【バスケットボール】大院大に食らいつくも敗戦。「自分たちのいいところを最後の2試合でもう1回出せるように」

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◇2019年度関西学生リーグ戦第16日目対大院大◇10月27日◇大阪産業大学◇

[第1Q]関大15-18大院大
[第2Q]関大24-25大院大
[第3Q]関大13-29大院大
[第4Q]関大22-15大院大
[試合終了]関大74-87大院大

なんとか残し続けていた全日本インカレへの道は前日、天理大が近大を下したことで断たれた。それでも試合は続いていく。難しいメンタルのなか男バスは大院大との一戦に臨んだ。2次リーグで好調を維持する相手に対し、前半は流れをつかみ切れないながらも食らいついた。しかし、第3クオーター(Q)に一気にリードを奪われると巻き返すことはできず。白星を挙げることはできなかった。

相手ボールから始まった第1Q。先制を許したが、西村晴人(商1)のジャンプショットや関野日久(はるく=文4)のスリーポイントが決まる。そこから約4分間スコアが止まるも、足立臣哉主将(人4)のスリーポイントを皮切りに、岸のシュートや関野の連続得点でなんとか食い下がる。3点ビハインドで第2Qへ。


△西村


△関野

第2Q最初の得点は相手のスリーポイント。流れをつかまれるかと思われたが、ここで中谷颯吾(情4)のスリーポイントが2本リングを通過。秋岡和典(人3)の1対1や関野のミドルからのショットも決まり相手に詰め寄る。細かいパス回しから相手のディフェンスに隙を作ると、岸拓也(経2)のスリーポイントが立て続けに決まり、この日初めてリードを得る。だが、相手の連続スリーポイントが決まり再びリードを許し、前半を終える。


△中谷


△岸

勝負の分かれ目となったのは第3Qだった。相手にリバウンドを制されることが増えるとセカンドチャンスをものにされ大量得点を許す。その一方で関大の得点はことごとく封じられる。相手の攻撃を止めきれない時間が続くと、チームファウルがたまりフリースローを何本も献上。終盤秋岡のカットインや中谷のスリーポイントが決まったが点差を一気に広げられる苦しい展開となった。


△秋岡


△足立主将

最終Q、チームディフェンスから相手のミスを誘い得点を挙げるなど意地を見せる。足立のスリーポイントや西村のカットイン、途中出場の下田竜至(情2)のフリースローで得点を伸ばす。終盤には関野、西村がスリーポイントを沈め、この日唯一の、相手の得点を上回る10分間となった。


△下田

目標への道が閉ざされ、敗戦も続き苦しい時が流れている。だが、「チームに残せるものっていうのをやっぱりコートで表現することがいまの自分の仕事」と足立主将。泣いても笑っても、このチームで戦うことができるのは残り2試合。この1年間、味わってきた様々な思いや経験を注ぎ込み、勝利を目指す。【文/写真:金田侑香璃】

▼尾﨑HC
「ゲームプランは基本的にいつも変わらない。相手のエースの吉井のところをどれだけ止めるかっていうところだった。(前半は)ショットが入っていた。ただ、40点ぐらい取られてるので、ディフェンスの面で苦しんでた部分はあった。3Qの出だしのところでリバウンドをやられだして、そこから後手に回った。そうなるとああなっちゃう。今年負けているときに関しては一貫してそういうゲーム。最後は4年生が意地を出して走り切った。関野も足立も中谷も出て、ハードワークしてやってくれた。そういう姿を見れたのでそこの部分は良かった。相手がゾーンなので、あとはリバウンドで苦しめられるので、やっと取れたリバウンドからファストブレイクは出ない。そこの弱味はあったと思う。(全日本インカレ出場がなくなった)その中で、難しいメンタルのところで前半は耐えてくれたけど、後半は苦しかった。流科大にもちろん勝つつもりでやるし、最後関学とやって終われるっていうのがある。そこをモチベーションにやっていかないといけないと思う。4年生はそこの部分は大丈夫だと思う。下級生のリバウンドとか、そういう部分の徹底できてない甘さをこの1週間で消さないと新人戦も、来年も(結果は)出ない。けが人がいるって言ったとしても、出ている選手でどれだけやっていけるかが重要になってくるので、しっかり修正していきたい。(残り2試合)走るだけ。うちにはそれしかないから。16試合が終わって、いいときと悪いときっていうのがどういうときかっていうのは自分たちで分かったと思う。そこに対してこの1週間準備をして2試合、最後関学に勝って終われるようにやります」

▼足立主将
「1Qとか、序盤は粘ってそんなに点差も開けられずに、序盤は結構我慢して付いていくことができた。自分たちの流れではなかったけど、いつ乗れてもおかしくない状況をずっと作れてた。やっぱり最後は向こうが外から結構決めだしたり、相手の流れになったときにこっちがそこでターンオーバーが続いたり、リバウンドが取れなかったりっていうのが結構続いてしまった。そこでしっかり我慢してずっとやり続けることができなかったので悔しいです。しんどかったけど、最後なので。どんな状況でも自分がチームを引っ張る姿とかそういうのを見せないといけないっていうのは多分尾﨑さんは思っていたと思う。何分出ていようと、チームに残せるものっていうのをやっぱりコートで表現することがいまの自分の仕事だと思っているので、どんな状況であってもしっかりチームを引っ張って鼓舞していくのを今日はやり切れなかった部分があったので来週に向けてそういう立場でプレーするっていうことを意識してやりたい。昨日も今日もあまりいい試合ができていないし、結果的に負けが続いている。まずは土曜日の流科との試合で自分たちの戦い方とか勝ち方っていうのをもう一度思い出せるようなゲームをして、日曜日の関学戦で今まで、この1年間を通してやってきたこととか、自分たちの雰囲気っていうのをしっかり出し切って勝てるような1週間の過ごし方をしていきたい。(16試合を終えましたが)1巡目よりも2巡目の方がいい試合ができていると思う。チームとしてもリーグを通して成長できている。今はちょっと雰囲気があまり良くなくてっていう展開だけど、やっぱり最後のあと2試合できるっていうことでもう一度自分たちの流れ、自分たちのいいところを最後の2試合でもう1回出せるように今までの16試合の経験を最後一番反省とかをしっかり修正していいゲームができたらと思う」

▼関野
「逆にもう負けてもつらいとかじゃなくて、一戦一戦やっていって今日は勝った、今日は負けたっていうだけ。1年生の時から、自分の中で積み上げてきたことは、一生懸命声出して、一生懸命頑張るっていうこと。なのに、今日は疲れてたのもあってあまり声が出せなかった。頑張る姿勢はいつもと変わらなかったけど、みんな頑張ってるそのなかで一番声を出すっていう自分の特徴を出す、そういうところを後輩に見せることができなかったのはちょっと残念だった。学院は2巡目強いと思っていて向こうのガードも上手くなっていたし、今日は14番の安田もよくシュートが入ってたし、抑えるべきポイントで抑えられていた71番のシュートとかは抑えられてたけど、やっぱり強い吉井の1対1を抑えられなかったし、そういう約束事も徹底できていなかったからちょっときつかった。前半は相手がゾーンをしていて、向こうはコート内で対応する力があまりなかったから、自分が普段しないミドルジャンパーとかを打ってそれでちょっと寄ったら岸のスリーポイントが空いて、みたいなそういう風にオフェンスがつながってしまっているのに対応できていなかった。前半からもっとオフェンスを展開して余裕を持っとかないといけなかった。逆に後半は、岸のスリーポイントを作るためだけに動いてしまって、他のポイントが全然生きていなかった。それこそ、いろんな選択肢を持って攻めるっていうことをもっと頭に入れて戦わないと得点は増えないなと。インサイドを絞っていても向こうは43番も14番もインサイドプレーヤーでいてその上8番もいるから、やっぱり大きかったしガツガツくるから、枚数をしっかり増やして戦わないといけなかった。今日はあまりそれができていなかった。リングの近くに落ちたボールを取られるというより、ちょっと広がったボールを取られてた。やっぱりそういうのは外周りが対応しないと対応し切れない部分があるから、そういう意識が弱かったなと思う。自分は熱くなったら好き勝手して滅茶苦茶してしまうタイプなので、尾﨑さんに止められてるから接戦の時とかは冷静に、冷静にって思ってる。もう勝負が決してしまっている状況だったらある程度好きにやってもいいかなって思って。自分はバスケットのシステムとかも結構好きだけど、やっぱり最終的には1対1が強い奴が一番強いって結論が付いてる。ガツガツ行く奴が一番嫌ってなってるから、そういうときにガツガツいってちょっとでも点を増やすことでチームが明るくなるかなって。だから、最後はガツガツいきました。自分らの試合の後に天理大学が近大に勝って、(自分たちの)インカレ出場がなくなってしまった。自分は精神力は強い方だと思っていたけど、結構傷ついてた。だけど、絶対に切り替えようって自分で気持ちは作っていたから試合に入ったときも自分は結構気持ちを楽に迎えられた。けど、周りがそうかと聞かれれば違ったから、4年生がもっと周りにアプローチできたら良かったかなと思う。残り2試合…なんか早かったかなと思います。俺は1年の時は消化の45秒しか出ていないし、2年の時はたぶん半分ぐらいしか出てないし、3年の時はけがをしてほぼ出なかった。4年で初めてフルで出て、その上でやっぱり短いなって感じた。負けてても短いと感じるのはきっと自分は相当バスケが好きなんだろうなって思う。だからあと2試合、精一杯楽しんで頑張ろうと思います」