【馬術】団体は好成績残せずも、福島と中村大が個人入賞

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◇第69回全日本学生賞典障害競技大会◇11月2・3日◇三木ホースランドパーク◇

【団体】11位 関大
【個人】4位 福島秀太(人2)・プーカ組 総減点4
    10位 中村大樹(情4)・カリエーレ組 総減点11
    失権 荒川将暉(文1)・千幸組
    失権 永合更良々(情1)・千駿組
    失権 西田空花(法3)・S.ベロニカ組

2017年に悲願の団体優勝を果たした関大馬術部。2年ぶりの栄冠を目指し、5組が出場したが、内3組が失権。緊張に打ち勝つことはできなかった。

1日目、関大のトップバッターとして出場したのは福島・プーカ組。初めての全学の舞台ながらも、「いつも合わせてくれる」というプーカとともに軽々と障害を越えると、ノーミスで最後の障害へ。それもしっかりと決め、満点走行を成し遂げた。


△福島・プーカ組

荒川・千幸組は、初めの障害でバランスを崩すとまさかの落馬。西田・S.ベロニカ組はミスすることなく前半の障害を終えたが、終盤で2反抗となり失権してしまった。


△荒川・千幸組


△西田・S.ベロニカ組

夏学で4位に入賞した永合・千駿組は、バーを落としながらも最後まで走り切り、減点は15。2日目に駒を進めた。


△永合・千駿組

全体の最後から2番目の走行となったのは、中村大主将とカリエーレの注目組。昨年個人優勝を果たした人馬だが、まさかの反抗で客席もどよめく。しかし、なんとか立て直して最後まで走り切り、減点は7となった。


△中村大・カリエーレ組

迎えた2日目。初日は7組の満点走行が出たが、この日は全学の緊張感が出場選手たちを襲う。

永合・千駿組は落ち着いた走りで順調にバーを越えていくが、終盤に2反抗。最後まで走り切れず、この時点で関大勢は2組しか残っていなかった。


△永合・千駿組

中村大・カリエーレ組は、前日の失敗を切り替え、息のぴったりと合った走行で走り続けると、残すは最後の障害。観客も満点走行を期待したが、最後にバーを落としてしまい、減点0とはならなかった。


△中村大・カリエーレ組

減点0で第2走行を迎えた福島・プーカ組は、「プレッシャーは多少はあった」と、失敗できない緊張感に襲われた。前半をミスなく終えると、後半の水濠で着水。直後の障害でも乱れてしまうが、プーカに助けられながら持ち直し、総減点4で2日間を終えた。


△福島・プーカ組

団体でいい結果を残すことはできなかったが、福島・プーカ組が4位、中村大・カリエーレ組が10位で入賞を果たした。「来年、(福島が)中心となって引っ張ってくれたら」と、中村大主将も若きエースに期待を寄せ、最後の全学障害に幕を閉じたのだった。4日からは全学総合が始まっている。出場する中村大、福島、荒川は過密なスケジュールになるが、全国の大舞台で強豪・関大の名を知らしめてほしい。【文/写真:松山奈央】

▼中村大
「初日は自分のミスで止まってしまったのは悔しさが残る。馬はいい状態で、自分がもっとサポートできていたら。自分の中では、馬に迷惑をかけないいい走行を目指していた。最後落としてしまったが、最後以外は昨日と比べて良かった。カリエーレに助けてもらった。昨日の失敗をひきずらず、挽回できたらという気持ちで2日目は臨んだ。僕らがいつも通りやれていたら勝てていたはず。みんな緊張していたかもしれない。福島は2年生でこんないい成績を出して、来年、中心となって引っ張ってくれたら」

▼福島
「1日目は完走を目指していて、まさか0で帰ってくるとは思っていなかった。2日目、関大で減点0なのは自分だけで、プレッシャーは多少はあった。プーカは中村さんの持ち馬。いつも合わせてくれる。昨年MDには出たが、130に出場するのは初めて。ずっと馬に助けられていたから、馬を助けるつもりで。4位は結果としては十分すぎるかな。でも今のままではいけないとも思ったから、もっと頑張ろう!と思った。緊張はあったが、経験を踏んでいくしかない。とてもいい経験ができた。この結果は切り替えて総合では最後までしっかりやりたい。団体でいいところまでいきたい」