【少林寺拳法】黒石、全国舞台で悲願の初タイトル

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇第53回全日本学生大会◇11月4日◇千葉ポートアリーナ

[最終結果]
演武(予選結果)
【単独有段】深尾拓未(社1) 11位
【女子茶帯】衣川透子(社2)・西美咲(社2) 12位
【女子白帯緑帯】伊藤由佳(政策1)・大橋郁香(文1) 16位
【男子初段】西出風太(経2)・森昴(経3) 3位(本戦出場)
【女子三段以上】木原愛望(文3)・平井楓月(文1) 4位(本戦出場)
【女子二段】梅本沙希(安全1)・畑ひより(法1) 4位(本戦出場)
【男子三段】黒石徳広(法3)・松井虎太郎(シス理3) 17位

立合評価法
【男子軽量級】
3位 黒石

全国の拳士が一堂に介しその実力を競う全日本学生大会。昨年、この大会で表彰台に上がった伊藤駿亮前主将(18年度卒)、高瀬宣男(18年度卒)が卒業し圧倒的な存在がいない中、メダルを手にしたのは初タイトル獲得となった黒石だった。

「本調子ではなかった」と振り返った今大会だったが、黒石は相手の隙を狙い、積極的な姿勢で技を仕掛けていく。さらに、ポイントを獲得しやすい蹴りを攻撃の中心に据えるなど、有利な試合展開に持ち込むことを意識。それでも「最後の試合が引き分けになってしまった」。少しの悔しさを残し、結果発表を待った。


△黒石

演武の入賞者から順番に名前が呼ばれていく中、「立合評価法 男子軽量級」のアナウンスが響く。そして「3位 関西大学 黒石徳広」。「3位以下だと思っていたので」と驚きを隠せないながらも、悲願の初タイトルに満面の笑みがこぼれた。

また、立合評価法の前に行われた演武でも、「本選に進む選手が多かった」と竹垣友喜新主将(シス理3)。西出・森組、木原・平井組、梅本・畑組ら3組が本選へ出場し、それぞれ息の合った動きを披露した。「成長しているなと思う」。立合評価法だけでなく、総合的なレベルアップが見られた試合となった。


△西出・森


△木原・平井


△梅本・畑

昨年の新人学生大会では、木原が創部初となる演武での優勝、さらに今年の6月に行われた関西学生大会では立合評価法で角山雅人(環都3)が準優勝。これまでの偉大な拳士たちに負けず劣らずの戦力に、黒石も今大会でその存在を確かなものにした。「これで自信がついた」。次なる舞台でも輝きを放ち、チームにさらなる勢いをもたらす。【文:高木満里絵/写真:金田侑香璃】

▼竹垣新主将
「部として、演武で本戦に進む選手が多かったこと、立合評価法でも実績が伸びていることはとても嬉しいし、成長しているなと思う。去年のように、チームとして圧倒的に強い存在がいない中でも上位に食い込める可能性があるなと。昨年より予選から本選に進む選手が増えたことが特に成長。(主将として)武道に興味があって入部した。締めるところは締めて、メリハリをつけてやれている思う。(次戦に向けて)次は新人大会。今回本選に多く進めたので、運用法でも実力をつけて、総合優勝を狙っていきたい」

▼黒石
「試合には1年から出ていて、未来のエースだねと周りから言ってもらっていたけどなかなか結果が出せずにいた。(競技は)10年くらいやっている。(今日の試合は)本調子ではなかったが、点を取れたことは良かった。最後の試合が引き分けになってしまったのは悔しい。(得意技は)蹴り。全日本では有効と技ありがあって、点数を稼ぎやすいので有利。そのために練習していた。(結果振り返って)名前を呼ばれた時は3位以下だと思っていたのでとても嬉しかった。緊張しがちな性格だけどこれで自信がついた。初タイトルだった。(次へ向けて)関西にはあと2人上がいるが、飛び越えて新人大会で優勝したい」