【射撃】男女アベック総合団体V!個人は2種目制覇!

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◇第63回春季全関西学生選手権大会及び第22回春季全関西女子学生選手権大会(最終日)◇5月15日◇能勢町国体記念スポーツセンター◇

【男子総合団体】
1位 関大 6939.7点

【女子総合団体】
1位 関大 2888.1点

【50㍍3×40ファイナル】
2位 八川 綾佑 435.0点
6位 武田 佳樹 388.5点

【10㍍S60ファイナル】
1位 八川 綾佑 209.1点
6位 岡本 享祐 93.5点

【50㍍3×20ファイナル】
1位 堅田 みちる 444.2点
6位 奥村 美夏 390.7点
8位 津田 智永 365.9点

【10㍍S40ファイナル】
3位 堅田 みちる 182.5点
4位 岸本 玲子 160.2点
6位 阿部 美咲 120.4点
7位 奥村 美夏 99.3点
8位 津田 智永 76.6点

今年もゆるぎない強さを見せつけた。前日までの団体戦では、関大が3季連続となる関西男女アベック総合団体制覇を達成。大会最終日は4種目でファイナルが行われ、2人が個人優勝を決めた。

10㍍S60ファイナルでは、2年生・八川が驚きの記録をたたき出す。1発目から満点の10.9点をマークすると、その後も安定した射撃を披露。どれだけ大差をつけても競技中は表情一つ変えずに淡々と撃ち続けるのが魅力だ。終盤には圧巻の満点2連発。積み上げた209.1点はファイナルの日本新記録。文句なしの優勝を飾ったが「うれしいけど、もっと上にいけたと思う」と冷静に話した。それ以上に「前の種目(50㍍3×40ファイナル)のS(立射)があまり良くなかったので、この種目だけはしっかりいい点を出そうと思っていたし、立命大の長谷川さんの3冠は阻止したかった」と、ナショナルチームに所属し、今大会ですでに2種目を制していた好敵手に狙い通り雪辱したことを喜んだ。
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女子では4年生の堅田が50㍍3×20ファイナルを制した。最初の膝射をおえた時点で首位に立つと、姿勢変更の時間も気を抜かなかった。素早い準備が気持ちの余裕を生む。次の伏射で2位との差を広げ、立射でも点数を大きく落とすことなく逃げ切った。堅田はこれが大学で初の個人優勝。「最高の気分」と笑みがこぼれた。
続いて行われた10㍍S40には関大勢が5人出場した。ここでも堅田は勢いに乗り3位。さらに大学で競技を始めた岸本が初のファイナルで4位と大健闘を見せた。
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6月には西日本学生選手権、7月には日本学生選抜を控える。東高西低が続く大学射撃界だが、さらなるレベルアップを遂げ、頂点を狙う。【文:吉見元太/写真:大島涼太郎】

【競技説明】
立射(S)、伏射(P)、膝射(K)の3姿勢がある。男子団体は10㍍S60(立射60発競技)、50㍍P60(伏射60発競技)、3姿勢の合計点で争う50㍍3×40(3姿勢40発競技)の3種目を行い、女子団体は10㍍S40、50㍍3×20の2種目を行う。各種目3人がレギュラーとして出場し、本選の記録が団体成績に反映される。また、本選の上位8人がファイナルに進出し、個人優勝を争う。1発の満点は10.9点。

▼武田主将
「男子は団体で10㍍S60をとれなくて危なかったが、総合団体で優勝できて一安心。八川が日本新を出してくれたり、男女とも優勝して(閉会式で)学歌が歌えたのは良かった。最高学年としての最初の学連試合としてはいい形。6月の西日本は八川がワールドカップのため出られないので、違うメンバーで優勝を目指す。男子の50㍍P60が課題。スケジュール的なしんどさはあったが、全体的にレベルアップしないと」

▼八川(50㍍3×40ファイナル 2位、10㍍S40ファイナル 優勝)
「いけるところまで点を伸ばそうと思って撃った。(日本新について)うれしいけど、もっと上にいけたと思う。前の種目(50㍍3×40ファイナル)のS(立射)があまり良くなかったので、この種目だけはしっかりいい点を出そうと思っていたし、立命大の長谷川さんの3冠は阻止したかった。2月のパノニア杯(オーストリアで開催)で長谷川さんが優勝したのに自分はファイナルで3位にも入れず、悔しかった。今日の結果で自信を取り戻せた。(6月のワールドカップについて)日本代表権のないSBも出場できるのは良い経験になる。ARでは勝ちに行って、SBも勉強したい。海外で試合するための体調管理や順応する力をつけたい」

▼堅田(50㍍3×20ファイナル 優勝、10㍍S40ファイナル 3位)
「本選は良くなかったけど、ファイナルは最初のK(膝射)が良かった。P(伏射)の時に『めっちゃ当たってる』と思って余裕が持てた。大学に入って初めての優勝。最高の気分。準備を早くして、心の余裕を持つようにしたのが良かった。(最高学年となり)全部最後の大会なので、1発1発を集中して、楽しく撃つようにしている。ファイナルでもたくさん撃てるように頑張ろうと思った。残りの大会も全部優勝する」

▼岸本(10㍍S40ファイナル 4位)
「ファイナルは初めて。そこまでいけると思っていなかった。名前がどんどんなくなって自分もそろそろかなと不安に思いながら撃っていた。今日はみんなにあおられて、朝から不安で吐きそうだった。終わってもまだふわふわした気持ち。(撃つときに)左腕を乗せる位置を固定することで安定感が出た。ファイナルでは周りから『落ち着いていこう』と声を掛けてもらえたのも力になった。今回本戦で自己新を撃てたので、次も上げていけるようにしたい。『春関だけか』と言わせない」
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