんまとそこをやられて危ないシーンが何個かあった。そこが課題。明日それをされると少し厳しい。しっかり決めてくると思うので、そこは課題。ちょっとした隙にボールがコロコロと行っているので、そこは周りを見ないといけない。第4Qで点が入るまでは、少しずつ押されていて。押され出すと、そこからなかなか抜け出せず、みんなの気持ち的に消極的になっていってしまう。積極的なプレーができず、逆にうちが自分のコートでボールを回して危ないシーンが何個かあった。もっと強くいきたい。(第4Qで追加点を挙げてからは?)2点をとって安心したのかもしれない。(プレー面での改善点は?)基本的なところが雑だった。パスが通らなかったり、ドロップのミスがあったり。あまり人のことが言えないが…。あとは決定力とディフェンスのカウンター。(2部優勝決定戦に向けて)前回優勝できず、悔しかった。もちろん勝ち切って1部に上がりたい」

▼濱口
「なんとか先制点がとれて良かった。(前半は苦しい展開だったが?)パスはつながっていて、最後の決め所で失敗していた場面が多かった。もっと合わせていかないといけないと思っていた。(攻められる場面も増えていったが?)リスクケアが甘かった。そんな中、若生なり、幹也(水川幹也)なりが戻ってきてくれて、ぎりぎり耐えた。これが明日になると(点を)決めてくる。そこはしっかりケアしないといけない。(第4Qについて)1-0でずっと行っていて、ひやひやしていた。2点目をとってまずまず。この残り時間ならいけるかなという感じだったが、もう1点とって確実にしとかないといけないと思っていた。PCで入って、最後も1点追加できたので良かった。だが、スロースターターな感じがあった。エンジンがかかるのが遅い。(2部優勝決定戦に向けて)明日も勝ちにいくだけ。ディフェンスのリスク管理と、攻めたときの得点を確実に決めること。これができたらどんな相手でも勝って行けると思うので、しっかり勝って入れ替え戦に行きたい」

▼山田
「少しひやひやはしていた。早いところで点を決めれば試合的にも楽になると思うので、次の試合では意識して頑張りたい。(右サイド中心に攻めていたが?)チームで右攻めを意識するように言っている。そこでチャンスが作れればと。ショートコーナーは取れなかったが、次こそ。(試合時間残り30秒での得点となったが?)もっと早く点をとりたかったが、ダメ押し的な感じだったので、結果的には良かった。(残り2戦について)勝ち切るというのと、次の入れ替え戦しっかり勝って1部に上がれるように頑張りたい」

▼水川
「ずっとけがで試合に出ていなかった。(2点目は)うれしくてガッツポーズした。思わず。笹木さんが抜いていっぱい持ってきてくれて、ここは決めるしかないなと。どフリーだったので、打ったら決まった。みんな『ナイスや!』と声を掛けてくれて、モチベーション的にも上がった。ここが1番の山場だった。山場を越えた。(これからの意気込み)謙虚なプレーで。あまり図に乗らずにやっていきたい」