【ホッケー】王者に完敗。インカレベスト8で終える

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◇第68回男子全日本学生選手権大会準々決勝◇対山梨学院大◇10月26日◇於・大井ホッケー競技場◇

[第1Q]関大0-3山梨学院大
[第2Q]関大0-2山梨学院大
[第3Q]関大0-3山梨学院大
[第4Q]関大0-1山梨学院大
[試合終了]関大0-9山梨学院大

全国覇者の壁が大きく立ちはだかった。目標のベスト8進出を達成し、さらなる上を目指して挑んだのは全日本インカレ4連覇中の王者・山梨学院大。「レベルが違った」(近藤弘明主将=環都4)と、終始相手に圧倒される展開に。全4クオーター(Q)を最後まで駆け抜けたが、結果は完敗となった。

試合開始40秒でいきなりボールを押し込まれ、スタートからその強さを見せつけられる。しかし、ひるむことなく守りを続け、その1分後の相手ペナルティーコーナー(PC)では相手シュートをゴール枠外に外すことに成功。左右サイドに振り回されるが、必死に追いかける。開始5分を過ぎたところで、FB濱口達也(シス理4)からFW山田慧人(政策3)にロングパスが通るが、得点には至らず。その後、4回もの相手PCのピンチで2点を失い、3点差で第1Qを終えた。


△GK若生知嵩(化生1)

第2Qでは、MF上田隆之介(文2)とMF森川大(人3)が続けざまに退場し、大きく戦力ダウンを強いられてしまう。しかし、そんな中訪れたピンチも、若生の好セーブや、MF平尾波輝(法4)、FB水川幹也(経1)らの粘り強いディフェンスで得点を許さない。だが、相手PCでピンチはまたもやってくる。必死にゴールを守るが、ボールはゴールへと押し込まれてしまう。その後も、なんとかボールを手にしては奪い返され反撃すらできず。0-5で前半を終えた。


△平尾


△水川

第3Qは、U21日本代表経験のある相手・西川のハットトリックを決める追加点を許し、後半も圧倒されてしまう。PCやフィールドゴール(FG)での失点が相次ぎ、残り時間8分半時点で8点差にまでその差が開く。すばやいパス回しをただ追いかけることしかできなかった。

なんとか一矢報いようと挑んだ残り15分の最終Q。このQも3度のPCのチャンスを奪われたが、ディフェンス陣の好守が光り、1点に抑える。最後まで得点することはできなかったが、最後までボールを追い続け、強豪との一戦を終えた。

悔しい全日本インカレ幕切れとなった。圧倒的な相手のプレーに、「声をかけたらいいか、なんて言えば打開できるか、全然浮かばなかった」と、近藤弘主将も唇を嚙んだ。だが、この大舞台で得たものもある。「前の試合で悪かったところを次の試合で修正できるようになった」と、ディフェンス面を中心に修正力を身に付けた。これからリーグ戦は終盤にさしかかる。悲願の1部昇格に向け、この悔しさをバネに勝ち進む。【文/写真:中西愛】

▼近藤弘主将
「強かった。法政大に勝てたから、もしかしたら山梨学院大も、と思って挑んだが、レベルが違った。外からの声かけがメインだったが、今日に関してはなんて声をかけたらいいか、なんて言えば打開できるか、それが全然浮かばなかった。プレーで悔しいのはあるが、個人的にはそこが悔しかった。みんなを鼓舞しきれなかった。(良かったところは?)GKはすごく良かったし、ディフェンスでもうまいドリブルに対して、多少は怖いから少しは身を引くのかなと思っていたが、そんなことはなく粘って粘って。前の試合に引き続きディフェンスはよく頑張ってくれた。ただ、それを凌ぐパス。PCもすごいスピードでやられるし、完敗。(途中モチベーションは下がった?)俺もかける声がなくて若干そういうところがあったし、選手は選手で無論もっとどうしたらいいかわからなかっただろうし。ハーフタイムで出てきたときに声をかけたが、士気自体は高くはなかった。ただ、第4Qに1失点に抑えることができた。そこそこ良かった。(大会を通して)前の試合で悪かったところを次の試合で修正できるようになった。その中に、ディフェンス面が含まれている。修正する力が、このインカレで一番得られたもの。(リーグ戦に向けて)そこが1番重要。去年のようにならないように。みんなとしては昨日いい試合をして負けて、いい経験になったと思うし、後味悪いと思うし。こんなにぼこぼこにされていい気持ちで帰れるわけではない。という風に考えると、ここでの負けはリーグ戦を勝っていくにはいい材料になると思う。ここで気持ちが切れないためにもいい試合だった。次の2試合、そして順位決定戦と勝ち抜けるように。圧倒的に勝つことを達成できるように、このインカレの反省を経て修正して、1部上がってもやっていけるチームにあと2カ月ちょっとで作っていきたい」

▼濱口
「これから残りリーグ戦に向けて、今までの1番の格上なのでしっかりと戦おうと。開始1分で次元が違うなと。PCを取られる回数も多かったし、精度が高いので点を決められることが多かった。手も足もでなかった。1つ1つのプレーの精度も高いし、ドリブルのかけ幅も大きかったので、1発で行くつもりはないのに、気づけば横を抜かれていたりする。全然違った。(インカレを振り返って)目標だったベスト8を達成できたことが非常に良かったと思うし、法政大に勝てたのは57年ぶりらしいので、それもいい収穫。最後に、日本トップレベルの山梨学院大とも試合ができて。残りのリーグ戦に向けて、すごくいい経験ができた。ここでリーグ戦で負けてしまうと、法政大に勝ったことが意味なくなってしまう。圧勝して、優勝、1部昇格につなげていけたらなと思う」