【バスケットボール】「自分たちの良さが出た試合」。前日から切り替え快勝を挙げる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

◇2019年度関西学生リーグ戦第10戦目◇対京都先端大◇10月27日◇関西外国語大学◇

[第1Q]関大28―14京都先端大
[第2Q]関大22―12京都先端大
[第3Q]関大18―14京都先端大
[第4Q]関大21―17京都先端大
[試合終了]関大89―57京都先端大

前日に大産大に敗れ、1部昇格への道が途絶えた関大。一夜明けた選手の表情からは、残り2戦切り替えていこうという意思が読み取れた。試合も序盤からパス回しと運動量で相手を圧倒。試合後「年間通して心がけていたことを体現してくれた」と、房本浩希コーチも選手たちを称えた。

開始直後、ファウルで相手にフリースローを与え先制点を許す。だが、関大もすぐに山中萌(法4)のスリーポイントシュートで逆転に成功。ゾーンディフェンスで中を固めてくる相手に対し、速いパス回しで対策をする。試合が大きく動いたのは3分。代わって入った高島陽和(安全2)がスリーポイントを沈めると、ここから関大の攻撃は加速。ディフェンスリバウンドから一気に相手陣内へボールを運ぶと、いい位置取りをした小幡美乃里(文4)が次々に得点を重ね点差を広げる。終わってみれば28得点を叩き出し、大量リードでこのクオーター(Q)を終えた。


△山中


△高島


△小幡

第2Qも新井紫予(政策2)のリバウンド奪取から新井夕佳(人3)がレイアップを決め得点が動く。攻撃の手を緩めることは無く、永田舞(安全2)が積極的にドリブルで切り込み、チャンスメークをする。小幡、山中ら4年生の連続スリーなどでさらに点差を広げた。


△新井紫


△新井夕


△永田

後半になっても関大の足は止まらない。1年間取り組んだルーズボールへの反応で相手を大きく上回る。交代で出場した選手も積極的な動き出しで相手を翻弄(ほんろう)。終盤には期待の1年生・堀口葵衣(人1)も出場し得点を挙げた。


△乕田優香里(経1)


△五十子玲奈(政策3)


△堀口

第4Qでは多くのベンチメンバーもコートに立つ。菰方智恵子主将(人4)も攻守にわたってチームを牽(けん)引。中盤には豪快なドライブでバスケットカウントを獲得し、見事得点を挙げた。終盤には新井紫が相手のファールを誘発。獲得したフリースローを全て決め試合を締めた。


△菰方


△竹内彩寧(政策3)


△奥谷楓(人1)

「全員が気持ちを切り替えて来てくれた」と菰方主将。昨日の悔しさから一転、この日のコートとベンチの表情は明るかった。リーグ戦も残すは1試合、その先にはもう試合は無い。最後の相手は現在2部1位の関西外大。厳しい試合が予想されるが、「関大らしさを出して終わる」と主将の言葉にもあるように、最後まで持ち前の明るさと、今年1年間やってきたことを発揮し、有終の美を飾る。【文:北島大翔/写真:高木満里絵】

▼房本コーチ
「相手のやりたいことがわかっていたので、バスケットをやる上でいかにそれをさせないかというところを心がけていました。雰囲気的には昨日の段階で黒が付いてしまって、現実的に(昇格は)難しいというところを切り替えてくれて、4年生を中心にチームを作っていってくれた。僕らがやらないといけないことは、背が低いチームなので転がっているボールをどこのチームよりも早く取るというところ。年間を通して心がけていたことであるのでそれを体現してくれたのかなと感じます。今日は早い展開でリズム良く攻める時間帯が多くて、得点につながった。まだまだ、ボールを持って考えるという時間が多いので最後(関西)外大と試合するまでに修正したい。(キーマンを挙げるなら)全員良かったが、あえて挙げるならリーグ全体を通してですけど小幡。スリーポイントは脅威ですし、決まるとチームもノリ出す。もう一人は永田。積極的にカットインからのレイアップていうところでチームを引っ張っていってくれている。(最後の試合に向けて)絶対勝って終わらないと、リーグ戦が終わった気がしないので絶対勝ちます」

▼菰方主将
「昨日負けてしまって、入れ替え戦が無い状況で切り替えて臨もうと言っていた。そういう意味では全員が気持ちを切り替えて来てくれた部分とディフェンスからオフェンスの部分を速くすることが出来ていたのがあったと思います。ルーズボールへの反応は自分たちの強みで1年間を通してずっとリバウンドルーズとそれに対してのフォローをやってきた。常にそこを意識してやってきたのと昨日負けた分関大が何をやっていかないといけないのかをきっちり抑えてやろうと言っていたので、そこが出来ていたと思います。(ベンチメンバーも活躍しての勝利だったが)スタートが頑張ってくれた上での控えの選手が頑張りだと思う。点数が開いた状態でも相手が攻勢に出てきたからやりやすかった部分はある。でも、しんどい状況で交代して出たときにしっかり得点が取れるかというのが控えのメンバーの役割だと思う。得点は取れてたことはすごく良かったけど、そこを強い相手にもできるようになりたい。ラスト一戦になるんで、勝っても負けても自分たちは最後ということ。自分たちがやるべきこと全部をやって、関大らしさを出して終わるのか逆に上手いこといかないでと終わるのかでは自分たちにとっても、新チームにとっても重要なものになると思う。今シーズンの自分たちの良さを発揮していきたい」

▼山中
「(昨日負けて)すごい悔しかったし、自分たちの入れ替え戦がなくなったというのは精神的に厳しい部分はあったが、昨日負けたからと言って残りの2試合負けていいという風にはならないし、自分たちがやってきたことをどれだけ出せるかが大事っていうのをミーティングでも話していた。4年生としてそういう姿を最後まで見せるのは大事だなと思ったし、笑って終わりたいから、全員で気持ち切り替えてコートに立った。(今日のゲームでは)出だしは相手がゾーンしてきて足が止まってしまったが、自分たちのディフェンスも機能していたし、打つべきところでスリーポイントなども打てていたので、そこは良かった。(自分たちのバスケットとは)サイズが小さい分、ディフェンスでどれだけ足動かして守れるか。ディフェンスがうまくいけばオフェンスもうまくいくというのは今シーズンずっと試合してきて分かっていることなので、ディフェンスから流れを作らないといけないなと。守り切ってブレイクで走り出すのが関大らしいバスケットかなと思う。(ラスト1戦)(外大は)簡単に勝たせてくれる相手ではないが、自分たちは失うものはないのでどれだけチャレンジャーとして挑めるか。ミーティングでキャプテンが言っていたけど、自分たちのバスケットを100㌫出し切って次の代に繋げていくというのが大事になってくると思う。今まで試合10戦やってきて、自分が出し切れるところはその都度出してきた。後悔はないので、あと1戦思い切ってやるだけ。出し切るだけだと思っている」

▼小幡
「昨日負けて今日切り替えていこうと言った中で、相手がスタートからゾーンをやってきたのでいつも通りにパスを回して攻めるということができていた。ディフェンスの面も選手のファウルが多く出てしまったが、守り切れたのは良かったかなと思います。(スリーポイントについて)昨日に比べてもプレッシャーが全然無くて、打ちやすかったので積極的に狙った。打ったら入るかなと思ったら決まってくれました。パス回しでパスフェイクを使いながらディフェンスを崩すスタイルが出来ていたのでノーマークの状況を作れた。(最後のリーグ戦に向けて)もうなにも残っていないので、チャレンジャーとして自分たちがやってきたことを全て出し切って勝ち切ることが出来ればと思います」