【柔道】健闘し3位に入るも、全日出場権は獲得ならず。

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◇第24回関西学生女子優勝大会◇5月15日◇ベイコム総合体育館◇

準々決勝  関大 2-0 神医福大
準決勝    関大 0-3 同大
出場決定戦 関大 1-2 芦屋大

昨年準優勝のプライドを引っ提げ、ベイコムの地に乗り込む柔道部女子。しかし、「メンバーが大きく変わって、(体格が)小さくなった」(田中愛女子主将)と一筋縄ではいかない。今大会、どこまで食い下がれるのか。

前年度大会4位以内のチームにはシードが与えられる。そのため、関大は準々決勝から登場した。相手は神医福大。先鋒には昨年の準優勝メンバーの斉藤が出場したが、引き分けに終わる。しかし、続く田中愛が2分で一本勝ちとして試合を決めると、大将・田中夏も払いで技あり。2-0で勝利し、危なげなく準決勝へ駒を進めた。

準決勝は同大との対戦。先鋒・斉藤は終始相手のペースに飲まれてしまう。技ありを取られてからは、ベンチから大きな声援が飛んだ。しかし、その期待に応えられず敗戦する。

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それを見た中堅・田中愛は、チームメイトに背中を叩いて喝を入れてもらう。気合を入れて挑んだが、投げられたところから寝技に持ち込まれてしまった。抵抗できず20秒経過。この瞬間関大の敗退が決まり、2年連続の決勝進出とはならなかった。

田中夏も開始から消極的なプレーが目立った。のんびりとした試合展開から、相手に有効ポイントを取られる。そのまま何もさせてもらえず、負けとなった。

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しかし、ここで気を落とすわけにはいかない。女子3人制の全日出場枠は3つ。関大は、全日出場決定戦に回った。昨年の決勝の相手、芦屋大との勝負に挑む。斉藤は試合序盤こそ相手に攻められて守り続ける。しかし、最後は腰を入れ、投げることに成功。次に望みをつなげた。

田中愛が「勝ちきれなかった」と振り返るように、中堅戦は悔しい試合結果となった。しっかり押さえ込まれて身動きが取れず。1-1で勝負は大将に託された。

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田中夏は体格差のある選手にも、思い切ってかかっていく。しかし、技をかわし伏せたところを、相手に無理やり持ち上げられてしまった。抵抗のできないまま、床に背中をつけられ寝技に持ち込まれる。そして無情にも20秒経過を告げるブザーが鳴り、全日への道が閉ざされた。

試合後、選手たちの目には涙が溜まっていた。「感謝と、全国に行けなかったことを忘れないように」(田中愛)。この悔しさは9月の個人戦で必ず果たしてくれるだろう。【文:谷 風花/写真:庄田汐里】

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▼田中愛女子主将 「昨年と比べてメンバーが大きく変わって、(体格が)小さくなった。それでも体を張って、絶対に全国に行くという気持ちでがんばってきた。同大に勝って決めよう。そう言っていたが、主将の力不足で負けてしまった。けがもあった。勝ちきれなかったのは自分の責任。応援してくださったOB・OGの方々、監督、コーチ、保護者の方々などいろんな人のサポートがあってここまでやれている。その感謝と、全国に行けなかったことを忘れないようにしていきたい。個人はいい成績を残せるように。結果を出したい。とりあえず、男子が全日に進むから、心から応援したいと思う」