【ラグビー】2次リーグも好発進!突き進め、関大ラガーマン。

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◇2019ムロオ関西大学ラグビーBリーグ2次リーグ第1節◇対大産大◇11月10日◇関西大学中央グラウンド◇

2次リーグの初戦だった今節。「1次リーグから気持ちを切り替えてまたいいスタート切れるようにって、今週1週間準備してきた」と、FB松本大吾(経3)。1次リーグに引き続き100点越えの大量得点かつ無失点勝利を収め、2次リーグも好発進となった。


△FB松本 今節計3本のトライを決める

前半4分、ラックからパスをつなぎ、最後はWTB花田康輔(法3)が相手2人をかわし先制トライを挙げた。その4分後にも、ラックから丁寧なパスをつなぎ、左サイドからCTB工藤広和(人2)がトライ。開始10分で14得点を奪い、序盤から試合の主導権を握る。


△WTB花田


△CTB工藤

「スクラムは常にプレッシャーをかけることができた」と、フォワードキャプテンのプロップ井之上悠(人4)。ゴール付近のスクラムから相手にプレッシャーをかけ、同11分、フッカー淡野徳蔵(人3)が追加点。14分にはフランカー溝渕泰己(社2)も続く。また、SH吉田義弘(人4)は21分に左サイドからの角度のあるコンバージョンゴールを決めた。吉田は前半のゴール成功率100%と素晴らしいキックで得点を重ねた。


△プロップ井之上


△フランカー溝渕


△SH吉田のコンバージョンゴール


△SH吉田もトライを決めた

その後も、敵陣での攻撃は止まらず。計7本のトライを決め、49-0と大量リードで前半を折り返した。

「しっかり我慢できて、最終的にトライまでつなげることができていた」とSO小松原柚貴主将(経4)が振り返ったように、後半開始早々ゴール前まで攻め込まれる。しかし、全員でしっかりゴールを守り抜き、最後はフランカー井戸健二(人4)がトライまで持ち込んだ。


△SO小松原主将


△フランカー井戸

後半14分、一瞬の隙を突かれ、相手にゴールライン直前まで独走される。その時、閃光(せんこう)が走った。ハーフウェイラインから持ち味の足を生かしチームを救ったのは、WTB勝又佑介(人3)だった。「(今日1番良かった選手は)やっぱり勝又。すごかった」と、桑原久佳監督と小松原主将が口をそろえ、1年半ぶりにAチームに舞い戻ってきた勝又を大いに称えた。


△WTB勝又

その後も、関大の勢いは衰えることはなかった。WTB大西俊一朗(商1)は2本のトライを決め、1年生ながらも存在感を漂わせた。気が付けば、後半に計9本のトライを決め、106-0と力の強さを見せつけた。


△WTB大西

今節は、新投入された選手やAチームに返り咲いた選手たちのプレーに加え、独走トライなどの個人技が光った一戦だった。次節の相手は、1次リーグでも戦った追手門大。前節では78-0と大差での勝利だった。相手はリベンジに燃えているだろう。しかし、“Aリーグ昇格”に向け、進化し続けている関大ラグビー部は誰にも止められない。勝利に向かって突き進め、関大ラガーマン。【文:髙橋周/写真:瀧川千晴】

▼桑原久佳監督
「(今節は2次リーグ初戦。どんなことを試合前に話していたか)全然いつも通り。うちの強みを生かして勝ちましょうって。(関大の強みは)ディフェンス。今日は悪かった。ひやひやしたのが何回かあった。ラインブレイクされているところがあったので、そこを抑えとかなあかん。課題としてはそこ。あれは良くない。入れ替え戦とか競った試合やったら、あれが命取りになってしまう。アッタクは良かった。けど、やっぱりディフェンスはちょっと課題が残った。(その中でも無失点に抑えられたことは)大きい。けど、あれは入れ替え戦来るチーム、Aリーグのチームだったら絶対取り切ってくる。だからもう1回ディフェンスをきっちり練習し直さないと。どこをどう抜かれたのか見ていかないといけない。(今日1番良かった選手やプレーは)やっぱり勝又。1年半ぶりに帰ってきてくれて、ちょっとレベルが違うかった。ほんとにレベルが違う。すごかった。まあ1年生の大西もすごく良かったけどね。1年生とは思えないプレーだった。修正すべき点は、ディフェンス。今日はそんなに良くなかったね。(次節の相手、追手門大は)1次リーグで1度戦っていて大体わかるので、きっちり勝ちにいかないと向こうも弱いチームじゃないので。気を引き締めてまた臨みたいと思う」

▼小松原主将
「(今日から始まった2次リーグについて、試合前にどう話していたか)しんどい場面が来ると思うので、自分のやることをやって、しっかり落ち着いてプレーしていこうと話していた。その点で、今日はうまくいったのでいい試合ができたと思う。(無失点に抑えられたことは)関大ラグビーの強みとしているところがしっかりと出せた。しっかり我慢できて、最終的にトライまでつなげることができていたので、そこをもっと強みとして、これからも強みとしてぶつけていきたいと思う。(アタックについて)最初は飛ばし飛ばしのパスが続いてて、相手にカットされることが多かった。だけど、しっかりそこを修正して一人一人勝負ができていた。修正できたっていうところが良かったと思う。(今日の一番良かった選手は)やっぱり最近復帰した勝又。復帰したてで、ああいう長いランができてトライを取り切れるっていうのはすごかった。それが今日一番心に残っている事。(次戦までに修正する点は)ディフェンスは自分たちの強みにしているけど、ギャップを突かれてゴール前に何回か行かれてしまった。隙を来週から無くせるようにやっていきたいと思う。(追手門大は)この間の1次リーグで荒いっていうイメージがあって、その勢いにしっかりついて行かんと。自分たちのラグビーをして、次もしっかり圧倒して勝ちたい」

▼井之上
「(久しぶりの試合だったが、振り返って)試合前は結構緊張してたんですけど、まあまあやってみたら案外いけるなみたいな。何回かボールキャリーもして、結構前にも出ることができた。気持ち的にも楽になって、点も最初の方は取れた。まあまあいいスタート切れたのかなとは思う。(迫力あるタックルが印象的だったが、)自分の役目はインパクトあるプレーかなって思ってる。そこは常に意識しているところではある。(フォワードリーダーから見た今日のフォワードは)スクラムは常にプレッシャーをかけることができた。それで、ペナルティーも取れたんで良かった。ラインアウトがマイボールで何回かちょっとミスがあったし、前半にも後半にもちょっとあったんかな。ラインアウトが修正点だと思う。けど、モールは良かった。ラインアウトが次への課題かなと思ってる。(次節の相手、追手門大は)結構前に出てくる感じだと思う。しっかりディフェンスから、僕らも前に出て止めてって感じで。ディフェンスから流れを作って、アタックで取り切るっていうことができたら、自然と勝てるのかなと思う。そんな感じで勝っていきたいと思う」

▼松本
「(2次リーグ最初の試合の今節を振り返って)2次リーグ初戦っていうこともあっていいスタートを切りたいと思っていた。1次リーグとは違う対戦相手、上位2チームが上がってきているっていう事だったので、1次リーグから気持ちを切り替えてまたいいスタート切れるようにって、今週1週間準備してきた。それで今日は入りも良かったから、今週でいいスタート切れたなと思ってる。(106点と大量得点について)アッタクでつながっているっていうこともあったけど、自分たち関大はディフェンスっていう部分を強みにしていて、相手から多くのボールを奪うことができたっていう分、相手に攻撃される時間帯を少なく抑えることができた。だから、その分僕たち関大の攻撃の時間が増えたっていうところがあの大量得点につながったのかなと思っている。(松本選手を中心にたくさんのトライを決めたことについて)得点を重ねるってことはいいことだと思う。だけど、今日も後半の途中から僕たちのミスから攻められていたりとか、そういう部分がたくさんあったんで、そういう細かいミスとかを無くしたい。もっとそこの精度を上げられるようにしたい。自分たちは入れ替え戦で勝利して、来年にはAリーグに上がるっていうのが今年の目標。それでAリーグの最下位のチーム、レベルの高いチームと戦った時にミスしないように、今から無くしていきたいなと思う。(修正すべき点は)ディフェンスの部分がまだ一人一人が外されているところがあったり、タックルのミスが何本かあったりした。そこの部分を一人一人が100%タックルの成功率っていうところを目指してやっていけたら、入れ替え戦にもつながってくると思う。(次節の追手門大戦は)1次リーグで1回戦ってるっていう分、たぶん追手門学院さんもやられた分やり返したろうって思いとかがあるとは思う。それをもう1回ねじ伏せられるように、僕たちが圧倒してねじ伏せていきたいと思う。(次戦に向けて一言お願いします)また来週も一生懸命走って頑張るんで、応援お願いします!」

▼勝又
「(今日の試合は)Aチームに久しぶりに復帰だったんで、結構緊張もある中だったんですけど、とりあえず1本目の最初のタックルで緊張がとれたんで。体は動いた。(後半14分のタックルについて)チームで0点に抑えるっていうのが目標だった。抜かれたときはちょっと危ないって思った。すぐ帰りました、ほんと焦って。(大量得点だったが)まだまだディフェンスの場面で、キックチェイスの場面でも抜かれている場面が多かったので、そこをしっかりコミュニケーション取って、修正してそこを抜かれないようにするとディフェンスがうまく行くと思う。だから、そこが課題だと思う。(自身のプレーで一番心に残っているものは)今日の最初のタックルですね。あそこで緊張がほぐれたので。そこは良かった。(次戦の追手門大戦は)前の1次リーグでも戦ってる相手なんで、そこでも0点に抑えて圧勝したいと思う」