【野球】吉川3安打完封!投打がかみ合い勝利!

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◇平成28年度関西学生春季リーグ第7節対関学大2回戦◇5月14日◇阪神甲子園球場◇

関学大 000 000 000=0
関 大 300 010 00x=4

(学)佐藤、重田、長谷、朝倉―仲川、浅尾、福田
(関)吉川―高橋

やっとだ。4月3日の京大戦以来の先制点を取り、そのまま波に乗っての白星。選手たちもほっとした表情を見せた。

関関戦第2戦、土曜日ということもあり、観客数は前試合よりも増加。関西大学中・高等部の生徒800人弱もつめかけた。また、1972年に関大が大学史上初の4冠を達成した時の監督であった達摩省一さんをしのぶ会が行われたため、関大側のスタンドは多くの人で埋まった。

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試合前、始球式には関西大学学長の楠見晴重さんが登場した。

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関大の先発は吉川。初回、四球で先頭打者を出してしまう。4番にも四球を与えてしまい、2死ながら一、二塁のピンチを迎える。しかし、5番を右飛に抑え無失点で切り抜けた。

一方関大は一回裏、先頭の多田が左前安打で出塁する。続く杉森が犠打を試みるも決められず、ファールなどでツーストライクまで追い込まれてしまう。しかしここでエンドランのサインが出た。杉森が振り抜いた打球は左中間へ。適時二塁打となり、欲しかった先制点を挙げた。その後も古川の内野安打などで2死満塁とすると、二者連続の押し出し四球で2点を追加し、この回3点を奪った。

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さらに五回、2死二塁とすると、打席には4番の古川。「絶対に打てる自信があった」。左前適時打を放ち、中盤での貴重な追加点を挙げる。IMG_2356

吉川は初回こそピンチを招いたものの、その後はテンポよく投げ続け、九回を3安打9奪三振で完封。打線も8安打で4得点と投打がかみ合った試合となった。対関学大は1勝1敗となったため、15日(日)に3回戦が行われる。「明日も必ず勝つ」と選手たちは力強く意気込んだ。【文:新潟瑞葵/写真:谷 風花・柴村直宏】

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▼早瀬監督
「昨日も積極的に行こうとしたけどうまくはまらなかった。それが今日はうまくいった。1、2番が出てくれたから。多田の調子が少し良くなってきたから、1番にした。今日は長く感じる試合だった。点が取れない試合がずっと続いて、今日はやっと気持ちよく点が入って最終的には勝ったから。重たい感じが続いていたけど、良かった。吉川は本当に成長した。安定感がある。ボール自体も良くなったし、本人も自信がついているから、期待していた。ストレートと落ちるボールを使えていた。まっすぐでファールを打たせられる力がついた。球の力が昨年の秋が終わってから良くなった。今日は達摩さんをしのぶ会があったり、中・高等部の生徒が来てくれたり、関大関係者がたくさん応援に来てくれた。いい試合ができたらと思っていたから、ほっとしている。明日は阪本大に託す。きっと関学大は中内が出てくるだろうから、打線が頑張ってくれたら。打線はずっと三振が多かったから、タイミングを取って振っていくことを意識させた。今日はらしい振りができていた。明日も期待したい。また競ったゲームになるだろう」

▼松山主将
「本当に良かった。初回の攻撃で、多田が出て、杉森がバントから切り替えてのエンドランで、気持ちを強く持って打ってくれた。いつも取れなかったところで、今日は点が取れた。今日はあれだけたくさんの応援があって、初回に先制できたから、応援の後押しが大きい。先制点を取れたことによって、雰囲気も良くなって、余裕が出た。やっぱり先制点は大事。初回の3点は本当に大きかった。吉川はしっかり抑えてくれていたから、点が取れてテンポ良く投げてくれた。初めて投打がかみ合ったと感じた。長かったけど、ここまできたらやるしかない。チームもベンチも雰囲気が良いから、気持ち強く持って明日も臨みたい」

▼吉川
「近大戦で延長を投げきって、連戦で次の日はサヨナラ負けをくらっていた。今日は絶対に落とせないとチームの雰囲気もなっていたので、自分が0に抑えることができて良かった。冬にウエイトや走り込みを強化して、フォームも細かいところは考え直してきた。キャンプで手応えを感じた。左腕をうまく使えていないと指摘されたので、左腕1本の使い方を念入りに考えた。下側になっていたのを、上に、左胸に抑えて、バランスよくフィニッシュできるようにした。初回は観客もたくさんいていつもと雰囲気が違ったことで少し飲まれていた。球自体は悪くなかった。思った球といった球のギャップを感じていたけど。走者2人とも四球で出してしまい、ボールが先行したら流れが悪いので、コース狙わず中めがけて投げたら、いい感じに散って打ち取れた。自分の持ち球で1番自信を持っているのはシンカー。最終回もシンカーで打ち取った。達摩さんのしのぶ会があって、こういう日に先発できて、いい結果になって良かった。九回通して投げ切れたことが良かった。野手が先制してくれて、中盤でも1点追加してくれたから、気持ちよく投げられた。これを1-0とか接戦の状態でもできるようになったら自信になると思うから、このピッチングを続けたい」

▼杉森
「今日はとにかく負けたら後がなかった。負けられない。追い込まれていた。全員で束になって戦おうと言っていた。昨日多田がバントを決められなかったことで、今日は1・2番が入れ替わっていたのだと思う。でも、自分も最初バントが決められず、エンドランのサインが出ていた。最低送るつもりで。もちろんヒットは狙っていた。結果的に打てて良かった。明日も今日と一緒で、どれだけチーム内の勝つという気持ちが強いか。明日、必ず勝つという気持ちで向かいます」

▼古川
「昨日もチャンスがあった。勝岡さんが走者を送ってくれたのにもかかわらず、打てなかった。4番らしくなかった。試合後、千里のグラウンドまで戻ってバットを振り込んできた。自信をつけてきた。今日も昨日と同じような展開で自分に回ってきた。自分で決める。何も考えずに振りぬいた。練習したということもあり、絶対打てるという自信はあった。明日は勝つしかない。今日スタンドに来てくださった方々に、結果で恩返ししたい。勝って恩返しできたらと思う」