【アイスホッケー】主将の得点で奮起!同大に完勝!

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◇第8回関西CUP予選リーグ第2戦対同大◇5月14日◇関西大学アイスアリーナ◇

【第1P】関大1―1同大
【第2P】関大2―0同大
【第3P】関大2―0同大
【試合終了】関大5―1同大

1月のインカレで、まさかのベスト8敗退。2年間主将を務めた館田や、晒谷兄弟などの絶対的なメンバーが抜け、新たなスタートを切った。悔しさを胸に秘め、佐々木健新主将のもと体力面を一から見直し、練習に励んできた。「まず、自分たちがどのレベルなのかを確かめたい」(鈴木コーチ)。今シーズン初の試合となる関西CUPに挑む。

関大は、関西では圧倒的な力の差を見せつけている。第1戦となった京産大戦は11―0と完勝した。今日の相手は関西で上位争いを繰り広げる同大だ。試合開始早々、関大が格の違いを見せつける。昨年から活躍するFW馬渕が敵陣でパスカット。そのまま一人でゴール前に持ち込み、シュートを放つ。これが、ゴールネットに突き刺さり、先制。

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わずか1分過ぎに得点ボードに1が刻まれ、圧勝の雰囲気が漂った。しかし、その後は劣勢となる。7分過ぎにゴール前を突破され、失点。その後も相手の反則で得たパワープレー中に、ゴール前まで攻め込まれるシーンが何度も続いた。組織化されたパス回しは影を潜め、一進一退の攻防が続く。シュート本数13-10からも見てわかるように、攻め込まれる場面が目立った。いつものホッケーが展開できず、第1Pを1-1で終える。

何としてでも流れを変えたい第2P序盤、いきなり今季から主将を務める佐々木健がプレーで見せる。DF佐々木健がパックを持つと、そのままゴール前に突破。ディフェンスの間を駆け抜け、そのままスティックを振り抜いた。これが見事にゴールとなり、重苦しい雰囲気を主将の一打で振り払う。

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すると、ここからは圧巻。徐々に本来のパス回しが復活し、パックを支配する時間が続いた。関大の反則が続き、キルプレーの時間も長かったが、要所で体を張ったディフェンスも見られて無失点。3-1とリードを広げて、最終Pを迎える。

「1年生の二人は実力を持っている」。鈴木コーチが太鼓判を押す新戦力が、最終Pで躍動する。まずはFW照井が左サイドを突破。そのまま、シュート体制をつくり、スティックを振り抜く。これがゴールネットを揺らし、関大に4点目が加わる。

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照井の活躍に触発されるように、1年生FW三浦が奮起。ブルーライン付近から超ロングシュートを放つと、そのままゴールネットに吸い込まれる。場内からも歓声が上がり、三浦もガッツポーズで喜びを爆発させた。第2Pに続くゴールで、この日2得点と存在感を発揮。期待通りの活躍を見せた。

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苦しみながらも5-1で完勝を収めた関大。しかし、鈴木コーチは「まだまだチーム力はこれから」と課題を口にした。今年の1月に満を持して挑んだインカレでベスト8敗退。関西勢から初の日本一を目標に掲げるチームにはさらなる成長が求められる。まだ新体制が始まったばかりだが、見つめる先はただ一つ。日本一に向けて着実に歩みを進める。【文:高橋良輔/写真:大島涼太郎】

▼鈴木コーチ
「インカレの反省点だった得点力、体力面を見直してやってきた。陸トレも取り入れて負けない体作りをやっている。新体制に入って、まだまだチーム力はこれから。今日の試合も内容がなくて、シュート精度もそこまで。連携もあまり見られなくて、ホッケーのIQをもっと上げていかないといけない。もっとコミュニケーションをとってやってほしい。1年生の照井と三浦は得点を挙げたが、まだまだ実力は持っている。頑張ってほしい。(今回関西CUPでは)自分たちがどのぐらいなのかを確かめたい。誰がポジションを勝ち取るのかもわからないので、しっかりと競争してほしい。日本一に向けて、やっていきたい」

▼佐々木健主将
「インカレでは体力面で負けてしまった。悔しかったし、みんなで陸トレをして体力面を見直している。昨年の4回生が攻撃でも守備でも要だったので、その先輩が抜けて正直困惑した部分もあった。でも、プレーで引っ張って日本一を目指すしかないので、しっかりと頑張っていきたい。今日の試合は走り負けることもあったので、体力面はまだまだ課題。リズムを作りきれていない時間が多かった。でも、自分のゴールで流れをつかめたので良かった。ラッキーなゴールだったけど、自分が体を張った守備など積極的にプレー面で引っ張ろうと思っているので、結果を出せて良かった。関東が強豪なので、そこを意識してこの大会から成長していきたい。日本一しかないので、それに向かって最後に結果で恩返しができるように頑張りたい」